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堂々とした胡錦濤主席と対比して菅首相の態度は?
11月13日、横浜で、胡錦濤中国国家主席と日本の菅直人首相の22分間の首脳会談が開かれました。通訳が入るから各自発言時間は5分間くらいでしょう。それを日本のマスメディアは大さわぎをしていますし、菅首相自身が「日中関係は、私の首相就任以前にもどった」と記者会見で言っています。
菅さんは、どうして温家宝さんや胡錦濤さんに辞を低くして、ここしばらくあんなに会いたがったのでしょう。
それに対して中国の首脳は、どうして菅さんに会うのをいさぎよしとしない姿勢をとり、じらしにじらしたのでしょう。
胡・菅会談も決まったのは、直前とのこと、ばかにされていると思いませんか?
とはいえ私は、中国首脳の気持も態度も分ります。いまの中国はそんな国なのです。
しかし、どうして菅首相が卑屈なほどの下手から出て「会ってほしがったか」、それを日本のマスコミが、どうして「書きたてたのか」……この辺がまったく分らなくて、びっくりしたのです。
しかも横浜での会議の時も笑顔をまったくみせず、菅さんの方から目をそらさず、姿勢もよく微動だにしない胡錦濤さんと、ほとんど下を向いて姿勢も悪く、いかにも弱々しい菅さんの映像をみて、「われわれの代表はどうなったのか?」とさらにびっくりしました。
完全に貫禄負けですね。
一体、日本は中国に一方的にそんなにアタマを下げ頼まねばならないことがあるのか……と、この映像を見るとだれしも思うし、これは国辱ものとも言えるでしょう。
日中両国は平等のはず。しかも今回の尖閣諸島事件は中国漁船から当ってきたのは映像で明らかです。
お互いに持ちつ持たれつで、仲良くやらねばならないし、そんなに中国に日本は借りがあるとは、どう考えても思えません。
それに以下のような記事が11月19日号の週刊朝日にものりました。
中国大好きな新聞の朝日新聞社の発刊する週刊誌に乗ったのですから、これは真実の可能性が高いと思います。
ともかく最近の日本政府の中国への弱腰にはびっくりします。
下記の記事を読んで、日本人としてわれわれも考えなおさねばならないし、日本政府に、もっと「しっかりしろ」と言いたいと思うのです。
【胡錦濤主席の仰天発言!?】
「日本を植民地にする!」
中国の最高権力者、胡錦濤国家主席は11月1日、訪仏を前に仏紙「フィガロ」のインタビューに応じ、「中国は拡張を追求しない」と覇権主義をきっぱり否定した。
だが、中国から亡命した反体制派作家で、『暴かれた中国の極秘戦略』(まどか出版)を最近上梓した袁 紅冰氏は、「胡錦濤氏は、日本を含むかつての列強を、中国の植民地にするつもりです」
と断言する。
今も中国のさまざまな情報源を持つという袁氏の著書によれば、08年2月、胡主席は党・政府・軍の全権を掌握した後、北京郊外の地下深くにある軍事基地で演説し、党幹部らに野望を語ったという。
非公開のその演説の一部が、著書に紹介されている。
《歴史上、西洋列強は砲艦とアヘンをもって中国を植民地にした。現在歴史は逆転し、我々は資本主義の危機という有利な歴史的機会を捉えて、効果的な措置をとり、次第にかつての列強を社会主義中国の経済的・文化的な植民地に変えていくのである》
袁氏によれば、この実現のために中国共産党が導入したのが「超限戦」戦略だ。通常の武力戦のほかに、外交戦、諜報戦、金融戦、ネットワーク戦、文化戦、心理戦、メディア戦など、さまざまな「戦争」のあり方を含む。軍人と非軍人を明確に区別せず、総力戦を展開する点が最大の特徴であり、脅威でもある。
その戦略の総指揮官で、前のめりになっているのが胡主席なのだという。袁氏は胡主席を「冷酷無比の党官僚」で「権力亡者」だと評する。
「89年にチベット自治区ラサで行われた僧侶たちの平和的デモを武力弾圧し、400人以上が殺されました。その彼にケ小平は『中国の覇権のため、2012年までに台湾をどんな手段を使っても統一せよ。これは胡錦濤同志の仕事だ』と遺言を残しています」
菅首相は「戦略的互恵関係」にこだわっているのだが。
ジャーナリスト・野村旗守(転載ここまで)
これは11月22日の本ページに書いたように、いまの日本人に危機感も愛国心もなく、特に政治家、役人、ジャーナリストに生命をかける人々がいないせいでしょう。
こんなつまらないことでびっくりするのは、この辺でやめにしたいものだと思います。
=以上=
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