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12月の都議会に提出される東京都青少年健全育成条例改正案について
漫画界の巨匠、ちばてつや氏が非常に嘆いておられる。
その日記を自分の言葉をそえて、紹介したいと思います。
(引用初め)
つらつら考えてみるに、国の指導者達は漫画やアニメが目障りなのかな。
こんなもの、日本からなくなってしまった方がいいと思っているのかな、
・・・と。
(引用終わり)
財政危機、行政のスリム化、減税、歳出削減、社会保障費削減、公共事業の削減、
これらの言葉を旗印に、ここ数十年、政治は、小さな政府論に傾いている。
要するに、政治家は経済成長や富の再分配にはあまり関わらないようにしたい
という気持ちの現われなのかもしれない。
その一方で、右側からは、治安維持、青少年の道徳心向上という名目で、
左側からは、子供たちの人権保護という名目で、国民のささやかな趣味の一つ
(もちろん、それを糧にしている者にとっては生活そのものだ。)を槍玉に
上げて、やれ規制だ、やれ廃止だと日本の政治家は、権利行使を伴う危険な政治
ごっこに明け暮れている。
何のための政治家だよ、国民に一切アメを与えずムチだけというのは。
私は漫画・アニメ規制派代表格の石原都知事に言いたい。
一つの文化を政治的に滅ぼし、国民の価値観を自分の望むものに染めようとしている
様は、貴方がもっとも嫌っている中共と同じやり方だと。
(引用初め)
繰り返し繰り返し『厳重に取り締まりたい』という法案がつぎつぎ提出される現状を
みると、今、マンガを勉強している学生や若い漫画家たちはニュースを聴いただけで
もうすっかり萎縮しているし。
(引用終わり)
水戸黄門のドラマを現実にしたようなものかね。
反論する余地もなく、お上のご威光は絶対だというあれね。
2Dコンテンツで飯を食っている者にとって、相手は自分を殺そうとしてきている
殺し屋あるいは侵略者だ。行政があやまった判断を下そうとしたら、Noというべき
ときにはNoと言わなければならない。芸術家は政治に無関心でよいなどという
ある意味、古き良き時代は終わったのだ。念仏平和主義は一切通用しない。
今の日本の現状は確かにとても虚(むな)しい。
でも、敗北主義はとらず、行政に訴えていくべきです。
(以下、全文引用)
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http://ameblo.jp/chibatetsu/entry-10719042117.html
最近は世界中で
とても恐ろしかったり、
悲しかったりのつらい
ニュースが多いけれど、
われわれの漫画アニメの
世界にも、ちょっと
気になるニュースが
報道されはじめました。
そう、
東京都議会が、又もや
『青少年育成条例改正案』を
持ち出し、なんとしても
この法案を通そう、と
意気ごんでいるいう噂。
ほんとなの?
これまで何度も
議会にかけられて、
しっかり審議され、
しかも、何人も
いろいろな人達の
意見を聞いた上で
否決された筈なのに
今更、どうして又!?。
思い起こせば
・・すでにマンガや
アニメは、昔から
『悪書追放運動』
(1955年頃)や
『児童ポルノ法案』などで
厳しい規制が科せ
られているのに・・・。
何故ここで、さらに大きな
アミをかけて取り締ま
ろうとするのだろう?
話は飛びますど、
前回の衆議院の選挙では
『漫画とアニメの殿堂』
なんかいらない、
などと揶揄(やゆ)され、
政争の具にされてあっさり
仕分けられてしまった。
(まあ、この時は国民の
民意もそれに賛成だった
んだから仕方ないけど。)
つらつら考えてみるに、
国の指導者達は漫画や
アニメが目障りなのかな。
こんなもの、
日本からなくなって
しまった方がいいと
思っているのかな、
・・・と。
なんか、こうも
繰り返し繰り返し
『厳重に取り締まりたい』
という法案がつぎつぎ
提出される現状をみると、
今、マンガを勉強している
学生や若い漫画家たちは
ニュースを聴いただけで
もうすっかり萎縮して
いるし。
例えばボクのように
ベテランと呼ばれる
漫画家でも、いい作品を描きたい、
と思うモチベーションが
下がってしまって、ホント、
つくづく虚しく
なって、ぐれそうだよ。
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