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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101202-00000000-sbunshun-pol
小沢一郎氏の証人喚問に反対し、菅直人首相と公邸で会談した「たちあがれ日本」ナンバー2の与謝野馨共同代表が矢面に立たされている。古巣の自民党では「首相から次の改造で入閣を打診されているのでは」「次期衆院選は民主党の比例代表東京の名簿上位で出馬するらしい」との憶測も浮上している。
与謝野氏周辺が代弁する。
「菅政権に擦り寄っているわけではない。『当面は政局より政策。政争は一時棚上げし、野党も政府に正しい政策をとらせることにエネルギーを使うべきだ』という考え」
首相とサシで四十分間語り合った十一月十八日の会談でも、与謝野氏は「やるべきことは二つだ」と説き、社会保障制度安定化のための消費税増税、日本経済再生のための貿易自由化に取り組むよう指南。内閣支持率低迷に苦しむ菅首相から「これからも時々アドバイスしてほしい」と感謝されたという。
政策マン・与謝野の面目躍如と言いたいところだが、たちあがれ日本の中からも、批判が飛び出している。
同党関係者は語る。
「批判の急先鋒は参院代表の藤井孝男氏。議員総会で藤井氏が『小沢喚問反対などと、党の方針と違うことを勝手にしゃべられては困る。個人的見解のつもりかもしれないが、共同代表が言えば党の見解と受け止められるんだ』とすごい剣幕で問い詰めたのがきっかけで、与謝野氏は党を代表する形の記者会見やテレビ討論には出ないことになった。だが、その後の週刊誌インタビューで与謝野氏が『小沢さんと碁会所で会い、今度一局やろうと話した』と語ったため、藤井氏は完全にキレた。与謝野氏の盟友の園田博之幹事長に『もう我慢ならない。あの人には党を出ていってもらいたい。出ないなら俺が出る』と迫ったほど」
この時は園田氏が間に入り何とか収拾したが、平沼赳夫代表も「藤井さんの気持ちはよく分かる」と与謝野氏に批判的だ。タカ派の平沼氏は尖閣問題をめぐる菅政権の対応に腹を立てており、与謝野氏の菅政権寄りの姿勢に納得できない様子。与謝野氏もさすがに居心地が悪いのか、最近は議員総会も欠席がち。「こんな国会では何も進まん」と趣味の囲碁やマージャンに時間を費やす日々が続いている。
もともと平沼、藤井両氏ら郵政造反組に、与謝野、園田両氏が合流して旗揚げした党。「立ち枯れ」と揶揄されたまま、短命に終わるのか。
(週刊文春2010年12月9日号「THIS WEEK 政治」より)
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