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先ずは、恥も外聞もない前原誠司と云う男の中国紙の書面インタビュー記事を読んでいただこう!(中国語は判らないので、朝日新聞の記事引用)
≪前原外相「私はタカ派でなく現実主義者」 中国紙に掲載
【北京=小山謙太郎】「私はタカ派ではなく現実主義者」「直接説明する機会が欲しかった」。前原誠司外相が、人民日報系列の国際情報紙・環球時報の 書面インタビューに応じ、22日、同紙に掲載された。中国から対中強硬派とみなされてきた前原外相がイメージの改善を目指し、自らの対中外交観を中国国民に訴えた形だ。
前原外相は先月、尖閣諸島沖での漁船衝突事件を巡る中国側の対応について「きわめてヒステリック」と発言し、これに反発する中国各紙の1面をにぎわせてきた。インタビューでこの発言の解釈を問われた前原外相は、「日本は一貫して、双方で冷静に処理しようと呼びかけている」とした上で、「大局に立ち、国際的視野のもとで、いかに共存共栄するかを話し合うべきだ」と答えた。
国内外でタカ派と呼ばれていることについては、「私が京都大学で高坂正堯教授から学んだのは、現実主義。日中は、それぞれの国益に根ざして外交を展開するという冷静な見方だ。私は決してタカ派ではない」と強調した。中国の発展を個人的にどう思うかとの質問には、日中の密接な経済関係は日本に利益をもたらすとした上で「中国がバランスよく安定して発展することを望んでいる。全力で協力したい」と答えた。同紙のインターネットサイトでも掲載されたが、読者意見欄では「信じられない」「まず釣魚島(尖閣諸島)を返せ」などとする否定的な書き込みが多くを占めた≫(朝日新聞)
人民日報系列の国際情報紙「環球時報」と云う新聞は月曜日から金曜日まで発行されるタブロイド版新聞である。まぁ日本で例えれば「日刊ゲンダイ」「夕刊フジ」と云うところだろう。ただ、人民日報系なので、それなりの権威とバイアスが加えられている点は留意の必要がある。売店売りが中心だが、大学内の売店などでは超人気なタブロイド紙と云うことのようだ。
タカ派ではなくリアリストだと言訳をしているようだが、何処が現実主義者なのだ?今の中国の若者が“リアリスト”である事が大きな潮流である事を把握した上で、自分を理解させようとしたのだろうが、中国人は拙コラムなども引用しているらしく、前原誠司についての情報は相当ディープなものになっている。
参考:拙コラム「前原誠司の歩いた後には、汚れた足跡だけが残される」
「高坂正堯教授から学んだのは、現実主義」と言っているが、高坂は超親米の現実主義者であり、自民党や経済界の御用論者だったと云うことは周知の事実。日米安保についても、戦後日本の外交史の中で堅固な地位を与えようとした学者であり、自民党に寄り添うように歩を進めた論者である。高坂に学んだ門下生は悉く保守論壇に枠からはみ出していない。だからと言って、筆者が高坂が嫌いかと云うと、そうでもない。
自民党同様、今強きものと手を組むと云う意味ではリアリストとも言うが、理念と理想・夢は無いと云うことでもある。その意味で、前原誠司は、鳩山由紀夫のような人物を心から軽蔑していたのではないかと思われる。小沢一郎とも馬が合うとは言えないのだが、年齢差がその劇的衝突を回避してきた趣がある。
前原のメッセージに「信じられない」と読者の反応があるようだが、そう、その通り信じてはいけない人物なのである。進軍ラッパを高らかに鳴らすだけ鳴らし、取って返して塹壕とか防空壕に潜り込む、典型的軍高官という類の屑政治家だ。こんな奴が総理になるのなら、民主党はぶっ壊した方がマシである。前原誠司は評論家なのだ。評論家以上の仕事をさせたら、日本は滅びる。
「13億の民の友人になりたい」のなら、前原口先男よ!豪州などに行かなくて良い。外務大臣として、中国、ロシアを訪れ、リアリスト外交を披露してみせろ。オマエはワシントン、ハワイと豪州、ベトナム。ニュージーランド?安全地帯ばかりじゃないか!中国へ行け!ロシアに行け!北方領土を訪問せよ!沖縄に行け!出来たら北朝鮮に行って交渉してこい!日米安保の有効範囲しか動かんのなら、尖閣に上陸、灯台の電球でも磨いて来たら如何なものか。
今夜は相当感情的に振る舞いました。勿論、反省など致して居りません。
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