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産経新聞 12月4日(土)21時14分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101204-00000559-san-pol
前原誠司外相は4日、北海道根室市を訪れ、北方領土を上空と地上から視察し、「領土問題をぜひとも解決したい」と早期解決に意欲を示した。ロシアのメドベージェフ大統領が11月1日に国後島を訪問して以来、閣僚の視察は初めて。
前原氏は沖縄・北方担当相当時の昨年10月にも北方領土を視察し、「終戦のどさくさに紛れて(旧ソ連が)不法占拠した。そのことは言い続けなくてはいけない」と明言したが、今回は「不法占拠」という言葉を最後まで封印した。
外相による上空視察は平成14年8月の川口順子外相以来8年ぶり。前原氏は海上保安庁の航空機で国後島近くを視察。その後、地元住民約40人とともに根室市の納沙布岬を訪れ、約4キロ離れた歯舞群島を望みながら「こんなによく見えたのは初めてだ」と語った。
元島民らとの対話集会では「日本固有の領土である北方領土返還の思いをさらに強くした」とあいさつ。「交渉をだらだらやってもいかがかとの思いを強く持っている」とも語り、来年前半にもロシアを訪問する考えを示した。
その一方、記者会見では「ロシア関係者から『日本は毎年首相が代わり、まともな交渉ができない』と聞いた。政治が安定しないと問題は解決しない」と語った。「なぜ不法占拠と言い続けないのか」と記者団から追及されたが、「北方四島はわが国固有の領土だ」と繰り返すだけだった。
外務省のホームページでは現在も「北方領土はロシアによる不法占拠が続いている」と明記しており、政府も昨年11月に「不法占拠」とする政府答弁書を閣議決定している。
ところが、昨年の「不法占拠」発言にロシアが「受け入れがたい」と反発したことを受け、前原氏は外相就任後は一度も「不法占拠」と明言していない。
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