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確かに菅直人政権は民主党が政権交代した時の公約破りが目立つ。しかしマスコミや野党が騒ぐほどのものだろうか、ちょっと待てよと別の自分が呼びかける。尖閣の問題にしても、あれほど大騒ぎする問題なのか。マスコミは「弱腰外交」と国民を煽ったが、一体全体、何が弱腰なんだったのか。中国人船長を釈放したからか?
では自民党は韓国が竹島を実効支配されて何をしてきたのだろう。安倍政権時には灯台の建設などの完全な実効支配が起きた時に何をしたのだろう。中国が日中中間線でガス田開発を始めた時に何をしたのだろう。どちらも指をくわえて見ていただけだ。これこそ「弱腰外交」と言わずして何と言うべきなのだろう。一体、尖閣の問題とこれらの自民党の対応のどちらに外交や安全保障の対応が優れていたと言うべきなのか。実質的な損害を言えば明らかに自民党の方がひどいものだ。
ことほど左様にマスコミはすぐに国会議員に対する非難ばかりを行うが、証拠の改竄問題や冤罪があった時にどれだけ検察を責めたろう、未だに検察特捜は必要だとさえ記事にしている。また数々の税金の無駄遣いについても個人的に事務次官をはじめとする官僚側の責任者の責任をどれだけ問うたのか。今まで官僚側を本気で責めた事例を思い出す事が出来ない。菅直人が元の社保庁長官をスエーデン大使にした事を大きく報道したろうか?そのことで菅直人を非難したり元の社保庁長官を非難しただろうか。覚えている限り何もなかった気がする。
要するにマスコミは何かにつけて国民の代表者たる国会議員の非難はするが、単なる公務員、すなわち公僕たちの不祥事については大きく取り上げない。これは何を意味するのかと言えば、この国の実質的な支配者は依然として官僚であることを示している。そのために官僚の御用機関になり果てているマスコミが官僚様の喜ぶようにせっせと国会議員たちの不祥事や、どうでもいい些細なことで非難して国会議員たちの力をどんどん弱めようと国民に対して世論操作にせっせと励む事になっている。今の国会の状態を大笑いして喜んでいるのは一部の野党ではない、官僚と一体化してきた自民党と官僚たちである。この国は本当に民主国家ではないとつくづく思うのである。
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