http://www.asyura2.com/10/senkyo101/msg/169.html
Tweet |
http://www.olive-x.com/news_ex/newsdisp.php?n=100753
臨時国会では、柳田法相が辞任し、仙谷官房長官と馬渕国土交通相に問責決議が出された。仙谷官房長官は辞任するつもりはないと強弁し、菅首相も同様に述べているが、野党は問責決議が可決された閣僚は、委員会で審議拒否すると云っている。来年初頭に始まる予算委員会は、国会召集日に2日連続で開催され【全閣僚出席】で国政に関する重要な課題が集中審議される。
既に仙谷官房長官と馬渕国土交通相には問責決議が可決されており、野党側は通常国会冒頭から審議拒否する可能性が高い。勿論、法務委員会や国土交通委員会も空転することになる。議決に関する票数は、仙谷官房長官に対する決議が賛成127、反対111、馬渕国土交通相に対する決議が賛成126、反対111であった。ここの世論調査でも、仙谷官房長官は76.9%が辞任すべきと回答している。
外交を内政の延長で処理しようとし、国民に大きな不安が広がったのは事実で、辞任が相当だろう。だが菅政権は、実質仙谷ナホト政権と揶揄されるくらい仙谷官房長官が要の役割を担っているほか、仙谷氏は凌雲会の会長であり、所謂、前原・枝野・野田グループの取り纏め役でもある。前回の代表選挙以降、非主流から主流派となった凌雲会グループの協力なしには菅グループ単体では数で劣るから、マスコミが云うような仙谷切りは簡単ではない。
一方、菅政権の支持率は20%割れの危険水域に迫っており、到底解散を打てる状況にない。もっとも、このことは参議院選挙という国政選挙で敗北し、参議院の過半数を失った時から分かっていたことだったが、急激な支持率下落に、野党は攻勢で一致し、党内は内閣改造での挙党態勢にも二の足を踏む始末となっている。つまり、厳しい国民世論、前門の野党団結、後門の党内指導力欠如という三重苦が菅政権を包囲しているかたちになる。
この結果、せいぜい出来ることは、そのまま素知らぬふりで、内閣改造なしに通常国会を迎えるか、あるいは、結局、またもや反小沢からの閣僚たらい回しになるのではないかと見ている。だがそれでも通常国会を乗り切り、統一地方選挙を戦い、予算関連法案を通して行くのは困難だと思われる。
岡田幹事長も選挙をすれば連戦連敗で、その無能ぶりを遺憾無く発揮し、菅政権の足を見事に引っ張っている。本人は、小沢氏の政治とカネが影響していると云うが誰も信用している者はいない。要は、反小沢グループは無能集団だったと云うことと結論できよう。何か他に原因があるだろうか。こんな二軍みたいな政治家に国政を任せたこと自体が間違いであって、早々に店じまいし、一軍のプロ集団に政治を大政奉還すべきである。我々は血税を支払って、二軍政治を見せられるために勤労しているのではない。国民に見放された政権は、政権の座から降りるべきだ。皆さんのご意見もお待ちする。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK101掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。