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2010⁄12⁄04(土) 20:14
己の出世のために冤罪を作り続けてきた検察・司法に「NO」を突きつけよう!
明日はいよいよ検察制度の根本的な改革を求める集会&デモ行進とウォルフレン教授の講演会である。
講演会の場所が再度、変更されたようである。
以下、「権力とマスコミの横暴を正し、人権を守る国民の会」のHPより転載させていただく。
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2010年12月 4日 (土)
ウォルフレン教授講演会、新たな開催場所のお知らせ、実行グループより。
実行委員会は解散されましたが新しい実行グループ数人によって、最終的な準備が完了しましたので、以下のとおりお知らせする次第です。
記:
『12/5カレル・ヴァン・ウォルフレン教授講演会』
日時:2010年12月5日(日)、17:30開場、18:00開演、19:30終了予定。
場所:TKP東京駅日本橋ビジネスセンター
JR「東京駅」から徒歩5分。
地下鉄・銀座線、東西線「日本橋駅」A5 出入口真上。
講演タイトル:
「独立日本の未来に求められる確固とした責任感のある政治」
The future of an independent Japan demands decisive and unhampered responsible politics
逐時通訳付き(原不二子さん)
入場無料(ご浄財のご寄付は大歓迎です)。
主催:12/5ウォルフレン教授講演会実行委員会(代表:高木共生)
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まずは、開催されるようで一安心だ。ただ、会場が小さくて200名しか入れないようだ。
先日のデモ&講演会告知エントリー
で、デモのルートが違っているとのことで訂正させていただいた。
12・5集会&デモは、裏金にまみれた犯罪者集団・暴走検察を紛糾するものである。
検察の裏金問題は、小泉政権以降、特に政治状況に影響を与えてきた、といえる。
三井氏によれば、当時の小泉政権と検察が結託して検察の裏金問題を封じ、「けもの道」に入った、と言う。
それが昨年より結実したかのように旧政権と官報が一体となって民主党連立政権樹立阻止を画策し、小沢一郎氏をターゲットに総攻撃を仕掛けてきた。
10月4日の検察審査会の「強制起訴」の議決により、あたかもその目的は達成するかに見えた。
だが、その意向とは裏腹に、昨年の西松建設事件で「何かおかしい」と違和感を覚え、次々と出てくるあからさまな攻撃で、「やっぱりおかしい」と疑念を抱く国民が増え続け、村木冤罪事件で明らかになった証拠改ざんと捜査の杜撰さと合わせ、10月の検審の議決によって、検察・司法に対する良識ある国民の不信は頂点に達することになった。
今までマスメディアによって真実を見る目を塞がれ、官僚と一体となった政治家に誤魔化されてきた国民が、一連の小沢さんに降りかかった事件を通して、今まで一部の人しか見えてこなかった官僚汚職や検察の暴走などが、ようやく見え始めてきた。
その姿は、国家の主権を握っているという傲慢さとエリート意識から国民を見下し、自分たちの権益をいかに守るかに腐心して、自らの地位や生活の保全を何よりも優先し、税金を貪っている、「極悪吸血モンスター」だった。
それを具体的にたとえるなら「巨大なヒル」で、それぞれが出先機関となって吸い上げたものの集合体となっている「さま」だ。
表面上ではよく見えないが、彼ら自ら一般庶民と一線を引き、区別して、支配する側の論理を振りかざして、国民生活に目をくれることなく貪れるだけ貪って、権力を欲しいままに乱用している。
その代表たる検察・司法機関は、なんら罪のない国民まで、自らの出世のために陥れ、冤罪を作り続けて、多くの死者を出しても何ら良心の呵責に苛(さいな)まれることなく、屍を踏み付けながら、それが当たり前のような歴史を繰り返してきた。
そんな巨悪の急先鋒を担っている検察に、今まで思うようにコントロールされてきた政治の側から、検察にとっては不穏な動きが出てきた時があった。
小沢さんの不起訴が決まった同じ月に、当時の原口一博総務相が行政評価機能強化に向けた検討会で「検察の裏金についても全部オープンにし、行政評価するよう(省内に)指示した。聖域なくやる」として、
検察庁を含む中央省庁の裏金問題の実態把握に乗り出す考えを示した、ということで期待が膨らんだ。
参照:総務相「聖域なくやる」 検察の裏金含め実態調査へ(共同通信2010/02/17 22:38)
≪原口一博総務相は17日、総務省の行政評価機能強化に向けた検討会で「検察の裏金についても全部オープンにし、行政評価するよう(省内に)指示した。聖域なくやる」と述べ、検察庁を含む中央省庁の裏金問題の実態把握に乗り出す考えを示した。
ただ政府は1月末、検察庁の調査活動費は「適正に執行されており、調査の必要はない」として裏金92件の存在を否定する答弁書を閣議決定したばかりで、原口氏の発言との整合性が厳しく問われそう。検察へのけん制とも受け取られかねないだけに、波紋を広げそうだ。
原口氏は検討会後、記者団に「検察に裏金があるかどうかも含め、全省庁を対象に調査に着手する。新政権になり、今までのあかを全部落とさなければならない」と述べ、16日の政務三役会議で担当部局に実態調査を指示したことを明らかにした。
原口氏の指示を受け、同省は近く、調査対象となる裏金92件の定義や、調査対象期間などを検討する方針だ。≫
今はどうなっていることやら、喜んだのは束の間で、すでに遠い昔の出来事のようだ。
先月の11月10日に、新党大地の浅野貴博議員が『検察庁における調査活動費の裏金流用疑惑に対する菅直人内閣総理大臣の見解に関する再質問主意書』を提出した。
以下議事録から転載させていただく。
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平成二十二年十一月十日提出 質問第一四八号 提出者:浅野貴博
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a176148.htm
一 菅直人内閣総理大臣として、「朝日記事」にあるような、検察庁における裏金問題について、初めて耳にしたのはいつか。
二 菅総理として、これまで三井氏と直接または秘書等を介して会談する、または電話等で連絡を取る等、同氏と接触をしたことはあるか。またその際に、検察庁における裏金問題について話を聞かされたことはあるか。
三 菅総理は、民主党幹事長の任に就いていた二〇〇二年当時、ある民放テレビ番組の取材を受け、「三月にいろんな資料を届けて、内部告発しようとしていた。」と、三井氏について述べていたと承知する。また、その後自身の政策秘書らに指示を出し、独自に裏金問題に関する資料を集めさせていたとも承知する。右を受け、前回質問主意書で、菅総理として、これまで検察庁における裏金問題について、どのような取り組みをしてきたのか説明されたいと問うたところ、「前回答弁書」では何の答弁もなされていない。菅総理として、自身が総理に就任する以前も含め、これまで右の問題についてどのような取り組みをしてきたのか、再度質問する。
四 「朝日記事」には「二審判決は『調活費の本来の目的、必要性には疑問が生じる』と指摘した。」と、三井氏の二審の裁判長が判決の際に述べた発言について触れられている。右裁判長の発言に対し、「政府答弁書」では「調査活動費は、適正に執行されていることから、御指摘のような調査をする必要はないものと考えている。」との答弁がなされていたが、右の内容は、司法の判断と行政の認識に差異が生じていることを示すものである。前回質問主意書で、なぜ右の差異が生じたのか、菅総理としてどのような認識を有しているか、また菅総理、柳田稔法務大臣として、右の裁判長の発言に対してどのような見解を有しているかと問うたが、「前回答弁書」では何の答弁もなされていないところ、再度明確な答弁を求める。
五 「前回答弁書」では、「検察庁の調査活動費は、適正に執行されていることから、御指摘のような調査をする必要はないものと考えている。」との答弁がなされている。右は、菅総理として、三井氏が指摘するような、検察庁において、調査活動費が私的に流用され、裏金化されていたという事実はないと考えているという意味か。ある、ない、の明確な答弁を求める。
六 菅総理として、検察庁の調査活動費が私的に流用され、裏金化されていたという事実があるか否か、これまでに何らかの調査を行ったことはあるか。
七 菅総理が「検察庁の調査活動費は、適正に執行されている」と認識している根拠は何か。
八 三井氏は二〇〇二年四月二十二日に逮捕され、静岡刑務所に収容されていたが、本年一月十八日、刑期を全うし、出所した。前回質問主意書で、三井氏が逮捕されたことと、検察庁における調査活動費の裏金流用を同氏が実名で告発しようとしていたことに、何らかの関係があるか否か、菅総理、柳田大臣の見解を問うたところ、「前回答弁書」では「御指摘の者については、検察当局において、法と証拠に基づき逮捕したものであり、御指摘のような『関係』はないものと承知している。」との答弁がなされている。では、右答弁にある「法と証拠」とは具体的にどのようなものか、菅総理の見解を示されたい。
九 菅総理として、今後も検察庁における調査活動費の裏金問題について調査をする考えはないのか。確認を求める。
その答弁はそっけない
平成二十二年十一月十九日受領 答弁第一四八号
内閣衆質一七六第一四八号 平成二十二年十一月十九日
内閣総理大臣 菅 直人
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員浅野貴博君提出検察庁における調査活動費の裏金流用疑惑に対する菅直人内閣総理大臣の見解に関する再質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員浅野貴博君提出検察庁における調査活動費の裏金流用疑惑に対する菅直人内閣総理大臣の見解に関する再質問に対する答弁書
一から六まで及び九について
検察庁の調査活動費は、適正に執行されていることから、御指摘のような調査をする必要はないものと考えている。お尋ねのうち、菅直人衆議院議員の政治家個人としての活動に係るものについては、政府としてお答えする立場にない。
七について
調査活動費を含む検察庁の予算の執行については、領収書等の証拠書類を整備し、会計検査院による検査を受けている。
八について
お尋ねは、個別具体的な事件における捜査機関の活動内容にかかわる事柄であり、答弁を差し控える。
という内容である。
まあ、最初から期待はしていないものの、三井環氏が逮捕される前に管直人議員に相談し、国会に呼ぶことになっていたようだが、石井紘基氏の時も、口だけだったから、そもそも期待するほうが無理があるというものだ。
気を取り直して、
12・5デモは、今まで泣き寝入りしてきた多くの被害者の思いと共に行進したいと思っている。
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