http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/328.html
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(回答先: 法相更迭、次は小沢氏問題…野党は攻勢緩めず(読売新聞)『努力する』だけでは結論にならない 投稿者 赤かぶ 日時 2010 年 11 月 23 日 22:00:00)
http://www.pressnet.co.jp/osaka/kiji/100619_01.shtml
マスコミに流れていた官房機密費
官房機密費の一部が政治評論家やマスコミ関係者に配られていた実態が暴露された。内閣官房長官をやり、自民党の最大派閥「経世会」の大幹部だった野中広務氏の証言だけに信ぴょう性が高く、週刊誌や一部マスコミなど大手メディア以外では、この問題を厳しく追及している。政治のカネがいかにしてマスコミに配られていたのか、そのことが公平・中立を掲げる報道をどうゆがめていたのか。現在の政界内部の事情に詳しく、元大手紙政治部キャップも務めた霞泰介氏にインタビューし、癒着の実像に迫った。
元大手紙政治部キャップが告白
−大手メディアを除き、官房機密費によるマスコミ汚染が指摘されている。大手紙の政治部キャップを務めたあなたに真相を聞きたい。
野中広務元内閣官房長官の発言はショッキングだった。過去にも共産党が加藤紘一官房長官時代(宮沢内閣)の機密費の一部を暴露したことはあったが、今回は小渕内閣時代のもので比較的新しい。しかも発言者が自民党の大物幹部だっただけに信ぴょう性が高いと受け止められた。
一部の週刊誌などで名前があがった政治評論家だけでなく、大手紙やテレビ局の政治記者を経験した者らがカネを受け取ったのはほぼ間違いない。実際、元毎日新聞の政治部長で政治評論家の三宅久之氏が、中曽根内閣時に受け取ったことを認めている。当然、現役の政治記者も含まれているのは過去の慣習から考えると疑う余地はない。
というのも、昔から総理大臣を囲む政治部長や論説委員らとの懇談会が行われており、このときに「お車代」などの名目で謝礼を受け取るのは普通のことだった。
だが、こうした事実が明るみに出ると、建前でも公正、中立の報道を掲げる立場からすると、政権との癒着が国民の目に映るのはまずい。いわば身内の恥を隠したい思惑がある。
−政治家がマスコミに対して官房機密費をばらまく狙いは何か。
政権与党のシンパになってもらい、不利な報道を抑えることが第一の目的。言ってみれば、マスコミをポチとして飼いならすエサの役割を果たしている。
−あなた自身、政治家に誘われて会食したことはあるか。また、そのときの支払いは。
政治記者にとって、政治家(主に大臣、派閥の長か大幹部)にいかに食い込み、特ダネを得るかが日頃の取材上の最大の目標。その手段として政治家との食事は格好の機会となる。こちらが誘い、安い居酒屋の離れで合うような場合は、記者の方でカネを出すが、ほとんどは政治家がセットしてくれた高級な料理屋やレストランで合うことが多い。支払いは政治家持ちで、記者はそのお礼に、誕生日にネクタイを贈るなどして、ささやかにバランスを取る。だが、大半は相撲界と同様、ごっつあん体質≠ェまかり通っている。
いよいよ核心に迫る!! 続き>>
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官房機密費とは?
正式には内閣官房報償費と言い、「内政、外交といった国の事務や事業を円滑かつ効果的に遂行するため、その都度の判断で機動的に使用する経費」と定義づけられている。取り扱いは内閣官房長官の裁量に委ねられており、領収書が不要で、使途は一切明らかにされず、会計検査院のチェックも形式的で、その実態はベールに包まれている。国会対策の潤滑油とも呼ばれ、野党を懐柔するための費用として使われることも多かったという。
野中氏暴露以降の機密費に関するメディア報道
TBS「NEWS23クロス」(2010.4.19・20)
野中広務元官房長官が官房機密費について暴露
しんぶん赤旗(4.22)
歴代首相に月1000万・野中元官房長官、テレビで暴露
日刊ゲンダイ(4.26)
「前官房長官・河村をビビらせた野中広務の告白」
NEWS23クロス(4.27)
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