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動画 http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00188348.html
菅内閣の支持率が危険水域を大きく割り込んだことが、FNNの世論調査でわかった。
柳田法相の辞任を受けた22日の国会で、菅首相は立て続けに厳しい言葉をぶつけられた。
22日午後の参院予算委で、自民党の丸川珠代議員は「ここまでひどい内閣は見たことがありません。民主党政権は平気でうそをつくDNAがあるんじゃないかと思います。あなた、恥ずかしくないんですか?」と追求した。
大臣続投の意欲をみせていた柳田氏を22日朝、官邸に呼びつけた経緯について、菅首相は「これからも頑張るという姿勢で臨まれ、私もそうしてもらいたいということを申し上げました。ま、しかし、一度官邸にお出ましをいただきたいということで、おいでをいただいて、話をする中で、最終的に辞表を提出されたということであります」と説明した。
しかし、この発言に対し、丸川議員は「結局、罷免させるという、あなた自身が責任を持って、この人には資格がないと言って、首を切る責任が取れなくて、さあどうするんですかといって、部下に詰め腹を切らせた。あなたは、総理として取るべき責任を取らなかったんです。違いますか?」と批判した。
柳田氏の辞めさせ方について、リーダーシップのなさを責められる任命権者の菅首相。
柳田氏に近い民主党議員からは「柳田は、ずっと辞めたいと言っていた」という声が聞かれた。
しかし、うっすらと笑みさえ浮かべ、辞任会見に臨んだ柳田氏本人は、「(菅首相に会うまでは辞意を固めていなかった?)そうです。そうです」と、これまでにないはっきりした口調で、菅首相の発言が辞任を後押ししたと明言した。
また、柳田氏は「誠意のない答弁をしたとか、そういうことは一切ありませんでした。わたしと政治とカネ、そういう問題があったわけでもない」と述べた。
柳田氏の辞任を受け、当面法相を兼務する仙谷官房長官は「残念だけれども、やむを得ないなと」と述べた。
また、民主党の岡田幹事長は「補正予算を早く成立させるために、ご決断をいただいたと思う。(野党に)協力をお願いしたい」と述べた。
一方、自民党の谷垣総裁は「あたかも、これでもって予算を通してもらえるかのごとき発言がありますが、辞職でもって取引するようなことは、これは筋が違う」と述べた。
公明党の山口代表は「辞任をするのは当然のこと。むしろ遅きに失したぐらい」と述べた。
しかし、菅政権が柳田氏を事実上更迭したことについて、政治アナリストの伊藤惇夫氏は「社民党や公明党はほっとしているというか、1つ決着がついた。(仙谷長官らの)問責決議案を出した場合でも、賛成には回らない可能性が高い」と語った。
それでも、ひと山過ぎたとは、とてもいえない政権運営。
FNNの世論調査では、わずか2カ月前には6割を超えていた内閣支持率が、危険水域を大きく割り込む21.8%に急落した。
そして、政党支持率も実に1年7カ月ぶりに、自民党の後じんを拝する緊急事態となった。
みんなの党の渡辺代表は「菅内閣、退陣を求めます。(菅首相への問責も考える?)当然そういうことです」と述べた。
この事態に、菅政権への辛らつな声は民主党内からも聞こえている。
鳩山前首相は21日、「今ひとつ、私は菅内閣が何をなさりたいのかと」と述べた。
そんな中、今回の世論調査で注目すべきなのが「首相にふさわしい人」。
菅首相はもちろん、前原・岡田氏ら菅政権の主要メンバーが軒並み数字を落とす中、「政治とカネ」の問題を抱える豪腕・小沢氏が、頭1つ抜け出した。
一兵卒・小沢氏は22日、自らが日本に招待したアメリカの子どもたちの無邪気な発言に、笑みを浮かべていた。
そして、首相にふさわしい人の結果には、「へえ〜」と語った。
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