http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/288.html
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私は表現規制に反対しており、下記ニュースに対して、暗澹たる気分を隠せない。
今回の条例改正案は、6月に提出され否決されたものよりも、条文の表現が曖昧で、
規制対象範囲も広がっており、より悪辣なものになっているが、産経、読売、日経、
毎日等のマスゴミは、好意的な記事を書いている。ただ、下記ニコニコニュースでは
比較的まともな意見が最後に綴られている。
表現規制に熱心な自公は今回もまた前回と同様に全員賛成に回るのだろう。
東京都議会で多数派を占める民主党都議の健全な判断が望まれるが、
民主党は現在中央がごたごたしている上に、マスゴミの声こそが最大の民意と
思っているふしがあり、心配だ。それに、我々反対者の声が6月に比べ大いに
トーンダウンしているのもいただけない。
日本の2次元コンテンツを愛する皆様、改正案が可決されてからでは遅いのです。
今こそ条例改悪反対の声を上げるべきです。
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http://news.nicovideo.jp/watch/nw8036
東京都は2010年11月22日、漫画やアニメ、ゲーム等で描かれた過激な性描写を規制する、都青少年健全育成条例改正案を30日開会の12月議会に再提出すると発表した。改正案は、条文から「非実在青少年」という文言を削除し、規制対象を強姦などの「刑罰法規にふれる性交」や近親相姦など「社会規範に反するもの」として、そのキャラクターの年齢は問わないことにした。
明らかになった改正案は、自主規制の対象となる項目に、次のように記している。
「漫画、アニメーションその他の画像(実写を除く。)で、刑罰法規に触れる性交若しくは性交類似行為又は婚姻を禁止されている近親者間における性交若しくは性交類似行為を、不当に賛美し又は誇張するように、描写し又は表現することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を妨げ、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの」
6月議会で否決された改正案は、マンガなどで描かれた18歳未満のキャラクターを「非実在青少年」と位置づけ、そのキャラクターの性行為を肯定的に描いているものを「青少年性的視覚描写物」として、青少年が購入、閲覧できないようにする努力義務を事業者や都民に課していた。つまり、今回の改正案では、規制の対象となるキャラクターから「年齢」の要件を外し、「非実在青少年」という文言を削除した。
また、このうち、強姦や近親相姦など社会規範に反する行為を肯定的に描いたものを不健全図書指定できるとしていたが、この項目は、否決された条例案と同じ内容になっている。児童ポルノ対策については、「単純所持の禁止」項目は削除されている。また、「児童ポルノのまん延の抑止」という表現を削除した。
■ 「改正案は規制範囲が拡大していて、前回より問題」という批判も
このほか、ジュニアアイドルの規制も、否決された条例案と同様の内容が盛り込まれた。「児童ポルノ及び青少年のうち十三歳未満の者であつて衣服の全部若しくは一部を着けない状態又は水着若しくは下着のみを着けた状態(これらと同等とみなされる状態を含む。)にあるものの扇情的な姿態を視覚により認識することができる方法でみだりに性欲の対象として描写した」図書や映画等の対象にならないように、保護者や事業者の努力義務とした。
6月議会では条例改正案に対して、漫画家や出版社、漫画ファンを巻き込んで反対の声があがり、民主などの反対多数で否決されていた。一方、石原慎太郎・東京都知事は、否決直後から再提出について言及。11月19日の記者会見では、「都議会と話をしている。修正案を提示するわけですよ、これから」などと、12月議会での条例案再提出を示唆していた。
「マンガはなぜ規制されるのか」(平凡社新書)の著者、長岡義幸さんは、条例案の再提出について、「改正案の内容は、規制範囲が拡大しており、むしろ前回よりも問題だ。条例改正案が6月定例会で否決されたのだから、本来、都は反省すべきだ。今さら再提出するのはいかがなものか。そこまでこだわりを示すのはなぜか」と話している。
(渋井哲也)
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