http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/899.html
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2010年11月30日放送の文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」における山口一臣氏(週刊朝日編集長)の話を一部書き起こしました。音声は来週の月曜日頃までであれば下記URLで聞くことができます。当該個所は6:40あたりからです。
大竹まこと ゴールデンラジオ!「大竹紳士交遊録」 【11月30日 山口一臣(週刊朝日編集長)】
http://www.joqr.co.jp/podcast_qr/shinshi/shinshi101130.mp3
(書き起こしここから)
山口:これ何でね、6月の議会で否決されたものが、もちろん文言を変えるというのは通したいから文言を変えるわけで、さっき言ったように本質は全然変わってないわけですよ、その規制しようとしている中身について。これどうしてなのかってちょっと取材したんですよ。そしたらすごく驚くべきことがわかって、これは本当にちょっと許せないなと思うんですけれども。
元々東京都の青少年保護育成行政というのは、2004年までは生活文化局という局がやっていたんですよ。ところが、2005年になって青少年治安対策本部というのができたんですよ。そこに警察庁からキャリア官僚が都庁に出向で来て、その青少年治安対策本部というのを作って、そこの本部長になるわけですよ。それ以降、さっき言った青少年の保護育成というのは、生活文化局という、つまり生活文化のカテゴリーではなくて、治安対策になっちゃったわけですよ。
今回のこの条文の改正というのも、この青少年対策本部の本部長とその下についている女性のキャリア官僚がいるんですけど、この2人が主にというか、この2人が主導してやろうとしているわけですよ。
なぜそれをやろうとしているかということを、さらに都庁関係者に取材したところ、今本部長についている警察庁から出向してた方というのは、実はあの志布志事件ってご存知ですか。あの選挙違反の世紀の冤罪事件と呼ばれている志布志事件の時の鹿児島の県警本部長なんですよ。
つまり、何かって言うと、そこで彼は汚点を作ってしまったわけですよ。キャリアとしての傷を負ってしまったが故に、出世が今遅れているんですよ。その汚名挽回と名誉回復のために、この条例を通して警察庁に帰りたいと。
さらに彼の今下についている、これはけっこう若手の女性のキャリア官僚なんですけれども、これは非常に優秀な方らしくて、警察庁としても一押しで、日本初の県警本部長にしたいというふうに思ってらっしゃる方がいらっしゃって、その人にも手柄を与えたい。そのためにこの条例をどうしても今回通したいということでですね。
(書き起こしここまで)
[関連]
性描写規制条例案を再提出 東京都、出版業界は反発 2010/11/30 17:07 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010113001000582.html
再び動き出した「東京都青少年健全育成条例」改定案に民主党も反対しない可能性 ( 日刊サイゾー)
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/877.html
「私たち漫画家は、都青少年育成条例に断固反対します!」記者会見 生中継 - ニコニコ生放送
http://live.nicovideo.jp/watch/lv33227605
「志布志事件」はなぜ起きたのか ─取調べの「可視化」を求めて─−JanJanニュース
http://www.news.janjan.jp/living/0710/0710290786/1.php
YouTube - 志布志事件を中山信一さんに聞く LoveNippon
http://www.youtube.com/watch?v=nf0UM3X84BY
仙波敏郎氏インタビュー 2010年11月6日 Web Iwakami
http://iwakamiyasumi.com/archives/4597
山口一臣 (kazu1961omi) on Twitter
http://twitter.com/kazu1961omi
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