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松戸市議選で、民主党候補者11人のうち9人が落選。現職4人全滅。新人2人が当選したが定数44人のうち29番目と44番目(最下位当選!)という閉塞感に満ち満ちた仙菅ナホト政権の断末魔。菅首相は、伸子夫人の進言を聞いて柳田法相の更迭を決意したと云う。この国の政治は、遂に菅氏の台所で決まるようになったしまったようだ。支持率調査も、毎日が追うように26%を報じ、更にFNNが21%を打ち出し、20%割れは目前となった。
仙菅ナホト政権では、市議選、市長選挙とことごとく連戦連敗中で、その原因は小沢氏の国会招致だと云うのだが、昨日も述べたように民主党の森ゆう子議員が、10月15日の参議院予算委員会で、「小沢さんの何処が問題なのか公開討論会をさせていただきたい」と野党のヤジの中で発言。しかしその後、誰も公開討論会を申し出たものはいない。
しかもFNNの調査では、次期首相候補の第一位に小沢氏が登場。おそらく小沢氏のバランス感覚が評価されているのだろう。ロシア大統領が土足で北方領土に入り、中国が尖閣に最新鋭の巡視艇2隻を配備し、次は上陸かと狙っている。おそらく中国側は、尖閣にまず民間人を上陸させ、既成事実を積み上げた後で、灯台を建設するなど実効支配を狙う。
日本は、周囲を海洋で囲まれている島嶼国家であるため、国境線が海洋上にある。中には、いつ中国が攻めて来るのかといった発言があるが、もし神奈川県が外国であるとして、多摩川を戦車が越えてきたらそれは侵略行為である。日本は、自衛隊が出動することになる。そのことと、尖閣問題は実は同じなのだ。海洋上に国境問題があるから実感しないだけである。
欧州では、旧ソ連の核兵器より、膨大な戦車部隊が国境線を越えて侵攻して来ることが最も脅威とされた。なぜならソ連の兵士は、侵略先で暴虐の限りを尽くしたからである。だからその侵攻が起きれば、ドイツは米軍から戦術核の譲渡を受け防戦する協定がある。対し日本は口先では東アジア共同体などと云うが、備えは何も無い。何も無い者が、政治を語る。これはまことに滑稽だ。
このような情勢下で、日本の首相像が浮き上がって来ているものと思われ、そこに自衛隊を暴力装置と云う仙菅ナホト内閣の限界がある。既に、自衛隊は社民党や共産党でさえその存在を認めている。転機は、隣国のあの危ない方が核実験した時だった。皆さんが歴史を学ばれれば、意外に現在の世界中の国々の建国からの歴史が短いことがお分かりになると思う。つまり国は、歴史上、思いもかけず、あっと云う間に消えているのである。日本国は、建国1400年の歴史。
そういう一抹の不安がよぎり、小紙は、仙菅ナホト政権の支持率が急落しているのだと喝破していて、おそらくご本人や伸子夫人のお考えとは別に遠からず政権は持たないと予測している。小沢というオトコは、時には乾坤一擲国を背負って腹をくくって来る。いつまでもお茶の間政治が通用すると高をくくらない方がいい。この世には、オトコの道というものがあるのだよ。皆さんのご意見もお待ちする。
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