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「蓮舫なんてチョロイもの」と居直る天下り官僚たち
2010年11月21日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
この連中のカネに対する執着はどうしようもない。国所管の公益法人が、本来「無報酬」のはずの天下り官僚に、謝礼などの名目で「隠れ報酬」を支払っていたことが問題になった一件。驚いたことに、官僚OBたちが、開き直りはじめているのだ。16日に内閣府が公表した調査によると、公益法人のうち30法人が「無報酬」としてきた非常勤役員33人に、実際には「隠れ報酬」を払っていた。多くの公益法人は、天下り批判をかわすため、定款で非常勤は無報酬と決めている。ところが、複数の公益法人が「だったら常勤にしてカネを払えばいいんだろ」と、非常勤だった官僚OBを一夜にして常勤にしているのだ。
たとえば、非常勤会長だった通産省出身の榎元宏明氏(68)に、年間1320万円の「謝金」を払っていた経産省所管の財団法人「石油開発情報センター」は、週3日勤務だったのを週5日勤務の常勤に変更し、年間1110万円の報酬を払うことを決めてしまった。
「榎元会長は非常勤時代から、常勤のように働いていた。実態に合うように9月10日に常勤になっています」(センター事務局)センターには、年間7億円の補助金が流れている。92年の設立以来、4代続けて通産官僚OBが会長に就いている。典型的な天下りポストだ。それにしても、なぜ「隠れ報酬」などと面倒なことをしてきたのか。「初代会長には、省内ナンバー2の審議官まで上りつめた橋本利一氏が就いています。退官後に石油公団総裁など天下り先を渡り歩いた橋本氏は、当時、いくつも天下り先の理事長などを兼務して多額のカネを手にしていた。さらに『石油開発情報センター』から1000万円単位の報酬を受け取っているとなったら、批判を浴びるのは間違いない。そこで『隠れ報酬』というシステムを導入したとみられています」(霞が関事情通)蓮舫行政刷新大臣は、ナメられっぱなしだ。(日刊ゲンダイ2010年11月18日掲載)
公益法人“名ばかり無報酬”続々…元エリート官僚、年収5000万円の怪
2010年11月22日17時00分 / 提供:ZAKZAK(夕刊フジ)
非常勤役員に「謝礼金」名目で
国が所管する30の公益法人で、定款などで無報酬と定められた非常勤役員33人が、「謝礼金」などの名目で年に200万〜1320万円の“報酬”を得ていた。このうち21人は事務次官などの元国家公務員。一線を退いたエリートたちの“名ばかり無報酬”の高額さには開いた口もふさがらない。内閣府が約3000の公益法人を対象に、無報酬であるはずの非常勤役員に謝礼などが支払われていないか調べたところ、絶句しそうな結果が出た。まず、財団法人「石油開発情報センター」(経産省所管)の非常勤会長(同省OB)が年1320万円ももらっていれば、財団法人「国有財産管理調査センター」(財務省所管)の非常勤理事長(同省OB)も、年600万円以上800万円未満の間の“報酬”を受け取っていた。このほか、10法人の役員12人が年400万円以上600万円未満、18法人の19人が年200万円以上400万円未満の支給を受けていたという。
「謝金(謝礼金)なら人件費に計上する必要がなく、事業仕分けでも批判の矢面に立たされにくい。非常勤役員を複数掛け持ちすることで、年収5000万円以上を確保した強者もいる」(経産省OB)というからあきれるばかりだ。公益法人のなかには、非常勤役員を形式上「常勤」に昇格させ、謝礼を定款にのっとった「報酬」に切り替えるなど“偽装工作”していたところもある。
この“名ばかり無報酬”について、山岸秀雄・法大教授(社会システム論)は「勤務実態が伴わない収入を税金から得る行為は、公益法人の第一義である『公益性』に反し、横領にも等しい行為」とバッサリ。「民間企業と同様、関連団体への出向という形で給与水準は据え置き、公務員に準ずる身分を維持するなど働き方を変えることから始めるべき」と事態を重くみる。
蓮舫行政刷新担当相(43)は、会見で「公務員出身者への報酬を隠しているとの不信感を招きかねない。各府省で厳しく指導していただきたい」とコメントしたが、冗談じゃない。元の財源はわれらの税金。指導なんて甘いことではなく、賠償して刑事罰でも科してほしいくらいだ。
(転載終了)
「かなり酷い」とは想像していたが、”天下り官僚”が自らつくり出してきた”無用の長物”に等しい天下り先より得ている報酬の実態は「予想以上の酷さ」である。まさに国民の血税のネコババに等しい行為であり、許し難い話である。今や就労者の大多数が仕事にあぶれ、仕事に就けたとしても年収にしてせいぜい300万円以下という就労者がかなりの数に上る一方で、非常勤役員の分際で年1000万円以上の報酬を受け取っている”天下り官僚”がかなりの数存在するであろう。 「なんと羨ましい話なんだ」
上記記事を読んで「けしからん!」と憤りを感じる一方で、迂闊(うかつ)にも「羨ましい」と感じた方もいるのではなかろうか?奇麗事を抜きにすれば、人間であれば誰しも「羨ましい」という感情を一瞬抱くのは無理もない話であり、一刀両断に切り捨てる前に少しその感情面について考えてみて欲しい。
人間誰しも「いい暮し」「楽な暮し」をしたいと思うのは本能であろう。しかし、人間という動物には「良心の呵責」「理性」というものが備わっているのが通常である。したがって、一瞬「羨ましい」という感情が頭をよぎっても、”普通の感覚”を持った人間であれば、それを思いとどまるものである。
しかしながら、霞ヶ関官僚たちの間で長年に渡って、上記記事にあるような”天下り”が横行し、それは官僚にとってはいまや手放すことのできない”利権”と化している。そこには通常の人間が持つ「良心の呵責」「理性」の欠片(かけら)もないに違いない。東大なり旧帝大なりを卒業し、自らを「選ばれし民」と信じて疑わない霞ヶ関官僚にとっては、”天下り”は「当り前」「当然の権利」であり、その心地よさに溺れ、「何故それがダメなのか?」という根本的な疑問ももはや感じることもないのであろう。
まさに”天下りジャンキー””天下り中毒”である。実に”傲慢”で”身勝手”な感性である。霞ヶ関官僚からすれば、「一般市民」=「自分たちが使役するゴイム(家畜)」としか感じておらず、「ゴイム」がどんなに苦しもうが痛くも痒くもないのである。即ち、「自分だけよければ他はどうでもよい」というのが、奴らの精神構造であり、この精神構造こそがあらゆる邪悪の根源と言っていいであろう。
先日、仕事で東京に行く機会があったが、平日の昼間から銀座界隈にて、踏ん反り返って闊歩(かっぽ)する老人たちを何人も目にしたが、その中の何割かは”天下り”によって肥え太った”退役官僚”あるいは”それに与してきた者”に違いないと感じた次第である。まあ、東京にはいろんなお金持ちがいるであろうから、単なる個人的な妄想やも知れないが、他人を見下すような態度・身勝手な立ち居振舞いに官僚体質を感じた次第である。
兎にも角にもこんなに”美味しい利権”を霞ヶ関官僚が簡単に手放すはずがないということである。奴らは、今後もアメリカに媚を売り、政治家・マスゴミを抱き込み、あらゆる手段をもってして、これを死守しようとするであろう。いい加減、その暴挙を止めないと、日本は本当に「治療不可」(Difficult to cure) となることであろう。我々国民はそうなる前に、”諸悪の元凶”たる霞ヶ関官僚らに「闇からの一撃」を食らわせねばならない!
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