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元東京地検特捜部検事で弁護士の高井康行氏(63)が「新しい権力機関・検察審査会」と題して講演した。高井氏は、法改正で指定弁護士による強制起訴が可能になった検察審査会について「検察官なら起訴しない事件をより低い基準で起訴することが許される。新しい権力機関といえる」と指摘。ただ、強制起訴後の裁判で無罪になるケースもありうるとし、「取り返しがつくのか。(強制起訴の)悪影響も考えなければならない」と述べ、責任の所在を議論する必要性を訴えた。
まず、あれだけ声高に叫ばれた西松事件は結審寸前に訴因変更で有耶無耶となり、その後の陸山会事件も当初マスコミから喧伝された水谷建設からの1億円裏献金は、その現金引渡し含め、曖昧に終始し、公判前整理手続ばかりやっている。いったい何処にそのカネが入っているのか。 小沢氏の共犯事実も極めて曖昧、しかも、元々の陸山会の政治資金規正法違反事件も、どこがどのような事実で、それがどのように違反しているのか、述べている人はいない。マスコミは「政治とカネ」と表現して逃げている。
小沢氏の政治資金収支報告書は04年〜07年にかけて、その収支上の問題はない。指摘されている期ズレは、小澤一郎と小沢一郎で説明出来る。現在ネットに出ている検証動画があるので、小沢氏の問題を云う人はまずこの反論が欲しいところだ。 http://bit.ly/fSKQcL
検察審査会については、現在国会議員も調査しているが、ゲンダイの情報公開請求に対し1回目は全部が黒塗り、2回目は記録すらない状況。ネットでは、2回目の議決の内容に疑義が出ているばかりか、その議決があまりにデタラメで、審査補助員弁護士には何十件もの懲戒請求が出ているという。
これを異常といわずしてなんであろうか。議決がおかしいのであれば、やり直せばいいだけじゃないか。日当も出ている。金が出ているのだから、きちんとやるのが職務ではないか。しかも共犯事実は、暴力団の上下関係で判断しろって、国会議員は反社会勢力なのか。まったくアホらしい。また国会議員の森ゆう子議員が、10月15日の参議院予算委員会で公開討論会をしようと小沢氏の問題で述べている。よしと思えば、ツイッターに森議員もおられる。ここが問題なんだよ!とツイッターでつぶやけば、膨大な議論が出来る。そこに真実が発見できるかもしれない。
まず、04年記載の小沢氏借入金4億円は、その後定期2億2本になるが、この預金は、その後の政治団体からの寄付で資金繰りが間に合い、05年と06年に各々2億づつ取り崩して返済されている。つまり経理上、小沢氏からの4億円借り入れは必要なかったものと思われる。(石川議員の弁も同じ) すると残余は、土地とその代金である事務所費4億となるが、04年05年の寄付が5億強あり、4億払っても、1億強の毎年の団体運営費が出る。毎年の陸山会の運営経費は、1億2000万くらいで、かなり倹しいものだから合計5億強の政治資金収入があれば事務所費+経費を賄え、収支報告書はそうなっている。
するとここで4億円が更に多いとか、少ないとかいうと過不足が起きる。ちょっと考えられない。この結果として、後は、その土地の「取得」と計上時期がいつかという問題だけが残ることになる。 つまり、この話のスジについて、「事実はこうだから違う」と云えばツイッターで聞いている人も「ほー」となる。
だがマスコミは「政治とカネ」「国会は説明責任」しか云わない。論説委員はツイッターに出て来い。要は、ネットでは政治資金収支報告書04年〜07年を実際に読み込み、普通の会計として議論している。会計を見るときは、まず年度の基礎的経費を見る。陸山会の場合、04年〜07年の経費勘定を見る。すると、ベースで必要な金が分かり、その金が不足なら借入金がいるし、過剰なら資産になったり、預金になったりする。電卓と加算減算だけで出来る。
まず政治資金収支報告書を読み、その何処に虚偽があるのか、マスコミは我々読者に説明責任を負っている。なに、分からないだと。新聞売るなバカヤロー。
皆さんのご意見もお待ちする。
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