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2010年11月27日 掲載
代表を替え民主政権は出直せ
巷では小沢一郎が支持されている
政界に驚きの声が広がっている。
「首相に一番ふさわしいのは誰か」という世論調査で、なんと小沢一郎がトップに躍り出たからだ。「国民は小沢を嫌っている」というのが定説だったはず。
ところが、産経新聞などが20、21日に行った調査で、小沢は前原誠司や菅直人を抑えて堂々の1位だった。
上位5人は、小沢一郎、前原誠司、舛添要一、菅直人、渡辺喜美という順位だ。小沢一郎は前回5位から、一気にランクアップ。世論のこの様変わり、一体どうしたのか。
「やっと国民が本気で政治を考えはじめたということでしょう。戦後60年、日本人は『どうせ誰が総理をやっても一緒さ』と軽く考えてきた。舛添要一あたりが世論調査でトップだったのも、その裏返しです。テレビ人気の高い政治家を安易に支持してきた。しかし、菅首相のテイタラクを見せつけられ、さすがに能力のない政治家がトップになったら、国がおかしくなり、自分たちの生活がメチャクチャにされると分かった。強いリーダーシップと政治哲学を持った政治家にやらせないと大変なことになると目を覚ましたということです。そう考えると、口先だけの前原誠司には、とても任せられない。やはり、適任者は小沢一郎しかいないとなったのでしょう」(政治評論家・本澤二郎氏)
冷静に考えれば、最大の実力者である小沢一郎が「総理にふさわしい政治家」の1位に選ばれるのは当たり前のことだ。もともと、政治意識の高い有権者が集まるネットでは、小沢人気はダントツ。これまで前原や舛添がトップだったことの方がおかしいのである。
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