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民主党と国民新党の関係がぎくしゃくし始めた。
国民新党は郵政改革法案の成立に向け、12月3日までの国会会期を1週間程度延長するよう求めているが、民主党は慎重だ。会期を延長した場合、小沢一郎元代表の国会招致などを巡り、野党が攻勢を強めかねないと懸念しているためだ。民主党と野党のムードも険悪で、民主党の国会対応には与野党が不信感を募らせている。
国民新党の亀井代表は30日夜、都内で民主党の岡田幹事長と会談した。関係者によると、亀井氏は会談で「郵政法案の成否は民主党の問題でもある」と述べ、国会を延長して成立させるよう強く迫ったが、岡田氏は明言を避けたという。
郵政法案は通常国会で一度廃案となり、政府は臨時国会に改めて法案を提出したが、2010年度補正予算審議が遅れたことなどで審議入りもしていない。
会期内成立は絶望的だが、国民新党は同法案を「1丁目1番地」と位置づけており、下地幹事長は30日の記者会見で「延長は当たり前だ」と強調した。亀井氏も、11月下旬に自民党の谷垣総裁ら野党党首と個別に会談しており、「郵政法案の必要性の言質を取った」(亀井氏周辺)としている。
これに対し、民主党では「延長はあり得ない。さっさと国会を閉じないと菅政権が追いこまれる」(参院幹部)との声がでており、国民新党からは「法案成立は連立合意に盛り込まれており、民主党が約束を守らないなら、離脱だ」といった強硬論も出始めている。
一方、国会内で30日開かれた与野党の幹事長・書記局長会談では、野党各党が小沢氏の国会招致について岡田氏に民主党内の調整状況をただしたが、岡田氏は「引き続き努力したい」と繰り返すばかりだった。
小沢氏が「一兵卒」を自認していることを踏まえ、「一兵卒に指示したら、従うのが普通ではないか」と指摘した共産党の市田書記局長に、岡田氏が「共産党とは違う」と答え、市田氏が「そんなバカな言い方があるか」と激怒する場面もあった。岡田氏が、「国会審議が停滞しているのは野党のせいだ」と当たり散らす場面もあり、公明党からは「子どもの使いじゃないのだから、岡田氏にはしっかりしてほしい」との声も漏れた。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101201-OYT1T00085.htm?from=main1
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