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柳田法相辞任(更迭?)、尖閣ヴィデオ参院提出、常に「遅過ぎて」墓穴を掘る。その間、何を考えているのか、考えていないのか?恐らく、タカをくくっている、甘く見ている、何とかなると思っている・・・・。根拠の無い自信に裏打ちされて、即手を打つ事を知らない。策を弄して、墓穴を掘る。無能が老獪をうぬぼれて、淫に堕す。下手な考え、為さぬににたり。害をなすのみ。
最近、やっと見えて来た。早い話が、彼等は「本物の」無能なのだ。揶揄では無くて。そして、更に困った事に、国政をまかされている事の持つ意味が、理解出来ていない。ただ単に、個人的利害だけで生きている。邪魔者を徹底的に排除する事。仲間内で、栄誉栄達を独占したいだけ。小学校で、弱い物苛めで群れる「悪ガキグループ」と同じレベルでしかない。
ただ、10歳児と違って、60年以上の経験から来る「世慣れた(悪)知恵」に恵まれているでけに、始末に負えないのだ。世に満ち満ちている、民主党仙谷(菅)政権に対する怨嗟の声が語る事は、ただ一つ。国民の前で約束した事の全てを、平気で反古にする、裏切り。しかし、やっと見えて来た。
要するに、現政権は「約束など何もしていない」のだ。
『国民の生活が、第一』
「アメリカとの対等な外交」
「安保の見直しと、沖縄と日本本土の米軍基地の縮小」
「対中国及び東アジアの安定の為の共同体構想」
「官僚主導体制の打破」
「その為の次官制度の見直し」
「その為の特法や特会の廃止」
「その為の、地方行政と地方交付金の見直し」
「司法の可視化」
「その為の検事総長の民間からの登用案」
「マスコミ再編の為のクロスオーナー・システムの廃止」
「記者クラブの閉鎖」
こんな事は、彼等仙谷一味は、全く考えていないのだ。
早い話が、これらは「小沢代表」が、「小沢幹事長」が『勝手に言い出した』事に過ぎないのだ。そして、小沢は仲間では無い。つまり、仙谷、菅直人、前原、野田、枝野、玄葉、岡田、小宮山、蓮舫、石井、中井らの輩に取っては、何ら「裏切り行為」等働いていないのであろう。彼等は、自分達の「独自性」を犯されていた過去には、一切の考慮を払う気はないのだ。自分達の独自性を冒した「小沢」を最終的に排除する事で、やっと「本来の民主党支持」が行える、と信じて来たのだ。
では。本来の「民主党政治」とは、一体なんだ?そこで、止まってしまう。つまり、上記した輩に「政治哲学」が無い以上、打ち出せる物等、何も無い。野党時代の、「無責任」に批判していれば事足りた姿勢、以上の物が無い。
「何をやるべきか」
「何をやるべきでは無いか」
「どう考えるべきか」
「どう発言するべきか」
「何を読み取り、何を配慮し、何を根回ししなければならないか」全く、知らない。
55年体制に置ける「日本社会党」が、いきなり政権に就いたみたいな物だ。それでも、彼等自身は、自身の能力とやらに、一切何の疑いも持って居ない。有るのは、根拠の無い自信と、裏付けの無い能力と、そこから出て来る「傲岸不遜」なる行動しか無いのだ。それで、国政を担当出来るのなら、不承私でも勤まると思う。実質的には、官僚のしいたレールに乗って走っているだけ。あとは、と言えば。
仲間割れ。
内輪喧嘩。
他人への批判。
オノレより優れた物への嫉妬と足の引っ張りあい。
身内での慰めあい。
高級ホテルでの食事。
楽屋オチで楽しむだけ。
権謀術数をもてあそび、権力を楽しむだけ。
そんな事なら、私でも出来る。
それで、祖国を傾けようが、国民が困難に落ち込もうが、国の経済が破綻しようが、何の痛痒も感じない。政治も経済も国防も『アメリカに守ってもらう』だから。基地は可能な限り提供する。資金も、最大限提供する。共同で国防に当たる、との欺瞞で日本の軍事力を増々増強する。アメリカの世界侵略の「銃後の備え」に万全を期す。医療、輸送、社会インフラ再建、と称して自衛隊の海外派兵をずるずると増やす。武器輸出を可能にして、ハイテク技術をアメリカの軍事力の為に捧げる。
アメリカ経済の衰退を食い止める為に、あらゆる手だてを行う。その為に「円高」を極限まで容認し、アメリカ国債を購入し続け、しかもアメリカ国内に保管してもらって、売却不能の状態に置いておく。日本郵政の株式を公開し、アメリカ企業に買い取らせて、郵貯の資金は全て自由に使ってもらう。大企業が栄える事で、国庫が潤い、それでアメリカに貢献出来れば良い。中小企業等、税金を搾り取るだけで良い、生産基盤は中国その他海外にある。それらの政策を立案するのは、霞ヶ関。官僚達は、肥え太る。
▶公益法人“名ばかり無報酬”続々…元エリート官僚、年収5000万円の怪(夕刊フジ見出し)
>「謝金(謝礼金)なら人件費に計上する必要がなく、事業仕分けでも批判の矢面に立たされにくい。非常勤役員を複数掛け持ちすることで、年収5000万円以上を確保した強者もいる」(経産省OB)というからあきれるばかりだ。
>公益法人のなかには、非常勤役員を形式上「常勤」に昇格させ、謝礼を定款にのっとった「報酬」に切り替えるなど“偽装工作”していたところもある。
>この“名ばかり無報酬”について、山岸秀雄・法大教授(社会システム論)は「勤務実態が伴わない収入を税金から得る行為は、公益法人の第一義である『公益性』に反し、横領にも等しい行為」とバッサリ。
>「民間企業と同様、関連団体への出向という形で給与水準は据え置き、公務員に準ずる身分を維持するなど働き方を変えることから始めるべき」と事態を重くみる。
>蓮舫行政刷新担当相(43)は、会見で「公務員出身者への報酬を隠しているとの不信感を招きかねない。各府省で厳しく指導していただきたい」とコメントしたが、冗談じゃない。元の財源はわれらの税金。指導なんて甘いことではなく、賠償して刑事罰でも科してほしいくらいだ。【夕刊フジ/2010年11月22日17時00分】
数え上げたら、切りが無くなる程の惨状、を呈する「民主党仙谷(菅)政権」の無感覚ぶりには、言葉も無くなった。国民の「苦しみ」や、そこから出て来る「訴え」や、まして「恨みつらみ」など、一切感じ取れない「鈍感さ」が、彼等のセールス・ポイントとなっているのだ。恐らく、そのなにも「感じない」事が、権力者の必要条件なのであろう。
それであれば、私等には到底マネは出来ない。やはり、政治家と言う物は対したもの、なのだろう。しかし、国民も「決して愚かでは無い」事を、少しずつ示し始めて来たか。
▶沖縄知事選、伊波・仲井真氏が横一線…読売調査
最初、やや出遅れていた伊波氏がとうとう追いついて来たらしい。最も、例に依ってのゴミの世論調査なので、事実は正確に反映している筈も無く、実際には仲井氏を抜き去ってしまったのかもしれないが、ともかくやっと希望が見えて来たと言う所か。そして、ゴミが煽る所と言えば、あいも変わらず。
▶沖縄知事選、同盟ゆがめる恐れ=主要2候補「県外移設」で―米紙(時事見出し)
>米紙ワシントン・ポスト(電子版)は20日、米軍普天間飛行場移設問題に大きな影響を与える沖縄県知事選(28日投開票)について、選挙結果は日米同盟をゆがめる恐れがあるとの見方を示した。現職の仲井真弘多氏と前宜野湾市長の伊波洋一氏による事実上の一騎打ちで、両氏がともに県外や国外への移設を主張していることを踏まえたものだ。
>同紙は那覇発の記事で、日米両政府は軍事力を増す中国と核兵器開発を進める北朝鮮を抑止する上で、同県北部(名護市辺野古)への普天間飛行場移設を望んでいるが、沖縄ではこの1〜2年で反基地感情がほぼ共通のものになったと指摘。
>知事選で反基地候補が勝利することに疑いの余地はなく、かつて辺野古移設に完全には反対していなかった仲井真氏も、再選出馬に際し県外移設要求に転じたとしている。
【時事通信/11月21日(日)14時53分配信】
先日訪仏した沖縄の人達と話す機会を得た。その折に、普天間移転に関する意見を聞いてみたが、意に反して以外に「基地は有った方が良い」と言うニュアンスであった。私の周りは、基地反対、国外移転、を求める声ばかりなので、ナマの「県民の声」を聞いてみると、やはり賛否両方が存在していると言う、当たり前の事を見落としていた様だ。しかし、昨日の『沖縄タイムズ』の見出しによれば。
「基地の県内移設に反対が80%」と言う記事を見て、直接基地に依存して生活をしている人達でない限りは、やはり「反対」と言うのが一般的な人情であろう。『辺野古』沖移設という「自民党政策」に反対の立場で、総選挙を戦った筈の民主党が、鳩山さんで沈没するや、一挙に「自民党案」にすり寄ってしまった。沖縄の人達に取ってみれば、考えられない裏切り行為で有る筈だ。
更に加えて、今回の知事選に、独自候補を立てられなかった事じたいが、民主党がいかに沖縄県民から批判されているか、と言う証である。しかるに、独自候補は立てない物の、「辺野古移設」を聞き入れてくれそうだ、という独り合点で、仲井候補を支持する自分勝手さ。更に加えて、民主党議員の沖縄知事選応援を禁ずる、すっとこドッコイ振りである。
そのような、民意に反する「非道なる」民主党の政策にも関わらず、伊波候補は、民主党支持層を60%固め終わった。それにしても、情けない。お友達だけで「人事を廻す」と、トドのつまりは、無能政権にならざるを得ないのだ。その事にすら気がつかない、情けなさ。民主党に「人材が居ない」のでは無い筈だ。自民党と比べても、どっちもどっち。
適材適所に徹しないだけの事。実力ある人材を、嫌いだからパージする。その態度自体が、「日本の将来」を考えて政治をしている訳では無い事の証。仲間内で、権力を楽しんでいるだけの証。しかし、『驕る平家は久しからず』という事を知らないか。09年総選挙のマニフェストに対して、一切「他人事と言う態度」に徹する民主党仙谷一派の「驕り高ぶり」は、永久に続く訳では無い。鉄槌を下してやろうぞ。
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