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12月2日 4時2分
小泉元総理大臣は、1日夜、自民党の国会議員らとの会合で、政府・民主党が自民党との大連立を呼びかけて協力を求めてきたとしても、応じるべきではなく、国会審議を通じて菅政権の問題点をあぶり出していくことが、政権奪還への近道だという考えを示しました。
会合には、自民党の武部元幹事長や二階元経済産業大臣、それに、片山さつき参議院議員や、みんなの党の小野次郎参議院議員らが出席しました。この中で、小泉元総理大臣は「問責決議が可決された仙谷官房長官や馬淵国土交通大臣は、政権に残っていてくれた方が、野党側の攻撃材料になる」と述べました。そのうえで、小泉元総理大臣は「政府・民主党は、今後、自民党との大連立を仕掛けてくるかもしれないが、そのような誘いに乗るべきではない。野党は野党らしく、国会審議を通じて問題点をあぶり出し、攻勢を強めることが、政権交代への近道だ」と述べました。
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