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2010-12-05 16:37:40
最近、拙ブログの「愛読者」の(と、かってに思い込んでいる)方々から、気になる反応があります。
「相変わらず、がんばっていますね。。。」
「遠いパリから日本を憂うあまり。。。」
「切歯扼腕のあまり、歯がすり切れているのでは。。。」
激励頂いている、と受け取るものの、何となく「揶揄」されている気がするのは、思い過ごしなのでしょうか。
何となく、『ウザイ』と受け取られているとしたら。。。
毎日毎日、気がつけば「罵っている」自分に、自分自身でも少し引いている事は事実なのです。
もし、「鬱陶しかったら」そのように御忠告頂けると、嬉しいです。
それにしても。
なぜか、以前の記事の一覧を見てしまったのですが、一年前の物も、二年前の物も、タイトルを見る限り、本日書いた記事である如くに、何の違和感も無いのです。
「昔の名前(タイトル)で出ています」で今だに全部済んでしまう程、日本の社会流れは、変わらない事を再認識しました。
『デジャ・ヴュ』どころでは無い。
政治の国民からの乖離。
政府の鈍感さ。
官僚の突出ぶりと、思い違い。
国民同士での、無理解。
国民と国との相互無理解。
社会の勘違い。
マスコミ、官僚、政治家、国民、の相関関係。
国の将来を感じ取れない、政治家。
国の将来を感じさせ様としない、マスコミ。
皆、夫々が、てんでんばらばらに、好き勝手に自己主張を繰り返すだけの、日本社会。
森の中にひしめいて、木を見ずに、外の世界の事を気にする。
先ず、目前の「倒木」を取り除く事が必要なのに、気がつかない。
ましてや、見えない「外の世界」を正しく判断出来る訳は無い。
遠くから見ていると、「そのように見えてしまう」のです。
その度に、何か発言しようとすると、「罵詈雑言」になってしまう。
そのような事を「連日繰り返していると」、鬱陶しくなってしまうのかも知れません。
▶阿久根市長失職…住民投票でリコール成立(読売見出し)
この方の事は、良く判りません。
限られた情報で、偏った判断をしたくない為、ここ一年くらい彼についての論評は控えてきました。
ただ、一年程前に書いたブログで、彼の発言から「差別用語」に関する見解を書きました。
↓
<差別用語再び>/あの<阿久根市長>でもまともな事を言う事も有るらしい!?
http://blog.goo.ne.jp/veritas21/e/e6d6beebc480f1676c352c6e1e37724c
その時点で、彼の擁護をしたものの、彼についての入って来る情報は否定的な事ばかり。
そこへ持って来て、昨今「河村名古屋市長」と「橋下大阪府知事」等との連携の動き等が聞こえて来ました。
増々、解らなくなって来た。
>住民投票の当日有権者数は1万9756人、投票率は75・63%だった。同委員会は有権者の過半数に達する1万197人分の有効署名を集め、10月に解職を本請求。竹原氏の手法を独善的と批判し、「市政を市民の手に取り戻そう」と訴えてきた。
【読売新聞/12月5日(日)23時47分配信】
市議会を開催せず、独断で事を進めて行くやり方は、それだけ聞けば確かに批判に値する。 というか、とんでもない事だ。
市職員への、かたくなな処置に関しても同じ事。
しかし、橋下さんや河村さんらの、議会相手の悪戦苦闘ぶりを見聞きするにつれ、又一部の「地方公務員」のいい加減さを知るに連れ、この竹原阿久根市町の取って来た行動に、何らかの必然性もあったのかもしれない、とも思う様になったのです。
全く、細かな情報を持ち合わせない私としては、「片手落ちの判断」をしたくないので、この話題はこれ以上進めない事にします。
ただ、河村名古屋市長の、対市議会での苦闘に、何らかの通ずる物も感じました。
それにしても。
国政の急速な右傾化には、心配を通り越して「危惧」を覚える仙谷菅政権ではある。
▶<武器輸出三原則>首相、見直し巡り苦悩 福島党首と会談へ(毎日見出し)
>仙谷氏や北沢氏ら4閣僚は3日夜会談し、米国に限っている武器の国際共同開発・生産の対象を他国にも広げ、国連平和維持活動(PKO)などで活用した装備品を相手国に供与することを認める方向で一致した。
>戦闘機などの共同開発が世界的潮流となり、このままでは日本の防衛産業が低迷しかねない、との危惧がある。関係閣僚の見直し方針は、党の提言を追認した形だ。
【毎日新聞/12月5日(日)20時59分配信】
早い話が、防衛産業が心配な訳である。
国の安全が心配なのでは無く。
お得意の「アンポ」で、日本の防衛は『米軍』が保証してくれている、と思い込んで要る以上、「日本の防衛が心配」なのでは無い筈だ。
先の韓国海軍哨戒艦への攻撃問題から始まって、尖閣諸島問題、ロシア大統領の国後島訪問、北朝鮮の韓国領土砲撃、と次々続く「格好の宣伝材料」を得て、与野党(社民共産以外)こぞって「好戦的」な空気を募らせて来た。
未だに「イラク侵略戦争参戦」への、検証も考察も、全くなされていない我が国の政治風土において、「国際化=戦争肯定」という勘違いの線上にある、武器禁輸への見直しの流れである。
社民党の如き「動脈硬化」では困る。
しかし、「平和憲法を護持する国家」としての、原則論を踏み外してはならない、と思う。
ただでさえ、日本の唯一の財産である「ハイテク技術への拘り」や「他に代替えの無い先端技術」に依てたつ以外、先進国家としての生存すら危ぶまれ始めて来た今日、かけがえの無い技術流出と、兵器開発に参画する事に依る一部大企業の利益、とを慎重に比較検討しなければならない。
それにもまして、日本企業が、明日の「アフガン」やその他の国々で、「一般市民を殺す行動」に加担する事は、受け入れ難い事だと痛感する。
もしも、『日米安全保障条約』という、一方的に偏った「不利な縛り」から脱却して、世界と等距離外交を行っての、自国の防衛は自国だけで、という発想ならば、また違った側面があるであろう。
スイス化ならば、それはそれで良しとしたい。
一応スイスには「徴兵制」が有るが、それは「永世中立」を謳った上での、「国民皆兵」制度であり、それは存在価値がある。
日本が、そこまで進むだけの踏ん切りがつくのであれば、別の議論をしよう。
しかし、アメリカへの一方通行の「隷属的同盟関係」を変えるつもりも無く、アメリカの世界戦略に組み込まれて、アメリカの利害の為に振り廻される現状を、そのまま維持した上での「兵器共同開発」や「武器輸出の解禁」等に突き進むのであれば、それは既に「隷属関係」を更に固定し、日本の地位を「更に押し下げる」事になるだけだ。
技術と資金だけ吸い取られ、その狭間で一部官僚と一部大企業のみが潤い、日本の国家百年の計からすれば、有る物は何も無い。
そんな事に、悩み、議会対策のみで提携を模索する如き政府は、国を誤るばかりである。
国民が頂く我らが政府が、国民の真の利益を顧みず、顧みる能力すら無く、祖国を傾けて行こうとする姿勢を日々見せられていれば、切歯扼腕、歯ぎしりの連続は、避け難いのです。
罵詈雑言になってしまうのです。
本日は、表現に気をつけてみました。
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