http://www.asyura2.com/10/senkyo101/msg/430.html
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http://tamekiyo.com/documents/original/20101129.html
掲載2010年11月29日
英雄を待望する大衆心理〜ウィキリークスとビートルズ〜
ウィキリークスについて日本のマスコミも取り上げ始め、注目が集まっているようである。以下のような報道もなされている。
日本・中国関連情報も公表へ＝スイス移住検討−ウィキリークス創設者
【ジュネーブ時事】民間の内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジ氏は５日、時事通信に対し、近く公表する多数の機密文書について、日本や中国に関するものも含まれることを明らかにした。具体的な内容については言及しなかったが、早ければ年内にもウェブ上などで公開する方針という。（後略）（2010/11/06-05:34）
本日もこのようなニュースが出ている。
駐韓米大使、北の体制崩壊で協議…米公電公表
【ワシントン＝黒瀬悦成】民間の内部告発サイト「ウィキリークス」は２８日、米政府から入手した外交公電約２５万点の公表を始めた。
公電には、北朝鮮の体制崩壊を想定した米韓両政府の協議や、北朝鮮からイランへのミサイル輸出に関する情報などが含まれ、米国の外交活動に著しい悪影響が出る可能性がある。（略）
また、同月打電された別の公電は、イランが、西欧やモスクワに到達可能な核弾頭搭載型の中距離弾道ミサイル「ＢＭ２５」（射程３２００キロ・メートル）１９基を北朝鮮から入手したとの米情報当局の分析を紹介。
さらに、１月の公電は、中国政府が、インターネット検索最大手グーグルへのハッカー行為を主導していたとしている。
問題の公電は、今年２月までに米国務省と世界の約２７０の米在外公館が交わしたもので、機密文書約１万５０００点が含まれる。ギブス大統領報道官は２８日、「米外交政策上の利益だけでなく、世界中の友邦国にも重大な被害を及ぼす」として、「強く非難する」との声明を発表した。
（2010年11月29日11時58分 読売新聞）
ウィキリークスの代表、ジュリアン・アサンジは、スウェーデン人女性を強姦した容疑で逮捕状が出ていたが、これについてはスウェーデンの検察当局が撤回したそうである。
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082101000629.html
それはともかく、当サイトでは、8月にウィリアム・イングドールによる次の情報を出している。
怪しい臭いがするウィキリークスのジュリアン・アサンジ
http://tamekiyo.com/documents/W_Engdahl/assange.html
これと合わせて、上に紹介したような記事を読むと、今後公表していく日本と中国に関する情報というのは、北朝鮮を悪者扱いすること（朝鮮戦争を煽ること）が目的かもしれない。北朝鮮が悪者なのは間違いないが、その背後に米国など国際変態ネットワークがいるところまで暴露するのかどうかがポイントだろう。北朝鮮が単独で核兵器を開発しているという話は、「あまり訓練されていない19人のアラブ人が、普通のカッターを武器にして米国の商用ジェット4機の進路を変更し、93分間も空軍NORADに邪魔されることなく、ツインタワーとペンタゴンに奇跡のような突撃を完遂すること」と同じぐらい、奇想天外であり、常識的にはありえない話である。だが、ジュリアン・アサンジは、911事件については米国政府の公式見解を疑わないそうだ。
今回の朝鮮半島の騒動について、歴史を教訓にして真意を知るために、『完全支配・金融編』として来年2月刊行予定のウィリアム・イングドール著"Gods of Money"の一部を紹介しておく。
1950年6月25日、韓国から衝撃的なニュースが世界に広がった。北朝鮮軍が大々的に南に侵入したというのである。だが、当初、報道は矛盾していた。マッカーサー将軍と日本を旅行していたアメリカ人歴史家のジョン・ガンサーは、ソウルからの電話を興奮して報告する将軍の側近の言葉を直接聞いている。「韓国が北を攻撃した！」
また、ワシントン版の事実説明に疑問を投げかける事実として、ソ連の一時的な抗議ボイコット中に、米国は国連安全保障理事会の臨時会を招集している。つまり国連の「平和維持軍」（実態はマッカーサー指揮下の米軍）に「北朝鮮の攻撃を阻止」させる決議をしたとき、モスクワは不在で拒否権を行使できる状態になかったのである。また、米国政府と大使館が都合よく発表しなかった事実がある。韓国の空軍は、北朝鮮が南で6月25日の反撃を行う2日前に北の標的に繰り返し爆撃を行い、韓国の軍隊は北の海州(ヘジュ)に入って占領していたのである。
こうした事実に反し、「国連」の介入（「国連の警察活動」と名付けられた）を推進する米国政府は、共産主義の北が不当にも大々的に南に侵攻開始したと主張するばかりで、この見解がその後何年も米国の公式プロパガンダとして繰り返されることになった。
この朝鮮戦争の結果、「ソ連脅威論」が定着し、冷戦ビジネスが長期安定成長することになった。今回は面白いことに、それとは正反対であり、ロシアがNATOに加盟するかもしれないという情報が流れている。何を計画しているのだろうか。（参考：ＮＡＴＯ：「世界の警察官」へ ：毎日ｊｐ）
日本のマスコミも、ウィキリークスとジュリアン・アサンジを英雄視し始めた。例えば次のような記事。
日本にもウィキリークスが必要だ
http://www.newsweekjapan.jp/column/takiguchi/2010/11/post-249.php
また、「メディアのウソを暴き真実を追及すべく３６５日毎日配信」するという、元外交官の天木直人氏は、ブログでアサンジのことを絶賛している。
アサンジ氏に会わせてくれたＮＨＫクローズアップ現代に感謝する
http://www.amakiblog.com/archives/2010/11/04/#001730
私はテレビを見ていないので、この番組を見たわけではないが、どうしてNHKが彼のことを「クローズアップ」するのか、「メディアのウソを暴く」と豪語する方ならば、想像できるはずだと思う。元エリート外交官の天木氏の足元にも及ばない単なる「無職のおじさん」の私などは、相当に慎重にならないと情報操作にやられてしまうと、自戒の念を新たにする次第である。
なお、ブログなどで私のことを「翻訳家」という高尚な肩書きで引用して下さる心やさしい皆様には感謝の気持ちでいっぱいである。だが、より実態を正確に表現する肩書きとしては「ほぼ無職のおじさんである為清勝彦氏のサイトでは」とか、「暇つぶし程度に無料で海外の記事を翻訳・紹介している為清勝彦氏（暇人）のサイトでは」という感じで、とても信用するに足りない暇人の情報である点を強調しながら紹介していただけると更にありがたいと思っている（権威を鵜呑みにする人間には、読んでもらわなくてよいからである）。
（おまけ） タヴィストック研究所がプロデュースしたジョン・レノンが、世界統一政府のイメージを美しく歌った「イマジン」の替え歌で、「ヒマジン」というのを作ってみた。
Himagine （ヒマジン）
Himagine, there's no heaven （暇人よ、天国などないのだ）
it's easy if you try （その気になれば簡単だ）
no hell below us （暇人になれば地獄もない）
above up only sky （上を見ても空があるだけだ）
Himagine all the people living for today...（暇人はみんなその日暮らしだ）
Himagine, there's no countries （暇人よ、国などないのだ）
it isn't hard to do （暇人になるのは難しくない）
nothing to kill or die for （人を殺すのにも手間がかかる）
no religion too （宗教だって信じるだけ面倒くさい）
Himagine life in peace...（暇人の生活は平穏である）
Himagine, no possessions （暇人には所有物はない）
I wonder if you can （持てるもんなら持ってみろ）
no need for greed or hunger （欲があるから忙しくなる）
a brotherhood of man （暇人の同胞愛）
Himagine all the people sharing all the world... （世界には暇人が充満している）
you may say I'm a dreamer （私のことを寝ぼけていると思ってるんじゃないか？）
but I'm not the only one （だが、他にも寝ぼけたやつはたくさんいる）
I hope someday you'll join us （君にもそのうち伝染するはずだ）
and the world will be as one （そして、暇人が世界を統一する日が来るのだ）
（参考）ビートルズは麻薬の伝道師としてNWOが世に送り出した （カレイドスコープ）
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-date-201007-12.html
彗星のごとく登場したというところが、ビートルズもジュリアン・アサンジも共通している。
関連情報
北朝鮮のミサイル (Apocalypse Now) 「飛ぶ飛ぶ詐欺」http://apocalypsenow.jugem.jp/?eid=20
誰がウィキリークスの背後にいるのか？ (ROCKWAY EXPRESS)
（新世紀人コメント）
慌テンボウはいつも躓くようでありこの性質はなかなか直らないようだ。
振り返って反省する必要が無くしたがってその機会もないからだろう。
その分だけ幸福なのだろうと見るほかはない。
日本が変わるときは幸福な人が大多数ではなくなる時だろう。
ウィキリークスは総ての顔を出している訳ではない。
で？ 尖閣ビデオを露出させた海保保安官はウィキリークスの人物だったのですか？
関係ない？ そうでしょうな。
保安官は未編集の全ビデオを露出すればよかったのに。
それはしない？
何故？ 不都合だから？ そうだろうね。
ウィキリークスも同様でしょ。
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