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「柳田法務大臣と「検察の在り方検討会議」2010-11-20 19:29:11 | 日記
柳田法務大臣の評判が悪い。
柳田法務大臣は、広島の支持者の前で、
「法務大臣はいいですよ 2つ覚えておけばいいんですから」
『個別の事案についてはお答えを差し控えます』
『法と証拠に基づいて適切にやっております』
「この2つなんですよ。まぁ何回使ったことか」
これに自民党議員が噛み付いた。
で、彼は何と言いました?
はい、勿論「個別の案件については お答えを差し控えます」とやなぎだに風と受け流した?
「それは答えになっとらん!」
はい、そう言われましても、「私は、法と正義に基いてお答えしております」と答えたかどうか知りません(笑)。
冗談抜きにして申し上げるのだが、菅内閣のなかで、唯一まともな閣僚は柳田法務大臣ではないかとさえ思っている。
柳田大臣の答弁だけではない、自民党政権のときも、殆どが官僚の書いた答弁書を丸暗記したような答弁を繰返していたではないか、答弁に困ると官僚が助け舟を出す風景も日常茶飯事だった。「個別の案件については、お答えを差し控えさせていただきます」は柳田法務相の専売特許ではない、歴代大臣の常套文句でもあった。
柳田氏以前の法務大臣は、彼よりは法務行政、或いは法律知識に詳しい方だった方かどうか知りません。だが、はたして法律に詳しい法務大臣がどれほど国のため国民のために仕事をしたのか極めて怪しい。
ここ三代の法務大臣:森英介(麻生内閣)→千葉景子(鳩山内閣)→柳田稔、彼らが何か国家国民のためになることをしたかどうか、何か記憶に残るような仕事があっただろうか。森英介氏は、小沢氏の側近だった平野貞夫氏によれば、「小沢氏の秘書逮捕は森英介法相の指揮権発動だった」と言われているし、千葉景子氏は、検察の暴走に歯止めをかける役割はこれっぽちもしなかった、辞める直前に死刑執行場を公開したくらいしかない。
本ブログでは度々指摘してきたことですが、「検察が政治を左右している」ことの不可解さをこれまでの法務大臣は誰一人として疑問を呈していない。検察こそ、『法と証拠に基づいた捜査』を重視しなければならないはずだが、具体的な証拠もなしに特定の政治家を、自分たちの思惑で捜査を開始している。正義の仮面をかぶった検察がマスコミに捜査情報をリークしながら、特定の政治家をターゲットに根拠なき疑惑を振り撒いている。そこには、法の下の平等もない。起訴するかどうかの判断も検察にある。裁判では、検察が取調べで作成した供述調書を最優先するために有罪率が異様に高くなる(起訴されたら99%有罪)。
皮肉なことに、検察ほど「法と証拠に基づいて適切にやらない」ところはない。 特捜への権力の集中がもたらす弊害について、歴代の法務大臣が誰一人手をつけてこなかった。
検察審査会の11人の民意についても、数々の疑惑がある。審査員の選出の疑惑や、検察審査会「会議録公開」を阻むことは、国民の知る権利を阻害している。
戦後歴代の内閣で検察改革に触れた法務大臣は誰一人いないなかで、素人?の柳田法務大臣が、「検察の在り方検討会議」を立ち上げて検察王国に一石を投じようとしている。結果が期待通りになるかどうかわかりませんが、そのメンバーのなかに、郷原氏や江川氏が入っているのは心強い。検察改革の礎になることを強く期待する。しかし、ひょっとして検察に手をつけた者は狙われるか、さもなければ結果を出さずに終わるか、菅政権そのものが先に崩壊するかもしれない。」
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/28b26dbacea104338c5e0172294f1e61
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柳田失言騒動 に対する 違和感の正体 (誰も通らない裏道)
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/852.html
投稿者 純一 日時 2010 年 11 月 20 日 11:10:15: MazZZFZM0AbbM
東京第五検察審査会が「検察審査委員の選定手続に警察からの個人情報をもとに行なっている」と仰天回答(小沢一郎議員を支援する会)
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/857.html
投稿者 山狸 日時 2010 年 11 月 20 日 12:53:32: tX9mutQ2kzrA2
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- 柳田法相 大臣続投の意向表明(NHK) JAXVN 2010/11/21 17:13:19
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