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国家公務員給与法改正案:国民を愚弄したその内容〜そして新たな風が吹き始めた(暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える)
http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/466.html
投稿者 判官びいき 日時 2010 年 11 月 26 日 10:11:51: wiJQFJOyM8OJo
 

http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22
給与法改正案の呆れた中身
2010年11月25日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
首相の給与カットたった5000円
またかよ……。菅・民主党の公約違反にはゲンナリしてしまう。先週末(18日)、与党の賛成多数で衆院を通過した国家公務員の給与法改正案。結局、今年度の国家公務員の平均年間給与は、人事院勧告通りの1.5%引き下げにとどまった。これじゃあ公約の「国家公務員の人件費2割削減」には程遠い。かけ声倒れもいいところだ。

改正案には「一般職」の公務員だけでなく、大臣や政務官など「特別職」の給与引き下げも盛り込んでいるが、中身をよく見ると、これがまたヒドイ代物なのだ。例えば、総理大臣の給与は改正前の月額206万5000円から206万円に、たったの5000円減るだけ。カット率0.24%に過ぎない。こんなの誤差の範囲内だろう。痛くもなんともない。国務大臣の引き下げ額も、月額で4000円(0.27%)ぽっち。公務員の削減水準に合わせたつもりだろうが、こんな形だけの削減で国民の目をくらまそうという魂胆がこすっからい。菅内閣には、お手盛り法案に異議を唱える閣僚もいないのか。

民主党は参院選のマニフェストで「政治家、幹部職員が率先して」給与を削減すると約束していたが、〈表〉を見れば分かるように、一般職の地方機関課長など末端の人ほど下げ幅が大きいのだからアベコベだ。9月の代表選でも「人勧を超えた削減を目指す」と勇ましいことを言っていた菅首相は、「次の通常国会で給与をさらに削減できる法案を出す予定」とか言い訳し始めている。それなら、まずは自ら身を切ってみせたらどうだ。本気で公務員の人件費に切り込む気があるのなら、閣僚の給与10%自主返納とかでお茶を濁している場合じゃないだろう。

「民間企業だって、業績が悪ければ、まず経営陣の報酬を下げるのは当たり前。菅首相は消費税増税にまで言及したのだから、国民に痛みを押し付ける前に、率先して自分の報酬を大幅カットするのがスジです。だいたい、大臣や副大臣や政務官は人事院勧告の適用範囲外だから、一般職公務員の水準に準じる必要性はまったくない。それこそ政治主導で、2割でも3割でも、自分たちで決めてカットすればいいのです」(政策研究大学院大学客員准教授・原英史氏)

“良識の府”というのなら、参議院はこんなデタラメ法案は絶対に通しちゃダメだ。
◇改正前(月額)/改正後(月額)/引き下げ額/カット率
内閣総理大臣/206万5000円/206万円/5000円/0.24%
国務大臣/150万7000円/150万3000円/4000円/0.27%
副大臣/144万4000円/144万1000円/3000円/0.21%
大臣政務官/123万1000円/122万8000円/3000円/0.24%
事務次官/142万4260円/142万720円/3540円/0.25%
局長クラス/108万4420円/108万2060円/2360円/0.22%
地方機関課長(一般職)/48万3000円/47万6000円/7000円/1.45%
(日刊ゲンダイ2010年11月22日掲載)(転載終了)

今回の国家公務員の給与法改正案の中身にはまったく驚きである。菅首相の給与が「206.5万円⇒206万円」(▲5000円)とは、マニフェスト違反も甚だしく、国民を愚弄しているとしか思えない。詳細は上記記事を読んでいただいた通りで、呆れ果てて、もう菅”売国奴”内閣には批難の言葉も浮かばなくなってきた。

昨日のエントリーにて取り上げた「名古屋市議会リコール署名不成立」の”愚行”同様に、露骨な「役人偏重主義」に傾倒しつつあるこの国家は「共産主義国家」、否、「ファシズム国家」さながらと言ってよいであろう。一部の役人が傍若無人な決議を重ねるここ最近の状況は、非常に危険極まりないものであると感じるのは小生だけであろうか?さすがにこの状況に危機感を感じたのか、民主党の若手議員が国士・小沢一郎の下、「北辰会」なる会派を立ち上げた。以下に関連記事を転載する。

(転載開始)
民主党:「北辰会」設立総会に40人 小沢氏支持の新人
2010年11月25日 19時53分 毎日新聞

民主党の小沢一郎元代表を支持する衆院当選1回の議員による勉強会「北辰会(ほくしんかい)」の設立総会が25日、国会内で開かれ、約40人が出席した。菅政権の支持率が低迷し、選挙基盤の弱い新人議員の不満が高まる中、小沢氏が一定の求心力をアピールした。会合には小沢氏も出席し、最高顧問に就任。あいさつで「去年の選挙で、国民の生活は第一と主張してみんな当選させてもらった」と述べ、衆院選マニフェスト(政権公約)実行の重要性を強調し、菅政権をけん制した。

「北辰」は北極星を意味し、政治の師として小沢氏を指すという。同会は小沢氏を支持する新人議員グループ「一新会倶楽部」を母体に設立。前原誠司外相や樽床伸二前国対委員長らのグループと同じく、毎週木曜日に定例の勉強会を開催する。これまで衆院新人議員の3分の1超の53人が参加を表明している。【葛西大博】(転載終了)

「やっと山が動いたか」「気づくのが遅いだろ」このニュースを耳にした際、最初に感じたのがこれらの言葉である。しかし、それでも衆院新人議員の3分の1超の53人もの議員が、”菅−仙谷”らの描いた悪夢から覚醒し、同会への参加を表明しているというのであるから、それなりに期待をして今後の動向を見守りたい展開である。つい最近発表されたマスゴミの世論調査でも、菅内閣の支持率は過去最悪となり、不支持率も過去最高の割合に上っている。世論調査そのものがマスゴミによる”偽造”であるとしても、この徴候は悪くない傾向である。

そして、何を勘違いしたのか、FNNニュースなどの報道によれば、「日本の首相にふさわい人物No.1」に、なんと小沢一郎の名が挙がりはじめている。さすがにこれには、何か”裏”があるという疑いを否定できないが、意外にマスゴミ内でも”勝ち馬に乗る”べく、謀反が起き始めているのやも知れない。少しの間、模様眺めを決め込もうかと思う次第である。
 

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コメント
 
01. 2010年11月26日 10:56:51: EAo5YST5jk
代理出席も含め53名内議員本人出席43名

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