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もっと早く、浮き草もようの民主党議員や民主党員・サポーターが小沢一郎の価値に気づいていれば、菅直人と云う男が此処まで生き恥を晒す事もなかった。政治の世界で兄貴分でもある小沢一郎にしてみれば、菅直人君の身の上を案じているのだろう。しかし、不正だとか、低能議員だとか、仙谷の陰謀だとか、なんの所為だか判らんが、菅直人、仙谷由人、前原誠司、岡田克也等々は、政権与党政治がまったく出来ない人間達だ、と日本国中に、否、世界中に開陳したことは、後々の為に良い事なのかもしれない。
自民党も、公明党も、みんなの党も、あの小泉純一郎までが、「菅政権」ありゃ駄目だと太鼓判を押すに至っている。だから小沢一郎ならイイ、とならないのが悩ましいが、一足飛びに、小沢一郎で大同団結ってわけにも行かないのが政党政治なのだろう。ここ1か月ほどの小沢一郎の動きをみていると、筆者の夢である「小沢新党」と云う構想の影も形も未だ見えていない。つまり、当面はそのような動きが無いが如き様相になっている。政界の常識を尊重すれば、そう云う事になるのも致し方がない。急がば回れと云う言葉もある。
しかし、12月1日の動きを追いかけてみると、相反するような意味深長な言葉が語られている事に気づく。12月1日、小沢一郎は地元奥州市の式典で「私も政治活動40年を超え、これから先、何十年もやっていけるわけではない。民主主義の定着と日本国中が安定した生活が送れる社会を何としても築き上げることが最後のご奉公だ」、「政治は国民の生活を守ることだという理想の旗を高く掲げ、実現のため抜本的な改革を進めていきたい」、「地方の人が自分たちの知恵を生かしたふるさとづくりをやっていくことが私の夢だ」と力強く語った。
また小沢は同日夜の「一新会」の会合で、「鳩山政権のときも内閣支持率は落ちたが、党の支持率は自民党よりよかった。それが今では自民党よりも悪くなっている」。和歌山知事選で民主党推薦候補が大惨敗した状況に「こんな状況ではしょうがない」、「党大会が行われる来年1月13日がポイントだ。せっかく政権をとったんだ。国民の期待に応えなきゃ。党を割るのはダメだ」、「無職の風来坊だからみんなと一緒に勉強したい」。
23年度予算について「誰が仕切って、どのようにしているのか。しっかりと国民にお応えができる、それだけの予算を組めるのか」。4月の統一地方選についても「よほどしっかりやらないと大変だぞ。地方議員が困るぞ」等と述べた。先ず、地元の支援者に対し『民主主義の定着と日本国中が安定した生活が送れる社会を何としても築き上げることが最後のご奉公だ』『政治は国民の生活を守ることだという理想の旗を高く掲げ、実現のため抜本的な改革を進めていきたい』と自らの政治家としての目標を改めて確認するように語っている。本来なら、一枚岩で、その実現に邁進したいところだろうが、現実はそれほどシンプルではないだろう。
一新会のメンバーを相手にした場合、党を割る意見が出たのであろう、『鳩山政権のときも内閣支持率は落ちたが、党の支持率は自民党よりよかった。それが今では自民党よりも悪くなっている』、『党大会が行われる来年1月13日がポイントだ。せっかく政権をとったんだ。国民の期待に応えなきゃ。党を割るのはダメだ』、『(予算を)誰が仕切って、どのようにしているのか。しっかりと国民にお応えができる、それだけの予算を組めるのか』 と血気にはやる議員を前に、民主党内改革を強調したようだ。
小沢一郎の煙幕と読む事も出来るし、未だ民主党内改革を捨てていないとも読める。まぁ一寸先が見えないのが生き物の政治なのだろうから、状況は日々変わるのだろう。 しかし、地元での発言が小沢一郎の政治目的であるとするとき、『政治は国民の生活を守ることだという理想の旗を高く掲げ、実現のため抜本的な改革を進めていきたい』と云う、政治家として当たり前のような目標が政治の理想になってしまうところがこの国の情けなさだが、小沢一郎は単に普通のことをしようとしている。しかし、現実には「普通のことが」「理想の実現」になると云うのだから、小沢も辛いことだろう。
現時点では何とも言い難いが、小沢一郎の政治感でさえも、現状は両睨みの選択しかないと読んでいるような気がする。ただ、小沢自身が陣頭指揮を執る政権体制は考えていない感じだ。どうしても法廷闘争が小骨のようにひっかかるのだろう。ただ明らかな事は、菅内閣の能力で予算を本国会に出すことには、大いに疑問を持っているようだ。両院議員総会の開催を1月13日以前に要求し、代表更迭と云う方向性を暗示している感じがする。そして、13日に党大会で、両院議員総会が決めた新代表の採決が行われる可能性は充分ある。そして、小沢派が勝てる要素は着実に増えている。
筆者の勘だが、岡田の代表もあり得る。民主党内改革をするなら岡田が一番無難なのだ。煮ても焼いても食えそうにない原理主義で隷米だが、民主党内改革となると、有力候補だ。ウルトラCは民主党代表岡田克也又は小沢一郎、総理大臣・国民新党・亀井静香だ。聞かなかったことにして貰おう。(笑)
以上の分析が的外れでない証左ではないが、腐れマスメディア「小沢ネガキャン」のキャンペーンを思い出したように張りだした。菅政権の体たらくは「脱小沢」が全てである、という世論が形成されているような気になった恐怖を、腐れメディアが感じたのである。
何度も、しかもどんな手段で転ばしても起き上がる“みちのくダルマ”に悲鳴を上げている。特に目につくのが、NHKと朝日新聞だ。論調のバカバカしさと云うか、愚にもつかぬ難癖を必死でつけている。日本の大報道機関だと自称する、2大メディアが意味不明、適正な政治資金報告書を不法な資金流用のように言いふらし、書き散らすことは、到底許されることではない。
まぁ、徐々に騙される国民の数が減少したり、あまりに酷いので、チョット変?と思うレベルに達しているようだ。追々答えは出るだろう。朝日は船橋洋一の退陣、星浩の退職。NHKは経営委員会と別に運営委員会が国民の代表によってチェックされる放送局になるリスクを冒している。今のうちだよ、嘘八百が言えるのは大越君!
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