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民主党分党論 〜政策も背景も支持する代表も違う二つの拮抗した集団が蠢く民主党はこの際すっぱり2つに分かれるべきだ〜
日本の政治を停滞に追い込み、経済のかじ取りを放置し、日本の主権さえ蔑ろにした14日間が終わった。
民主党の代表選のことである。
実質的にこの結果で日本の首相が決まるというのに、未だに野党気分が抜けず、パフォーマンス先行の劇場型で、同じ党の同志として言ってはいけないだろうという泥仕合をあえてした。
そこに、現実に向き合う政治の真剣さはなく、単なる数取りゲームが繰り広げられた。これほどまでに日本の政治は軽くなってしまったのである。
見過ごせない問題点がいくつもあるが、最たるものは、民主党は最早一つの政党の体をなしていないということである。菅グループと小沢グループの懸隔は、もはや別の政党間のものである。権力の座を取るためにだけ大同団結した民主党ならではのごった煮ぶりだが、今回の代表選で一つだけ良い事があったとすれば、それをきっちり2つの拮抗するグループに分けられたことであろう。
この際、この水と油の異質なグル―プを二つに分離して、それぞれの政策を追求すべきが真っ当な道である。
新聞などマスコミは「大差で」云々という。
しかし、これは誤り、ミスリード以外の何物でもない。
代表選の3つの要素は以下の通りだ。
1、党員・サポーター票(300ポイント) 小沢51 菅249
2、地方議員票(100ポイント) 小沢40 菅60
3、国会議員票(822ポイント) 小沢400 菅412 無効 6
国会議員票ではほとんど差はない。全く拮抗している。無効票が出ているのは僅かな良識だ。何れにも託すわけにいかないという意思表示だ。
地方議員票は、世論に影響されたかもしれないが、2:3となった。これも見方によるが「大差」とまで言えるだろうか。
問題は党員・サポーター票だが、ここで圧倒的な大差がついた。しかし、この部分は小選挙区300地区における「小選挙区選挙」であったのだ。つまり、49:51=0:100になる選挙構造である。極端な話し半数に近い票が死に票なる構造なのだ。
小沢をよいしょするつもりは一切ないが、党員・サポーターの内訳もいかがわしく、そこには在日外国人団体の思惑が介入する余地を残し、投票用紙の管理も杜撰な中でなされたものであって、少しの操作が結果に大きく響く。控えめに言っても、現実のポイント数の差と、投票総数の差はかなり実態乖離したものがあるのではないかと思われる。
どんなに瑕疵があろうと、このルールで代表選が終わった。ここで明らかになったのは、水と油の乖離である。
界面活性剤だった「政権交代」というスローガンはもうない。もうひとつあるとすれば「権力維持」であろうが、政権党であることが自己目的化した自民党をあれほど非難してきたのだから、もういい加減、自分の言ったことは自分にも適用されるべきであろう。「権力維持」という界面活性剤だけは使ってはならない。「マニフェスト」の捉え方さえ天と地ほどに差のある二つの集団が一つである理由は最早ない。
民主党は分党すべきだ。 第一民主党と第二民主党。あるいは小沢民主党と菅民主党。
それで、もう一度政界再々編のための総選挙を行うべきだろう。
http://hanatatibana.cocolog-nifty.com/hibizakkan/2010/09/post-c961.html
-------転載終了--------
我々が小沢氏に分党を進める理由。
小沢氏が総理を目指していないことは100も承知。
小沢氏の政治理念を完遂するには。
小沢新党を煽っているのは、なにも小沢総理を願っている者だけではないぞ。
小沢政策実現を願っている者だ。
『民主党党内の基本政策の180度違い(真逆で現政権のマニフェスト詐欺)問題や分党した場合の連立や政策協力について』
連立政権の場合、政治の世界はどこまで妥協できるかが勝負。だが絶対曲げられないことを曲げてしまえば、政治生命の終わりだ。
今、小沢氏は絶対曲げられない信念を曲げるのか?そんなことは考えられない。
では、曲げないで政策を実現するにはどうするかを選ぼうとされている。
新党を作っ場合、有力党と政策協力や場合には連立を組んでいく、または政策ごとに複数議員を一本つりをしていく。
当然、政策毎に妥協の繰り返し、(相手もこちらもお互いにという意味)そして落としどころを見極めていく。
ただ、絶対曲げられない部分を連立でどのように相手に飲ましていくかが小沢豪腕といわれる所以であり、その手法を会得しているのだろう。
小沢氏は小沢氏の理想とする曲げられない部分を実行する意味で、総理の道を選ばないのではないか。将来(中堅)の総理候補から前倒しで候補を立てるだろう。
最後に新党結成と分党では違うと思うのだか・・・。小沢氏が新党といえば民主党は瓦解するだろうけど、分党であれば民主党はまだ生き残る道があるのではないか?
自分の理解が正しければ、分党はオリジナルからの暖簾わけのようなイメージがあるが・・・違うのかな?
政策でも協力するところは協力する。資金は分割。分党は新党結成や離党のような荒々しいイメージではなく、話し合って分割するという理解でいいのかな?
小沢氏も過去実績があるし、近いところでは元自民党の渡辺氏や与謝野氏と理解している。よって、自民党の別働隊といわれる所以。でも政策毎に協力しながら違う道を歩んでいる。
これがベストの方法と思うが、オリジナル民主は狭量だから分党を認めるかは微妙だ。
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