http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/318.html
Tweet |
http://blog.goo.ne.jp/veritas21/e/935a8e6d3b554d0dd62cc52d079bacc7
2010-11-23 20:52:56
「中国漁船船長」を釈放して、何の見返りも無かったのは、ついこの間の出来事だった。
最初は、タカをくくっての強硬論。
暗礁に乗り上げるまでは、事の本質を見抜けないまま。
中国の「強硬姿勢」に慌てふためいた結果の、自爆であった。
結局、相手をつけあがらせただけで終わってしまった。
同じ事を、飽きずに繰り返す「民主党政権」は、学習能力が欠如しているらしい。
今回は、柳田法相の更迭。
補正予算の採決を焦って、何の結果ももたらさないらしい。
最初はタカをくくっての強硬論。
野党の「問責決議案」も、「不信任案」も関係無いさ。
その挙げ句に、切羽詰まって暗礁に乗り上げる。
国会空転を恐れて、焦った挙げくの自爆。
野党は、補正採決には応ぜずに、増々攻勢を強めて来る気配。
ひとたび<弱み>を見せた「死に体与党」なんざ、一顧だにする必要なし。
何だかなあ〜。
馬鹿だなあ〜。
▶法相更迭前夜、首相公邸で議論紛糾2時間(読売見出し)
>政府から菅首相、仙谷官房長官、民主党から岡田幹事長、輿石東参院議員会長ら計6人が、柳田法相(当時)を更迭すべきかどうかを協議した。しかし、議論は2時間にわたり紛糾した。
>輿石氏は「続投」を主張した。
>野党と十分な腹合わせが出来ていないうちに更迭を決めれば、野党を勢いづかせるだけだ、との思いからだった。
>輿石氏の懸念は的中した。問責決議案を出す構えだけで法相のクビを勝ち取った自民党は、仙谷長官、馬淵国土交通相への問責決議案を提出する構えを強め、政府・与党が目指した24日の2010年度補正予算案の採決も野党の反対で先送りになった。
>苦し紛れに繰り出した「更迭カード」は不発に終わり、菅政権の苦境は続く。
【読売新聞/11月22日(月)23時12分配信】
はぁ〜。
政局を読めない。
事態を把握出来ない。
理解力が無い。
▶<柳田法相更迭>「補正」成立確証なく、見切り発車(毎日見出し)
>柳田稔前法相が首相官邸で菅直人首相に辞意を伝えた直後の22日午前8時半ごろ、民主党の鉢呂吉雄国対委員長は公明党の漆原良夫国対委員長の部屋を訪ねた。仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相の問責決議案を提出しないよう頼んだが、断られた。
するとこう打ち明けた。
>「自民党とも話はついていません」
>参院民主党も水面下で動いた。先週末、幹部が自民党幹部に接触。「柳田法相を更迭するので仙谷氏らの問責決議案は出さないでほしい、と持ち掛けられた」とこの自民党幹部は明かす。だが、応じなかった。
>菅政権は前法相辞任をカードに10年度補正予算案の早期成立に道筋をつける筋書きを描いた。だが、内閣支持率急落で野党は足元を見透かした。22日の更迭劇は補正成立の確証を得られないままの「見切り発車」だった。
>「民主党は仲間を守るという文化に乏しい。参院で民主党の数が少ないことにおびえすぎだ。問責決議案が出てもうろたえることはない」。輿石氏は辞任後の党役員会で野党に強硬姿勢で臨むよう主張した。しかし、すでに目指していた24日の補正予算案成立はあきらめざるを得ず、政権の行方自体に暗雲が漂い始めている。
【毎日新聞/11月23日(火)2時36分配信】
なんてこった!
バカバカしいにも程が有る。
完全に、足下を見られてしまって。
▶次の照準は仙谷氏問責決議案 政局に影響、与党内に亀裂も(産経見出し)
>民主党幹部からは「こちらから何も言わなくていい。放っておいたら(世論の)批判の矛先は官邸と野党に向く」との声も飛び出すなど、党内にも亀裂が生じている。
>自民、公明両党の幹事長・国対委員長も22日夜、会談した。自民党内では衆院を中心に「時の勢い」(国対幹部)を重視すべきとの強硬論が高まっており、公明党に協力を求めたとみられる。
>次期総選挙での投票先として16・7%まで支持を伸ばしたみんなの党は、党の独自性を発揮しようと22日、仙谷氏の問責決議案を補正予算案の採決前に単独で提出すると表明した。渡辺喜美代表は首相の問責案提出の可能性にも言及するなど、独自に菅政権への追及姿勢をアピールしている。
【産經新聞/11月23日(火)1時24分配信】
挙げ句の果てには、弱小インチキ政党に「漁父の利」を与えてしまう可能性すら出て来た。
ぐずぐずグズグズと<もったいをつけて>先送りし、<タカをくくって>先延ばしし、その結果、事が好転するどころか、増々じり貧状態へと落ち込んで行く。
あいも変わらず。
何故、「機を見るに敏」に行動出来ないのか。
(能力が無いと言ってしまえばそれまででは有るが)
そして、直ちに行動に移す事はと言えば、対米追随のみ、と言う情けなさ。
▶思いやり予算は最上位「A」=評価原案、29日にも内示―特別枠要望(時事見出し)
>2011年度予算に盛り込む1兆円超の特別枠の配分を決める「政策コンテスト」で、各省庁の要望事業を優先順位付けする政府の評価会議(議長・玄葉光一郎国家戦略担当相)は22日、在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)を4段階評価のうち最上位のA判定とする方針を固めた。これにより、思いやり予算の要望額1859億円は全額認められる公算が大きくなった。
【時事通信/11月22日(月)22時4分配信】
枯れ尾花「民主党」の正体見えたり。
『アメリカの意向が、第一』
▶窮地の民主党 「ポスト菅」トップは小沢氏(産経見出し)
>産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が20、21の両日行った合同世論調査で、今の首相にふさわしい政治家は誰かを聞いたところ、民主党の小沢一郎元代表が8・6%でトップになった。
内閣支持率の急降下で菅直人首相の交代の可能性もささやかれるようになった民主党だが、「ポスト菅」の有力候補とされる前原誠司外相と岡田克也幹事長は順位と数字を下げた。手持ちの首相カードも色あせ、「政治とカネ」の問題で裁判を控える小沢氏がトップとなるところが、いまの民主党の窮地を象徴している。
>一方、菅首相支持勢力は驚きを隠せない。「反小沢」の急先鋒(せんぽう)の牧野聖修前国対委員長代理は22日、記者団に「小沢さんが1番というのは国民が今の民主党をちゃかしている結果だ。小沢総理なんてあり得ない。国家がつぶれます」と、拒否反応を示した。
>21日投開票の千葉県松戸市議選(定数44)の結果が、民主党に衝撃を与えた。民主党候補11人のうち9人が落選し、うち6人がワースト10に名を連ねたのだ。
>「やってられない」
>首都圏選出の民主党若手議員は悲痛な声をあげた。
【産經新聞/11月22日(月)21時52分配信】
あの(!)産経が、これを発表する「悔しさ」が見えて、笑えてしまった。
民主党の退潮を報じたい。
しかし「小沢の復権」を省く訳にもいかず。。。
ジレンマですなあ。
事ここに至って、国民がやっと「気がつき始めた」のならば、良しとする。
しかし、私は「大多数の国民」を、残念ながら信用していない。
そして、民主党議員達も、はなはだ残念ながら、信用していない。
選挙区の圧力に悲鳴を上げている、のみ。
何しろ、伝統が有る。
「民主党は仲間を守るという文化に乏しい」
その様で有る以上、信用出来よう筈が無いではないか。
人様並みに、自覚されたし!
(投稿者 注)「デジャ・ヴュ(既視体験)」
初めて経験することなのに、初めてじゃないような気がする・・・、 このような現象を心理学では、「デジャ・ヴュ」と呼んでいる。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK100掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。