http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/277.html
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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu228.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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ただ言える事は、自分達・・・民主党自身で目下の問題を片づけ
られる能力が無くて現状分析さえ心もとない状態だと言う事だ。
2010年11月23日 火曜日
◆国会同意人事の異常事態は仙谷長官が過去にまいた種 今も尾を引く日銀総裁選び 11月22日 高橋洋一
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101122/plt1011221611003-n1.htm
ねじれ国会で話題になるのが国会同意人事だ。国会同意人事とは、衆議院・参議院の本会議での同意を経て内閣、内閣総理大臣又は各省大臣が任命する人事のことをいう。両院で過半数の賛成が必要で、衆院の優越規定がないため、野党優位の参院が大きな影響力を行使できる。
政府は4日、今年6月から空席となっている預金保険機構の理事長に、同機構の元理事で元日銀信用機構局長の田辺昌徳氏をあてるなど国会同意人事案を提示した。しかし、同理事長ポストをはじめ、48人分の人事が宙に浮いて協議に入れない状況だ。
これは、過去の苦い経緯がある。2008年の福田政権での日銀総裁人事だ。武藤敏郎氏、田波耕治氏と、財務(旧大蔵)次官経験者が次々拒否され、戦後初めて日銀総裁が空席になった。現白川方明総裁が同意されるまで異常事態は3週間続いた。結局、衆参ねじれになって以降、自公政権では合計28人の人事案が否決されている。
仙谷由人官房長官は、当時の日銀総裁人事の際、民主党党国会同意人事検討小委員長として反対派の急先鋒(せんぽう)だった。それが、今では仙谷氏が国会同意人事を担当している。野党の自民党として、簡単には譲れないわけだ。(後略)
◆仙谷氏を更迭し新陣容で出直せ 11月23日 屋山太郎
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/466385/
(前略)
オバマ米大統領は当初、アジア問題を「米中直接対話」で処理する道を選んだ。だが、中国が太平洋への拡張政策を止めず、インド洋をも手に入れようとしている意図を知って、日米同盟の深化(強化)に切り替えたようだ。
中国の軍事費はここ20年ほど、2桁(けた)増を続け、とどまるところを知らない。台湾に向けて「戦わずして勝つ」ほどの軍事力を積み上げるようとしているのだろう。
日米同盟はアジア安定の「公共財」ともいわれる。対中抑止力を維持するには、普天間飛行場の移設問題も解決せねばならない。
こんな時局の最中、仙谷長官が自衛隊を「暴力装置」呼ばわりした。これは典型的な左翼用語で、社会党が非武装中立論を唱えていたころの体制批判の言葉だ。仙谷氏には軍事を語る資格はない。
さらに、日本が迫られているのは、「集団的自衛権の権利はあるが行使はできない」と解釈されるような、憲法の条文そのものである。「諸国民の公正と信義に信頼して」(前文)、国が守れないことははっきりした。警察並みの武器使用では自衛もままならない。自衛隊が国防軍としての役割を果たすため、憲法改正は不可欠だ。民主党が野党であれば「暴力装置」の意識のままだろうが、現実に政権を担当することによって、軍隊は重要、不可欠と学ぶだろう。民主党が体験的に学んでこそ、日本は普通の国になれる。
◆失言法相で無能四人組は隠せない 11月22日 宮島理
http://news.livedoor.com/article/detail/5157569/
柳田法相が「失言」で辞任した。「失言」問題で大臣が辞任するのは、自民党政権でも続いた悪しき前例であり、政治のレベルを低下させるだけのくだらないイベントだ。菅・仙谷・前原・岡田の「無能四人組」は、「失言法相」のクビで幕引きにしたいようだがそうはいかない。今問われているのは「失言」などという低レベルの話ではなく、政権の「無能」というずっと深刻な話なのだ。
菅・仙谷・前原・岡田の無能四人組は、たとえば反日デモへの対応でも相変わらず何もできていない。お決まりのパターンで、ガス抜き担当の前原氏が損害賠償を行うよう中国側に求める考えがあることを示したものの、実際には、前原氏は外務大臣として中国に謝罪も賠償も要求していない。菅首相も仙谷官房長官も岡田幹事長(尖閣事件当時の外務大臣でもある)も何もしていない。
しかも、19日の閣議では、反日デモの被害額を公表しないことが決定された。無能四人組は口先だけ威勢のいいことを言ったり、場当たり的に「友好」を演じるだけで、そこには一貫した方針も戦略もない。政権を担う能力を著しく欠いているから、まともに「戦後処理」をすることができないのである。(後略)
◆不良債権問題の解決はヤクザの殲滅から 避難所5の避難所
◆439 :闇の声:2010/11/23(火) 09:27:50
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/10554/1277901126/l50
一つ明確に言える事だが、民主党内部に目立った派閥抗争が無い事だ。
小沢は確かに一つの勢力を形成しているが、しかしそれは具体的な動きを示す
までには至って無い・・・つまり、如何な小沢でも、衆院の絶対多数を壊すつもりは無いし
それだけの威力があると言う事だな。
同時に民主党は素人の集まり、だから何をどうすればどうなるかのシュミレーションが出来ない。
結果、口々には危機を唱えるけれども、じゃあ何をしようかには結びつかない。
さらに、ここへ来て人気のあった前原も色が褪せてきて、次への期待を持たせる人材の無い事が
無気力な世相と相まって奇妙な寂寞感が広がりつつある。
これは菅直人にとっては絶好の”身を隠せる霧”って事だ。
菅直人が延命しようとするなら、もはや左傾化しかない。
沖縄から基地の全面撤去など、仙谷が本来考えている左翼政策を実行する他ないだろう。
つまり、ベーシックインカムや雇用政策と、増税はするがそれは福祉目的税化する等
完全に内向きの、生活絶対重視の・・・目に見える政策転換をする他ないだろうね。
同時に、閣僚に民間人を登用し民間の声重視の姿勢を示す事が出来れば、徐々にではあるが
支持率は回復するだろうね・・・当然自民党の過去の政策を徹底検証し、政治責任を特別委員会で
追及するくらいの気構えが必要だ。
本来はそれをやってくれそうだから政権交代を支持したのだから・・・
それでアメリカがごたごた言うなら、じゃああるべき国防とはどんな絵になりますかを
国民に示して、しかじかの金額が掛かるから税金を頂きますと説明すればよい。
選挙を経なければならない問題ではあるが、自主防衛をするなら国民はある程度その部分は支持するだろう。
◆ただ言える事は、自分達・・・民主党自身で目下の問題を片づけられる能力が無くて
現状分析さえ心もとない状態だと言う事だ。
言い換えれば、政策を議論する能力さえもしかしたら無いんだろうと国民の多くが考え始めている。
そう思われたら最後、上記に書いた事なんか絵空事で何を言っても信用されない・・・
もはやそう言う状況なんだろうね・・・しかし、素人の凄さと党内に目立った対立が無い為に
ただ寂寞感と早く国会が終わらないかなとの無責任な空気が漂っている。
党内対立の無い政党はファッショ的で、その為に仙谷が突出している。
その突出を止める事の出来る人材もいないから、当分現状維持だろうね。
(私のコメント)
高橋氏、屋山氏、宮島氏、闇の声氏の意見を紹介させていただきましたが、共通しているのは民主党内閣の無能力だ。これは小沢一郎自身も今の民主党には政権担当能力が無いと言っていた事が本当だったと言う事だ。始めて政権をとった野党がうまく行かない事は良くあることですが、その為に小沢一郎は大連立をとろうとした。
しかしこれは菅・仙谷ラインに潰された。自民党と大連立する事になれば菅・仙谷ラインの左派勢力がはじき出されてしまうからだ。だから今の菅政権は左翼政権であり、だから中国にも強く出ることが出来ない。中国は菅政権がどう出るか尖閣諸島で試したのでしょうが、公務執行妨害の中国人船長は釈放して内部告発した海上保安官を逮捕しようとした。
これでは国民の支持を集める事は不可能であり、よりによってこのようなタイミングで柳田法務大臣の失言が飛び出した。民主党の支持率は21%まで低下して、鳩山辞任のラインまで来てしまった。鳩山首相も菅首相も外交で失敗していますが、大連立で外交の内幕を知っていれば失敗は防げたかもしれない。
柳田大臣の失言ばかりでなく、仙谷官房長官の「暴力装置」と言う発言も野党ボケの発言であり、「暴力装置」と言う言葉もマックスウェーバーやレーニンの言葉ではなく全共闘が使っていた言葉であり、ドイツ人やロシア人が「ボウリョクソウチ」と言う日本語を使うはずが無い。翻訳の段階で「暴力装置」と言う言葉が作られたのだ。
菅内閣は全共闘内閣であり本質的には左翼内閣だ。しかし菅首相は政権維持のためにアメリカの言いなりになることで政権維持が出来ると考えていたようだ。左翼政権がアメリカの言いなりになると言うねじれが外交でボロを出す原因ですが、小泉政権の時のような右翼がアメリカの言いなりになるのとは違って中国に対する態度がねじれてしまう。
自衛隊に対する態度も、「暴力装置」と言う言葉を発した事で自衛隊を敵に回してしまった。民主党の松崎議員の自衛隊への恫喝事件も関係の悪さをうかがわせるものですが、北沢防衛大臣は、「事実関係は把握していない」と逃げてしまった。菅総理大臣はいまだに尖閣ビデオを見ていないそうですが、現状認識すらまともに出来ないようでは政権運営がまともに出来るはずがない。
屋山氏が言っているように、オバマ政権は中国との直接対話でアジアの問題を片付けようとした。これでは麻生自民党政権の面目丸潰れであり、日本に民主党政権が出来る事の遠因ともなりました。そして鳩山政権では沖縄の米軍海兵隊基地の海外移転を模索するようになり、日本のアメリカ離れが始まった。
日米同盟があって始めてアジアは何とか中国との均衡を保っている訳ですが、日米同盟が無くなれば韓国、台湾、ベトナム、インドネシアとドミノ倒し的にアジアは中国によって支配される事になり、アメリカはアジアから追い出される事になる。鳩山政権の動きがあってアメリカは米中G2外交の間違いに気がついたわけですが、自民党政権ではアメリカの対アジア外交を変えさせる事は出来なかっただろう。
小沢一郎がこれからなすべきことは、大連立による挙党一致内閣であり、民主党内の左翼勢力を排除して憲法改正と公務員制度の大改革を行う事だ。これは大連立政権でないと出来ない事であり、この大連立政権ではみんなの党の渡辺よしみか江田けんじを総理大臣にすれば自民も民主も顔が立つ。
問題は外交ですが、トップ外交は一対一の真剣勝負だから、菅総理のようなメモを読みながらの会談では話にならない。それだけで総理大臣失格なのですが「イラ菅」と言われるような性格では魑魅魍魎の外交の世界では通用しない。民主党の議員や党員は菅直人に票を入れたわけですが、菅首相がこれほど無能だとは気がつかなかったのだろうか? 相手が小沢一郎では小沢よりかはマシだと言う選択だったのだろう。
◆ああ!外交無策・・・Aクラスノヤルスク合意 11月22日 江田けんじ
http://www.eda-k.net/column/week/2010/11/20101122.html
外交では、昔から宮廷外交とか、首脳外交とか言われているように、一国のトップリーダーが、権謀術数うずまく国際場裡で、場数を踏んだ各国首脳との間で、大きな歴史的流れをくみ取り、大所高所、しかも臨機応変に、自ら決断を行い、国益を守っていくことが求められる。その意味で、いかに首脳外交が重要な役割を果たしうるか、戦略的外交とは何か、ということを、97年11月の「クラスノヤルスク合意」を例に検証しよう。これは「東京宣言に基づき、2000年までに平和条約を締結するよう全力を尽くす」という合意である。
時は、九十六年秋の独コール首相と橋本首相の会談にさかのぼる。実は、それまで、クリントン大統領やシラク大統領などと異なり、橋本、コール関係は首脳同士でも一番疎遠な関係だった。それが、はじめての首脳同士サシでの会談、ここで、コール首相は、橋本首相の頭脳明晰さと軽妙洒脱ぶりに個人的好意を覚える。
もともと、旧東側諸国と国境を接する独としてロシアの国情安定は最重要課題であり、独として、ロシア、エリチィン大統領には経済協力をはじめ多大なコミットメントをしていた。また、個人的友情関係もあり、エリチィンはコールを西側最大の盟友と心得ていた。
そのコールが、この会談で、日露間の懸案である北方領土問題についての仲立ち、橋渡しを買ってでてくれたのである。この成果が出たのが、翌年六月のデンバーサミットである。ここで、橋本首相は、日露間の懸案について、胸襟を開き、首脳同士ノーネクタイで、しかも週末、モスクワ、東京の中間地点で非公式会談をしたい、という提案を行う。この電撃的提案をエリチィン大統領が受けるかどうか、外務省はいぶかったが、コールの強力な根回し、「ハシモトは話せる奴、できる奴。一度よく話してみろ」との意見具申が効いて応諾。十一月のクラスノヤルスクの会談になる。
会談日程が決まると、橋本首相はすぐ動く。翌月七月の講演で、「ユーラシア外交」という外交戦略をはじめて打ち出し、当時、NATOの東方拡大や経済的困窮にあえいでいたロシアに助け舟を出した。
ヨーロッパの大国と位置づけられていたロシアに対し、アジア太平洋国家としての発展の可能性を指し示し、「信頼、相互利益、長期的視点」という、いわゆる「橋本三原則」を提唱して、誘い水を、エリチィン大統領に強いメッセージを送ったのである。
大統領もそのシグナルを見逃さない。もともと、ロシア人というのは腹芸、深読み大好き人間なのだ。その証拠に、夏からクラスノヤルスク会談までの間、エリチィン大統領もしきりに「ハシモトは出来る奴、頭のいい奴」というコメントをパブリックに度々表明、日本側の反応を探る。もちろん、狙いは大規模経済援助だ。しかし、ロシアの大統領が、日本の首相のことにこれだけ触れるのもめずらしい。
こうして、お互いのボルテージがあがったところで、クラスノヤルスク会談での「二千年までに平和条約の締結に努力」という合意につながるのである。エリチィン、コール、ハシモトの首脳トライアングルの成果、まさに官僚の根回しだけでは出来ない首脳外交の真骨頂である。(後略)
メモを読みながら胡錦濤と会談する菅首相
(私のコメント)
外交において首相個人の資質が試されますが、メモを読みながらの菅首相の胡錦濤との会談は恥さらしであり、日本の国益を損なう。それだけで菅総理の辞任に値する。
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