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10. のんちゃんフアン2010年11月21日 20:18
渋谷のデモから帰ってきた。「検察は取調べを可視化せよ」、「大手ＴＶ・新聞は世論を捏造・操作するな」、「裁判所は自らの頭を使って判断せよ」、などなどを叫んできた。それにしても１０月２４日に比べて参加者が少なかったのは残念であった。
金曜日、市田忠義氏による予算委員会での質問を視聴した。ＡＰＥＣで菅氏が中国主席との短時間の会談中メモから目を離さなかったことが話題になっていたが、市田氏の質問もまさにそれであった。発言中、ほとんどの時間は政府首脳にきつい視線を向けるのではなくメモに視線を落としていた。質問内容が自らの頭の中で整合的に論理的に収まった居なかったのだろう（小生のみならず、５人の一緒に見た視聴者の感想）。
さらに、驚くべきことは、政府側の答弁にたいして、「事前にこれこれとこの数字をきちんと答弁するようにと言ってあっただろう」なぞと、イライラした言葉遣いで抗弁大臣をなじった事である。つまり、市田氏の質問は政府側とのいわば、「シナリオ・筋書き」に従った発言であったことを自ら白状してしまったのだ。

そうした、敵対する側の答弁に期待するのでなく、わかりやすいパネルを用意するなど準備をし、自らの言葉で質問するなら、テレビ視聴者にも訴えるものがあったろう。

まあ、中央幹部・そして国会議員失格ですな。