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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu228.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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韓国軍兵士が殺されても、米韓同盟は何もできない、となれば、日本
の無人島が占領されても、日米同盟は何もできない、と中国は考える。
2010年11月25日 木曜日
◆北が仕掛けたチキンレース。中国は尖閣を取りに来るか? 11月23日 ワイルドインベスターズブログ
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-2f10.html
これは無謀な攻撃のようでいて、よく考えられた脅迫だなと思います。
なぜならどの国も今の時点で戦争が起こることを望んでいないので、
かなり高い確率で援助を引き出すことができるからです。
[1.北朝鮮]
韓国や中国ですら平和な経済発展を望んでいます。
だから砲撃しても大丈夫という読みです。
この手口がエスカレートすればいつかは戦争の引き金となるわけですが、
そんな先のことは考えていません。
「反撃されるまでゆすりつづける」だけです。
このチキンレースの仕掛け人は勝者にはなりえません。
せいぜい「韓国を道連れ」「日本中国にとばっちり」を食わせるだけで、
米ロは痛くもかゆくもないでしょう。
ただこれが尖閣に飛び火するようなら、米露まで冷や汗をかくことになります。
[2.韓国]
普通に考えると、韓国は今回の反撃以上の軍事的報復はできません。
兵士が死んだことで世論は沸騰するでしょうが、戦争はまずソウルが火の海になってからキックオフとなる構造なので、やりたくないのです。
それより怒ったふりをして緊張を高め、ウォン安に持って行き、輸出を増やしてウハウハというのが現実的な線と思います。
今年3月に軍艦「天安」が爆発沈没して50人近い死者を出したときも、
「北朝鮮のせいだ!」と軍事報復をちらつかせて安保理に訴えましたが、
「誰が沈めたかわからんけど遺憾です」程度の議長声明で矛を収めました。
そして韓国株はウォン安ブースターで再浮上したのです。
それから9月に米5000トンを北に援助しないほうが良かったでしょうね。そんなことするから「少ねえぞ!」と逆切れされ、脅迫の実弾が飛んできたのでしょう。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0919&f=national_0919_135.shtml
韓国の問題は、エスカレートする脅迫にいつまで我慢するかということです。
[3.日本]
仮に韓国が「怒ったフリ」で矛を収めたとしても、
日本政府が「俺には関係ない」で押し通したとしても、
それで終わらせてくれないのが国際社会の厳しいところです。
「韓国軍兵士が殺されても、米韓同盟は何もできない」となれば、
「日本の無人島が占領されても、日米同盟は何もできない」と考えますよね。
核保有国で常任理事国である中国が、
ついこのまえ土下座させたばかりの日本には強気に出て大丈夫ということになります。
少なくとも、いま尖閣にちょっかいかけている連中はそう思うでしょう。
危ねえなあ。
日本政府はこのどさくさに領土を取られないよう備えるべきと思います。さもなければ北朝鮮や上海閥の軍事的冒険は益々エスカレートするからです。
[4.中国]
「中国政府の対応がカギ」のような報道をしているところがありますが、北京にもはや北朝鮮への影響力はありません。
いつものごとく「北朝鮮への影響力があるふり」をし、「当たり前のことをさも重要そうに発言する」ことで、自分の地位を高く保つ努力をしているだけです。期待するのはやめときましょう。
ただ、軍閥が尖閣など無人島をこのタイミングで狙うことは充分ありえます。
そのほうが胡錦濤にいやがらせでき、自分の力を誇示できるからです。
北と軍閥が調子に乗って冒険を拡大すること、これが一番のリスクです。
[5.ロシア]
いつものように、火事場泥棒を狙っています。
負けた奴が食われます。
[6.アメリカ]
もっともおいしいポジションです。
半島で戦闘再開なら武器の在庫が処分でき、韓国の生産設備が破壊され輸出回復、
復興利権や投資案件をゲット、さらに人口・環境問題まで緩和されてウハウハです。
ただ中国が尖閣などにちょっかいをかけ、日本が反撃するなんてことになれば、
中国と戦うか、西太平洋と中東へのアクセスを捨てるかという踏み絵を迫られます。
今の大統領は鳩山由紀夫さんとどこか似たところがあり、
それが世界的な災厄とならないことを祈るばかりです。
こうして考えると、まず日本政府が中国に対して毅然としなければいけません。
しかし彼らは、なーんも考えていなさそうです(笑)。
アメリカだって、日本を失えば覇権を失いかねないですから。
他の国はみんなシビレるぐらい緊張していると思うよ。
◆北朝鮮による砲撃、または「若将軍」のバクチ 11月25日 リアリズムと防衛を学ぶ
http://news.livedoor.com/article/detail/5162631/?p=4
権力継承のために実績が必要だが、もう時間がない、とくに来年の主体100年と再来年の100周年が大事であり、早々に軍事的成果をあげねばならない、というのが事件の背景とみます。こういった状況にあって、旧軍事指導部の汚点となった青海海戦の恥を雪いで金正恩の偉大さを知らしめ、また来年にかけて核武装・核外交で成果をあげるため「邪魔すると、ソウルがこうだぞ」と先にクギを刺してみせたのが、今回の砲撃事件ではないかと考えられます。
もう時間がない若将軍とそのじいが、手柄を焦って決行したバクチ、その最初の一手、という解釈です。これから2012年にかけて、北朝鮮は軍事的な成果を追い求め、核戦力の強化を軸として強硬姿勢を続けるのではないでしょうか。
そんなお家騒動で殺された韓国人は悲惨というほか無く、またそういう国を近くにもった日本も不運というほかないありません。しかし国内の都合で核武装、ミサイル発射、砲撃と何でもする北朝鮮という国が、現にそばにあるのだから、対処するほかありません。朝鮮半島で戦争が勃発した際や、日本が北朝鮮の攻撃対象となるケースに備え、よくよく防衛体制を堅固にしておかねばならないでしょう。有事の際にまったく被害なしとはいかずとも、敵の攻撃に早期の歯止めをかけ、被害を限定するためです。
いま燃えているのは韓国領ですが、いつか日本領がミサイルやテロ攻撃で同様の目に合わない保障は、どこにもないのですから。特にこれから来年、再来年にかけて北朝鮮情勢は不穏が続きそうです。
(私のコメント)
菅総理は、北朝鮮の韓国への砲撃をテレビを見ていた秘書官からの連絡で知ったそうですが、なんとも日本は太平楽で呑気な国かということになります。この調子なら北朝鮮からミサイルが飛んできてどこかに着弾しても、テレビを見て知ることになるのでしょうか。外務省も防衛省も何をしていたのでしょうか?
官邸はいまや全くのツンボ桟敷に置かれてしまって情報が入ってこないと菅総理は嘆いています。おそらく仙谷官房長官のところで情報がストップしてしまって、総理の所には情報を届ける人がいないのでしょう。イラ菅と言われるように、周囲をどやしつけていたら誰も近寄らなくなるでしょう。
外務省や防衛省も官邸に情報を上げれば、岡崎国家公安委員長から朝鮮総連に情報が筒抜けでは、うっかり情報を上げる訳には行かないでしょう。岡崎氏を国家公安委員長に任命するくらいの内閣だから、朝鮮半島が異常事態になれば警戒されるのは当然だ。仙谷官房長官も要注意人物だから外務省も防衛省も警戒している。
オバマ大統領が来日した時も詳細日程が知らされず、管政権の信用はゼロに等しい。警視庁からはテロ情報が流出するし全く信用されていない。朝鮮半島では一色触発の戦争の危険性が高まっていて、日本の政界はスパイの巣窟になってしまった。
◆オバマ来日 行動詳細が分からない! 11月13日 日刊ゲンダイ
http://gendai.net/articles/view/syakai/127441
実際、神奈川県警のAPEC担当者にオバマの詳細日程について尋ねると「分かりません」と答えるのみ。警護対象の行動予定が不明とは前代未聞だ。一体なぜなのか。
「菅政権の情報管理が全く信用されていないからです。米政府は警視庁のテロ資料流出や、尖閣ビデオ流出騒ぎで、『コイツらに話すと全部筒抜けになる』と警戒している。だから詳細日程を教えず、曖昧にしているのでしょう。米国側は防弾ガラス付きのリムジンを空輸し、シークレットポリス100人態勢で大統領を“自前警護”するらしい。全員、拳銃を持っているから、物々しい限りです。彼らの出番がないことを祈るだけですよ」(事情通)
ホスト国としては何ともシマらない話である。
(私のコメント)
90年代の細川政権の時も朝鮮半島が緊張状態になりましたが、竹村正義官房長官の北朝鮮との関係が問題になり細川内閣が空中分解してしまった。菅内閣も同じ問題を抱えており、北朝鮮や中国との特別の関係を持つ人物がいたのでは信用はされない。
北朝鮮が何度も挑発的な軍事行動を取るのも、韓国の政権にも北朝鮮の工作員がおり、情報が筒抜けであり、反撃もしてこないと言う確証があるからだろう。犠牲になった韓国軍兵士こそ気の毒な話ですが、日本も同じ立場に立たされて、軍事的挑発を受けてもどうする事も出来ない状況も想定しなければならない。
尖閣諸島の問題は、その前触れですが、一晩で無人島が中国軍や北朝鮮軍に占領された場合、日本の自衛隊は実力で排除できるのだろうか? 竹島のように桟橋や建物を建設されても日本政府は何もしなかった。尖閣問題と北方領土問題が連携しているように、中国や北朝鮮やロシアは連携しながら挑発してくるだろう。
アメリカ自身のスタンスも、極東に関しては問題を起こしてくれるな、挑発してきても反撃するなと言うスタンスであり、相手が中国やロシアだとアメリカも動く事ができない。昨日も書いたように韓国の軍艦が撃沈されても米韓はどうする事もできなかった。北朝鮮は新将軍を迎えるにあたって軍事的大戦果を上げる為に軍艦を撃沈したり、韓国軍の基地を砲撃したりして大戦果を上げて新将軍様を称えるのだろう。
韓国の一番の問題は、首都であるソウルが政治、経済、交通の中心地であり北朝鮮の国境から大砲の弾が届いてしまう事だ。これでは反撃しようにも出来ない訳ですが、朝鮮戦争が再発する事を考えていなかったのだろうか? 北朝鮮は失うものがあまりないのに対して韓国は戦争になれば失うものがあまりにも大きい。
それに比べると日本は太平楽で、外交と防衛はアメリカもお任せできましたが、中国の強大化とアメリカの衰退によって、極東情勢も微妙な変化をしてきている。今のうちから自主防衛体制を固めないといけないと訴え続けてきましたが、アメリカに依存ばかりしてきても韓国のようにやられっぱなしになるだけだろう。
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