http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/659.html
Tweet |
重い沖縄の民意=普天間、再び混迷も−沖縄知事選
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010112800270
米軍普天間飛行場移設問題で揺れた沖縄県知事選は、主要2候補がそろって「県外移設」を訴えたため、普天間論争自体はかすみがちだった。ただ、県民が選んだのが県外移設であることは疑いようのない事実だ。5月の日米合意に沿って同県名護市辺野古移設を目指す菅政権に、「沖縄の民意」が重くのし掛かることになる。
4年前の前回知事選は、普天間飛行場の県内移設をめぐり激しい論争が繰り広げられたが、今回は様相が一変。条件次第で県内移設を容認する姿勢だった現職の仲井真弘多氏が方針転換し、「反基地」を鮮明にしてきた前宜野湾市長の伊波洋一氏との争点が不鮮明になったためだ。
仲井真氏を県外移設派へと追い込んだのは、普天間問題での民主党政権の迷走だ。展望がないまま「県外を目指す」とした鳩山由紀夫前首相は行き詰まり、結局、辺野古移設に回帰して退陣。期待を寄せた地元の失望は大きく、県民の間に政権不信が増幅した。
民主党は今回、候補者を擁立できず、傍観するしかなかった。一地方選とはいえ、外交の基軸である日米同盟の根幹にかかわる選挙で「不戦敗」を強いられたことは、政権担当能力を疑われる深刻な事態と言える。
菅直人首相は今月13日のオバマ米大統領との首脳会談で、普天間問題の解決に全力で取り組むことを約束。「決着」が急がれる状況となり、首相は今後、自ら沖縄入りし説得に当たる構えだ。
しかし、「沖縄の民意」とまともに向き合えるだけの力が、支持率急落にあえぐ首相にあるのか疑問視する見方は強い。首相が無理に事を進めようとすれば、混乱が再び拡大する可能性もある。(2010/11/28-22:44)
--------------------------------------------------------------------------------
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
- Re:沖縄県知事に仲井真氏が再選 普天間移設先「沖縄にはない」(日本経済新聞)普天間県外移設確定 近藤勇 2010/11/28 23:17:01
(0)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK100掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。