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2010-12-01 23:30:35
臨時国会は、予定通りの12月3日終了が決定した。
『郵政』を積み残される亀井さんの、怒る事怒る事。
「政党間で決めた、サインまでした事を、やりますと言った事を、やらないと言う事は、政党政治として、あり得るのか、と言う事ですよ。許せない。。。」
当然ですね。
民主党側の言い分は、明らかに情けない。
「これ以上期日を延ばし、また<問題が>出て来るかもしれない。」
「政権維持に、更なる困難が及ぶ可能性がある(政権が崩壊する)。」
「期日延長しても、野党が審議に応じる保証が無い。」
「会期延長は、政権に何もプラスにならない(!)」
何じゃそりゃ。
とにかく、これ以上「問題が起こらないうちに」早く閉会してしまいたい。。。
情っさけねえぇ〜。
いくら「臨時国会」を終わらせたとて、年明け早々に定例国会が待っている。
来年度予算の審議が待っている。
大丈夫か?
と言うまでもなく、ダメでしょう。
仙谷と馬淵が「参院で問責された」まま国会を開会しても、野党は「審議に応じない」と宣言している。
勿論、自民、公明、その他各党の間で、審議拒否を貫けるのかどうかも、疑問な所はある。
野党各党も、決して一枚岩では無い。
それにしても、「参院での問責決議」は強制力は無いとは言え、そのまま「強行突破」出来る程、民主党に体力は無いだろう。
本来であれば、予算国会がストップすれば、内閣は立ち行かない。
それでは、打つ手は有るのか?
選択肢は三つである。
1)仙谷、馬淵を更迭する。
2)総辞職する。
3)強行突破する。
既に述べた通り、突っぱねる事は、今の仙谷菅政権では不可能。
しからば、総辞職するか?
<あの>菅直人が??
仙谷を切れるか?
何と『仙谷由人』は、心身ともに現政権の要であるそうな。
その仙谷を罷免すれば、菅直人は「何も出来ない」んだそうです。
かといって、自民党は連立に応じる気配はない。
公明党も、同じ事。
沈み行く「泥舟」に敢えて乗り込むなんて事を、する馬鹿は居ないだろう。
▶小泉元首相「民主と大連立応じるべきではない」(読売見出し)
>出席者によると、小泉氏は国会運営に関し、「(民主党から自民党に)大連立を働きかけてくるかもしれないが、応じるべきではない」と述べたという。
>「大連立になれば、みんなの党が独り勝ちだ」と出席者が指摘したのにうなずき、民主と自民以外への支持拡大の可能性を指摘したという。
【読売新聞/12月1日(水)22時49分配信】
完全に「足下を見られて」いますね。
このような(悲惨な)状況に、さすがに『あの人』の動きに、注目が出始めて来た。
▶一新会懇親会 小沢氏が強い危機感「支持率が自民党より悪い」(産経見出し)
>「鳩山政権のときも内閣支持率は落ちたが、党の支持率は自民党よりよかった。それが今では自民党よりも悪くなっている」と強い危機感を示した。
>和歌山県知事選での民主党推薦候補の大敗についても、「こんな状況ではしょうがない」と述べた。
>「党大会が行われる来年1月13日がポイントだ。せっかく政権をとったんだ。国民の期待に応えなきゃ。党を割るのはダメだ」と指摘。
>平成23年度予算編成について「誰が仕切って、どのようにしているのか。しっかりと国民にお応えができる、それだけの予算を組めるのか」と不安感をのぞかせた。
>統一地方選については「よほどしっかりやらないと大変だぞ。地方議員が困るぞ」と述べた。
【産經新聞/12月1日(水)22時30分配信】
いちいちごもっとも。
現状認識に対する、これ以上の評価が有ろうか。
そうなって来ると、来る1月13日は、一体どんな事が起きるのだろうか。
波瀾万丈の党大会を、菅直人が「無事に切り抜ける」事はあり得ないだろうと思われる。
少なくとも、内閣改造は不可欠である事は、否定出来ない所だ。
さて、そこで「彼がどう出るか」が、注目される所である。
「石にかじり付いても」
「支持率1%になっても(この発言は鳩さんが否定したものの)」
首相の地位にシガミツク事しか、「生きる目標の無さそうな」菅直人に取って、何が一番有効な選択肢と考えるか。
<仙谷>vs<小沢>とならざるを得ない事は、明々白々。
▶連合会長が首相に苦言(産経見出し)
>菅直人首相は1日、首相官邸で連合の古賀伸明会長と会談した。古賀氏は「『政治とカネ』の問題や外交、防衛で国民の視線が厳しい。国民の声は危機感、緊張感を持って重く受け止める必要がある」と苦言を呈した。首相は「政府としてもきちんと受け止めなければならない」と応じた。
【産經新聞/12月2日(木)7時57分配信】
一応「民主党応援団」である筈の『連合』ですら、「政治とカネ」という言葉を平気で使う、鈍感さ。
こんな団体の中から候補者が出て来るから、「鈍感無能分析力ゼロ」の議員が続出する訳だ。
政権交代推進装置を、国民生活改善機関を、自らの手で「取り外す」という愚挙に出る訳だ。
残念ながら、これが民主党の体質である。
▶田中真紀子氏同席、若手と懇談=統一地方選に危機感−小沢氏(時事見出し)
>田中氏は「これだけの経験を持つ政治家が無役でいることが不思議でならない。政権がずっこけている」
【時事通信/12月1日(水)23時4分配信】
この、「至極当たり前」の事実を、かの民主党議員達自身が「理解出来ない」という不幸。
▶国会あす閉幕 菅政権、窮余の策は 内閣改造か“小沢切り”か(産経見出し)
>「予算編成は今の内閣のままでやるにしても、通常国会がやってくる。仙谷さんをどうするんでしょう」
>11月29日夜、菅政権の行方に不安を隠せない民主党中堅議員から、こう質問された有力閣僚は「うーん…」と、うなるしかなかった。
>菅政権はこれまで危機に陥りそうになるたびに、政治資金規正法違反事件で東京第5検察審査会から強制起訴議決を受けた小沢氏を批判することで政権のイメージ回復を図ってきた。その小沢カードも次第に切りにくくなっている。小沢グループの反撃で、党内抗争に発展しかねないからだ。
【産經新聞/12月2日(木)7時57分配信】
対する『あの人』は。
▶小沢氏、地元で「最後のご奉公」訴え(読売見出し)
>民主党の小沢一郎元代表は1日、岩手県奥州市での行事に出席し、「政治生活も40年を超えた。民主主義の定着と、どこの地域に行っても豊かに安心して生活できる社会を築き上げるレールを敷くのが私の最後のご奉公だ」と述べた。
【読売新聞/12月2日(木)7時58分配信】
政治に対する『姿勢』が、根本から違います。
ここの所、小沢氏は「自派の議員達の突出」を押さえに回っている様に見受けられる。
「党を割ってはいけない」
「今、首相がどうのこうの、言うべきでは無い」
「政局に走らず、地元を固めなさい」
これらの発言を、仙谷菅一派は如何に聞く?
鳩さんも。
「1%発言は、首相本人の物では無く、首相の友人がそう言って激励した。。。」
散々「冷や飯」を食わされている鳩山氏としては、「サッカーW杯誘致活動」への協力を依頼されて、「都合の良い時だけ頼って来る」と、至極ご不満であったらしい。
その流れで、「1%発言」は、一人歩きしている報道に対して、わざわざ否定してやる必要も無かった筈。
どうも、小鳩協調が復活している様だ。
そして、両者ともに、現政権の崩壊は「望んでいない」と見える。
まあ、それはそうでしょうね。
万一「解散総選挙」にでもなったりしたら、民主党は瓦解する。
それだけは、「如何しても防ぎたい」と言う意志が見える。
我々「外野席応援団」としては、一日も早く「小沢派の独立」を求めるのであるが、やはりご当人としては、党を立て直して、党を通じて、「最後のご奉公」を為されたいらしい。
さすれば、どうなるのか。
上述した三つの選択肢に於いて、2)総辞職 と3)強行突破 とは、菅直人に取って問題外である。
しからば、仙谷を更迭するしか有るまい。
とにかく、「癌は早期切除」に限る。
それとも、「最小限」の内閣改造で済ませたいなら。
「首相を変える」
(誰にって、前原・岡田・枝野・玄葉もちろん仙谷以外の、有能な人にです)
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