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2010⁄11⁄29(月) 23:58
「検察デモ」の矢野氏、「署名活動」の岡本氏との三者会談
先日、告知した三者会談、矢野氏、岡本氏、と私とで本日、会談をもった。
それぞれの言い分を一人ずつ別々の日にお聞きして、なんとか二人が同じ目標の下で共に活動できないかを模索してきた。
21日のエントリーで矢野氏の言い分を掲載すると書いたが、もし、それをエントリーするとことになれば、益々、溝が深まるというのは、矢野氏と私との共通の認識となった。
それで、29日に元々矢野氏と岡本氏が会うことになっていたものへ私も加えさせていただき、本日の三者会談となった次第である。
ここではそれぞれにインタビューしながら、今後の展望とお二人が共闘することができるのかどうかをぶっつけ本番で聞き出すという手法をとらせていただいた。
そういう点においては、大きな収穫があったと思っている。
本日の内容を一部、割愛・要約し、なるべく真意を歪めないように起こしてみた。
********** **********
―まず、それぞれの活動のきっかけについて
岡本 「強制起訴の話しがあって、小沢さんがもしかしたら翌週の12日の民主党の会議の中で除名や離党勧告がでるかもしれないという話しがあったんですね。
『小沢一郎議員の民主党議員としての地位保全を求める署名』主催者の岡本啓一氏
小沢さん自身でその時点では「自分で辞めるつもりはない」との発言がありましたし、それだったら、除名や離党勧告というのは推定無罪の人に対して行うのはおかしいんじゃないかと。
それがとくに日本の、ある意味、将来を分けるかもしれない政治家に対して、重要なキーマンだと思ってますし、これはいけないと。何かやらなければいけないと。でも何をやっていいかわからないんですけど、たまたま署名というものが浮かんだ。
今まで、署名活動をしたこともないし、署名用紙もつくったことはないけど、翌週の火曜日には処分されるかもしれない。それまでに何か結果に残るアクションを残さなければならない、という思いが強かった。
まず、ツイッターで呼びかけ、最初は自分の携帯番号だけを告知しようかと思ったんですが、住所と名前を出さないと署名していただく人に信用されないんじゃないかと、ある人からアドバイスもあったので公表することになった。
後から考えれば、それは当たり前のことで、署名してもらうってことは、その人の住所・氏名を書いてもらうわけですから。(笑)
何を信用の担保にするかと言ったら、自分自身しかないんですよね。
署名してもらう中でも「これはどこの組織がやってるんですか?」と何人か聞いてくるんですよね。
ツイッターで最初に出したのが10月5日で、その時の反応は「ガンバレ」とかの応援メッセージはありましたが、具体的に「行きます」という人は一人もいませんでした。
当日の朝、一人だけDMがあって、電車の中で気がついたんですが、結局、私を含めて、ツイッターで知ったというご夫妻2人と、ネットで見たという3人の計6人が署名活動をすることになりました。
矢野 2時間くらい探しても見つからなくて、ようやく、雨の中で一人、署名活動をしてて、『泣きそうな顔でやってたのよ、あの人は』とその方言ってましたよ、この間も。
岡本 僕一人で立ってて、雨降ってたんで、インクジェットで印刷した署名用紙も濡れちゃうんで、それを抱えるように傘さして『すいません、すいません』と言っても、目立つはずがないんですね。
矢野 その一人の方がこの間言ってましたよ、家が近くだったので、小沢さんの写真を印刷してポスターにして持ってったと言ってましたよ。
岡本 私も署名なんかクリップボードがあればいいんだろうと、いうふうにしか考えてませんでしたから。
矢野 みんな素人だからねえ。(笑)
岡本 そう、その方が「ダメじゃないのよ、これじゃあ、目立たないわよ。遠くないから私がすぐに家に帰ってポスター持ってくるわよ、クリップボードに貼り付ければ目立つじゃないの」っていってくれて持ってきてくれたんですよ。
(この日も含め3日間続けて、2日目は10人くらい集まり、中には栃木の方からわざわざ3時間も掛けて来てくれたということだ。詳しくは→小沢一郎に日本を託す会ブログ:インタビュー1、インタビュー2)
岡本 ネットでも署名を集めてるんですが、最初グッと伸びたけど、しばらくすると伸びが遅くなるんですよ。ぼくのツイートとか、それをリツートしてくれたり、ブログで紹介してもらってるんですけど、ほとんど出尽くしてるんですね。でも、街頭とかに立つと、まだ来るんですよ、全然知らなかった人が「こんなのやってたの」って、新しい人が署名してくれるんです。
矢野 あとは、あれだよね、新宿から今度、渋谷に行ってみるとかね。
岡本 そうですね、場所を変えてみようかとも思ってました。
矢野 もう署名したっていう人がいるかもしれないしね。
岡本 今後のことですが、小沢さんの地位保全が管政権の中で火種があるうちは、引き続き署名活動はしていく予定です。検察審査会についても、本当に審査員がいるのかどうかもわからない。「検察審査会が秘匿する情報の公開を求める請願」()も合わせてやっていきます。
今後はデモをやる時もあるかもしれませんし、目的とかで共闘できるのなら、矢野さんのところとやるということはあるかもしれない。
今、署名活動を共にしていただいている方の中でも、デモに参加している人もいる。
―続いてデモのほうなんですけど、10月24日に一回目をやり、その後、11月5日に東京で2回目、20日が大阪、21日が東京、名古屋、23日が新潟、福岡と、まさに全国に波及していきましたけど、最初はお二人で動いたということですが、大変だったんじゃないですか?
矢野 私も10月4日に「強制起訴」の議決がでて、最初はツイッターで、呟いててもしょうがないからデモでもやろうよ、ということになって、それで10月9日にやろうということで、次の日すぐに警察署に聞きにいったんです。
それからツイッターやネットとか阿修羅掲示板などで、瞬く間に広がって、私たちも覚悟を決めました。
それで岡本さんやネットのほうの方から声がかかって、集まりましょう、ということになり、その時のメンバーが中心となって10月24日にやることになった。
『権力とマスコミの横暴を正し、人権を守る国民の会』代表の矢野健一郎氏
岡本 公園によっては7万円くらいかかるとこともあるんですよ。主催者で立て替えようかって話しも出たんですが、僕は署名の印刷代くらいはいいけど、後はダメとしっかりお財布を握られてますから。
矢野 それは正しいんじゃないですか。デモでカンパをいただいて、今度しっかり報告しますけど、11万円集まって今3万円あまってますけど、集会なども希望されるんですが、それらも全てお金がかかったり、集合場所にはいいけど、集会はダメという公園もあったりと。
岡本 集合場所の公園などは、どこの管轄かは実際動いてみないとわからないですからね。
矢野 ここは都立でこっちは区だとかね。
今後は、僕らはデモ屋じゃないんで、デモばっかやっていこうというわけじゃない。
三権分立の問題だとか検察と司法の問題、人権の問題など、党派と思想を超えた国民運動にしていかなきゃならないと思っているんです。
現実的には、今は小沢支持者が圧倒的に多数なんですが、小沢さんを積極的支持するんじゃない人も含めて、まさに人権が蹂躙されているわけで、一般市民にも降りかかるものだし、最大の被害者が今、小沢一郎さんであり、鈴木宗男さんであり三井環さんであると。
それはもう、右も左もなく同じテーマについては共闘できるんだということでやろうと。
今度の12月5日の三井環さんのデモは、団体の動員も掛けるらしいんですが、ぼくら市民デモという観点でいうと、「え〜」という話もしたんですが、誰であっても「おかしい」ということなので、今の現状を踏まえた上で、今後の展開を考えれば、そういったものも含めて全国的な国民運動にしていかなきゃいかんだろうなと思います。
一応、「国民の会」というものもあるんですが、デモによってテーマが変われば、その時には一緒にできるし、今のところは検察・検審とマスコミと掲げてますが、場合によっては違うテーマになった時に、このテーマだったら団体とか違うけど「やる」とか、こっちのテーマは違うから「やらない」と、いろいろあってもいいんだと思うんです。
その時々によって、集合してデモして解散する。デモは一回一回が「集合・解散」みたいなもので、組織的な動員デモじゃないんです、僕らは。あくまでも市民が自発的に集まっているものです。
鈴木宗男さんが近々収監されるということで、12月5日に檄を飛ばしてもらおうということだったんですが、できなくなって、家に迎えにくるのか、出頭するのか、どういうふうに収監されるかわかないんですけど、その時に「鈴木宗男バンザーイ、待っているよー」と10人でも20人でも行ってやれば、鈴木さんも勇気付けられるなと、それはどうかなと相談したいんですけどね。1年8ヶ月も入るんでしょ。
今後は集会とか大会とか、勉強会とか、そいうことをして、まだ知らない方々、マスコミに洗脳されたままの多くの人たちに知ってもらおうということで、デモ以外にも展開していきたいと思っています。
二人は固い握手を交わした。
11/21エントリーの中で訂正があり、岡本氏に対する「除名」はその解除されていたとのこと。
ただ、「クーバビブレ」氏の21日の小沢支持者を愚弄するツイートについては、実行委員の立場でいかに理由があったとしても許されるものではないと今でも思っている。
ただ、その後、直ぐに辞意を表明して受け入れられた、ということである。
本ブログでは、今後ともお二人の活動を側面支援していきたいと思っている。
今後とも、益々のご活躍を祈念するとともに、様々な犠牲を伴いながらも、大人の対応をしていただいた、お二人に感謝申し上げます。
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