文藝評論家・山崎行太郎の毒蛇山荘日記　様

１１月２５日記事
小沢一郎氏のやるべきことは「日本の独立」運動の父となることだ。
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20101125/1290664937

（以下に全文転載）

昨日は、豊島公会堂で行われた「ネットが変える……」集会に、「月刊日本」副編集長とともに参加してきたが、舞台上にいた民主党の川内博史議員、辻恵議員をはじめ、司会者の小澤遼子氏、飛び入り参加の宮崎学氏等から、一般の観客席を含めて、ほぼ参加者全員が、烈しく菅内閣、仙谷由人官房長官を批判し、それに逆比例するように熱烈な小沢擁護論を展開し、そのあふれるような熱気は、「革命前夜」を思わせるような感じで、圧倒されるほどであった。変われば変わるものである。

以前から熱狂的な「小沢ファン」がいなかったわけではないが、しかし今の状況とは決定的に異なる。今や小沢一郎は、マスコミの報道とはまったく逆に、多くの日本国民の圧倒的支持を得ている「国民政治家」に成長しつつあると言っていいと思った。

小沢事件は、事件が拡大し、各方面に拡散すればするほど、以前なら想像も出来ないような、たとえばマスコミの問題、検察・裁判の問題、米国支配の問題等、様々な問題を暴露している。もはや小沢問題は、小沢個人の問題のレベルを超えようとしている。つまり政治家・小沢一郎を攻撃し、批判・罵倒すればするほど、小沢一郎を批判・罵倒する陣営の側の病理的実態を暴露しつつあると言うべきだろう。

宮崎氏は、小沢問題は新しい段階に移りつつあると分析していたが、僕も同感する。小沢事件は、小沢一郎が有罪か無罪かというような法律や検察の問題の事件を乗り越えて、圧倒的な国民的支持を得た国民政治家・小沢一郎が、何時、どのような形で復活し、反撃に出るかという段階に来ている。

つまり、今、政治家・小沢一郎氏が直面しつつある事態とは、法廷で無罪をかちとれるかどうか、民主党内の実権を取り戻せるかどうか、あるいは総理大臣になれるかどうか、というような民主党内部や政界内部の権力闘争問題ではなく、むろんそれも大事な問題であることは言うまでもないが、小沢氏を先頭にして、日本が真の国家的な「独立」を勝ち取るための戦いに、多くの国民と共に立ち上がるかどうかという現実である。

（以上、転載終了） 　

コメント
01. 2010年11月26日 13:00:46: IglpiCbzTc 沖縄の人間の鎖の写真　平和で安全な運動です http://gajuma.blogzine.jp/okinawa/2010/05/post_f79f.html これを東京でも地方でもやるべきです。 できることをやらないで、悲嘆にくれても、馬鹿らしいですよ。 デモよりも、現場においても写真の訴求力においても、威力が大きいです。効果が大きくて平和的です。 みんなでやりませんか。 それとも黙って日本民族を滅亡させますか。
02. 2010年11月26日 14:02:20: FLqTKfM4UQ 世襲議員の小沢にレーニンや坂本竜馬のようなものを求めてもしょうがない と思うぞ。 親の地盤を継いだだけなんだから。 小沢のこれまでの経歴を見ると目先の利権で発言や立場をコロコロ変える ネズミのような議員だったし、「ネズミさんが日本を変える」とか期待感 ばかりもっても失望に変わるはずだ。 「確かな実績」を出してから評価をすべきで、「もちあげ、ヨイショ、提灯記事」 で世の中は変わらない。
03. 2010年11月26日 14:27:37: EyQLoOw9qL 選挙対策以外にやれることあるの？ というか、やったことあんの？
04. 2010年11月26日 15:09:43: FLqTKfM4UQ 与野党ともに政治家にろくなのがいないから、小沢氏のような擦り切れた利権議員まで担ぎ上げて「なんとか小沢さんに政治を変えてもらいたい」と言わなきゃ いけない日本は明らかに「政治三流国家」でしょう。 「鳥なき里のコウモリ」で、鳥がいなければ真っ黒なコウモリも孔雀のように 扱われるということでは？ インサイダー取引や土地ころがしで儲けて、ツケを増税として国民や子供に 押し付ける政治は７０年代の田中角栄で終わりにするべきだったのではないか？
05. 2010年11月26日 16:31:34: FLqTKfM4UQ 小沢の師匠である田中角栄の「列島改造論」は７０年代前半ならともかく、 今日では世界経済の変化のなかで破綻している代物です。 「列島改造論」が発表された７０年代前半は地方の人件費が安いから、 東京の工場を地方に移し物流網も整備したらいいという内容だが、 今日では日本の工場は国際競争に負けて潰れているか、日本より人件費の安い 東南アジアに移転している。
06. 2010年11月27日 09:11:05: qWe7DvnpCs > 小沢一郎が有罪か無罪かというような法律や検察の問題の事件を乗り越えて、圧倒的な国民的支持を得た国民政治家・小沢一郎が、何時、どのような形で復活し、反撃に出るかという段階に来ている。 世論調査では小沢一郎の支持率は非常に低い。 「圧倒的な国民的支持を得た国民政治家・小沢一郎」は正確に言うならば、 「圧倒的な韓国・朝鮮国民的支持を得た韓国・朝鮮国民政治家・小沢一郎」 である。 小沢一郎支持者の文章は正確性に欠ける。
07. 2010年11月27日 17:47:52: uxpN967vMg 小沢さんを、誹謗中傷している君たちへ問うが、 小沢氏主張の「国民生活が第一」を執るのか、反小沢の「国民の搾取第一」を良しとするのか、二者択一、どちらがよいか分かりそうなものだが、分からないんだな。 分からない奴は確信犯、分からないままでいろ、ただ、ここへ来てまで、無駄口を叩くな、目障りだ。 どうしても出てきたいのなら、政策のどこがどうだから菅がよいとか、自公が良いとか、もっと深く掘り下げて投稿をせよ。 なにか良いことを言っているのかと読んでみて、そのマスコミ洗脳頭に唖然。

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