http://www.asyura2.com/10/senkyo101/msg/419.html
Tweet |
沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で、那覇地検が船長釈放を発表する直前の9月24日午前、仙谷由人官房長官が、在日中国大使館の孔鉉佑公使に「今日、釈放されます」と電話を入れていたと、毎日新聞が報じた。仙谷氏はこれまで24日午後に報告を受けたと説明し、「(釈放は)検察独自の判断」と主張してきた。それだけに報道が事実なら、国会や記者会見でウソをついたことになる。参院で問責決議が可決された「影の宰相」の続投に、さらに暗雲が立ちこめてきた。
「仙谷長官 中国に事前通報」
毎日新聞は6日朝刊の1面トップでこう報じた。
尖閣沖の日本領海で、中国漁船が海上保安庁の巡視船に故意に衝突してきた事件で、中国人船長を公務執行妨害で逮捕したのは9月7日。菅政権の幹部らは当初、「法律にのっとって粛々とやる」と答えていたが、中国政府は「日本側は船長らを違法に拘束し、中国の領土と主権を侵害した」と猛反発。レアアースの輸出停止や、ゼネコン社員の身柄拘束など、傍若無人な圧力を仕掛けてきた。
これまでの説明では、仙谷氏は、官邸で柳田稔法相(当時)と協議中の9月24日午後0時半、法務省から連絡を受けた滝野欣弥官房副長官から検察の釈放判断を知らされたことになっていた。仙谷氏も同日午後の記者会見などで、「地検独自の判断だ。それを了とする」と繰り返していた。
ところが、同紙は、中国人船長の勾留延長が決まった19日ごろに菅政権内で転機があり、20日に菅直人首相と仙谷氏、前原誠司外相、岡田克也幹事長らが官邸で協議。その後、仙谷氏が訪米した菅首相や前原氏らと連絡を取るなどして、《(仙谷氏は)24日未明『近々、釈放する』と伝えた》と報じている。
さらに同紙は《官邸は『検察判断』を強調していたが、実際には周到に仕組まれた政治判断だったことが明らかになってきた》《中国側から仙谷氏には『APECに胡錦濤国家主席が来ても、このままでは菅首相との日中首脳会談はできない』と伝えていた。これが殺し文句だった》などと指摘し、仙谷氏をはじめとする、菅政権の壮大なウソを暴いているのだ。
民主党関係者は当時、「菅首相と前原氏を批判の矢面に立たせないために、2人の不在時に仙谷さんが泥をかぶったのだろう」と語っていたが、歪んだ政治主導で法治国家の基本をねじ曲げたとすれば、野党が仙谷氏らの追及を強めるのは必至。来年の通常国会に向け、仙谷氏の進退がさらに注目されそうだ。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101206/plt1012061134000-n1.htm
◇
仙谷氏、中国に船長釈放の「事前通報」報道を否定「事実関係としてない」 尖閣事件
仙谷由人官房長官は6日午前の記者会見で、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を起こした中国人船長の釈放を事前に中国側に通報していたと報じた同日付の毎日新聞記事について「まったく、私の体験した事実から照らして、事実関係としてはありません」と全面否定した。
仙谷氏はこれまで、「検察側の独自の判断で、船長を処分保留のまま釈放しており、政治介入はしていない」と説明していた。
那覇地検は9月24日午後に中国人船長の釈放を発表したが、毎日新聞は「24日午前に仙谷氏から在日中国大使館の孔鉉佑公使に電話で『今日、釈放されます』との連絡が入った」などとする関係者の証言を掲載した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101206/plc1012061203007-n1.htm
◇
尖閣衝突:仙谷長官、中国に事前通報「今日、船長釈放」(毎日jp)「検察判断」を強調したが周到に仕組まれた政治判断だった
http://www.asyura2.com/10/senkyo101/msg/404.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK101掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。