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与野党によるチキンレースが幕を開けた。野党は、問責決議が可決された、「影の宰相」こと仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国交相が辞任か罷免されない限り、年明けの通常国会冒頭から審議拒否する方針。一方、政府・与党は断固続投させる構えなのだ。カギを握るのは公明党だが、菅政権への強硬姿勢を崩さない。菅直人首相は土俵際に追い込まれつつある。
「さようならー」「蛍の光 窓の雪だな!」
27日未明までかけ、仙谷、馬淵両氏の問責を可決した参院本会議場は、高揚した野党側のヤジに包まれた。問責直前の参院自民党議員総会では「この上は内閣総辞職か衆院解散に追い込みたい」(中曽根弘文参院会長)などと威勢のいい言葉が飛び交った。
標的となった仙谷氏は記者団に「ノーコメント」とだけ答え、逃げるように国会から退散した。菅首相は26日夜、「帰趨を見定める」と述べ、即座の罷免を否定したが、打開策は見えないままだ。
野党は仙谷氏らが交代しない限り、年明けの通常国会冒頭から始まる2011年度予算案の参院審議に応じない構え。民主党には「野党は国民生活に直結する予算案をいつまでも放置できないはずだ」(幹部)として、野党がいずれ国会審議に戻るとの楽観論があるが、そう簡単でない。
当面切り崩しのターゲットとなるのが、当初2010年度補正予算案に賛成を検討した公明党だ。しかし、相次ぐ外交失態で内閣支持率が「危険水域」の20%台に低迷し、今秋の衆院北海道5区補選や福岡市長選などで民主党関連候補が惨敗した今、公明党内の空気は厳しい。
「民主党と組めば一緒に地獄行き」(参院議員)といった強硬論が台頭し、衆院落選中の大物幹部も「今解散なら勝てる」と現執行部を突き上げているという。
民主党内には「大胆な内閣改造で支持率を回復し、事態打開を目指すべき」(古参議員)との声もある。仙谷氏に代わり、人気の高い前原誠司外相や蓮舫行政刷新担当相を官房長官に横滑りさせるプランだ。
しかし、人事で干されてきた小沢一郎元代表に近い議員の不満が爆発する可能性もあり、一筋縄ではいかない。
罷免も、内閣改造も、野党切り崩しもできないまま、菅内閣は座して死を待つのだろうか。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101127/plt1011271442001-n1.htm
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