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隠れ自民党勢力を消滅させる事が、日本政治再生の第一歩になる !
「日本の支配者」の謀略とは ?
(植草一秀の『知られざる真実』」:2018/04/04より抜粋・転載)
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1)3月30日のオールジャパン学習会に、多数の市民が参加した !
2)森友・加計問題・憲法問題等で、極めて有益な学習会になった !
3)本来であれば、財務省元局長、前国税庁長官が、
逮捕される可能性は、極めて高い !
4)安倍内閣は、何度も総辞職すべき悪政をしている
が、安倍首相・麻生財務相は鈍感だ !
5)野党は、森友に関与した、安倍昭恵氏証人喚問を確実に獲得するべきだ !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
6)野党が、昨年来の再編くずれを継続しており、
その背後には、CIAの活動がある !
背後で蠢(うごめ)いているのが、米国・CIAである。
CIAの対日政治工作の骨格は、次の二つである。
1.公明党と共産党を離間させること
2.反自公勢力の中心に、隠れ自公勢力を配置すること
この二点が対日政治工作の中核なのである。
2009年に樹立された、鳩山由紀夫政権を破壊した、主力部隊は、民主党内の隠れ自公勢力だった。
7)米官業が支配する、日本政治の基本構造を改革せんとした、
鳩山政権を隠れ自民が破壊した !
米官業が支配する、日本政治の基本構造を破壊(改革)しようとしたのが鳩山政権である。
だから、鳩山政権は破壊された。
その破壊活動の主翼を担ったのが民主党内の隠れ自公勢力だったのだ。
昨年10月の総選挙に際しての野党再編騒動によって旧民進党の分離・分割が進展した。
これを完遂することが現下の最重要課題だ。
自公政権を終焉させるためには、反自公勢力の結集が必要である。
当然のことながら、共産党を含む、反自公勢力の結集が必要なのだ。
8)共産党を含む、反自公勢力の結集ができれば、政権交代の可能性大だ !
しかし、これが実現すると、たちどころに政権交代が実現してしまう可能性が高い。
そこで、「隠れ自公勢力を軸にした旧民進党の再建」が画策されている。
「隠れ自公勢力」である、「連合右派」が、CIAの指導によって、旧民進党の再編を誘導しているのだと考えられる。民進党が、主権者の支持を、完全に失ったから、希望の党に合流したのである。
元の民進党を再結成するのは、彼らが、主権者の意思を、何も考えていない証左でもある。
9)隠れ自民党勢力を消滅させる事が、日本政治再生の第一歩になる !
このような勢力を消滅させることが、日本政治再生の第一歩になることを、忘れてはならない。
戦争・原発・消費税の三つの重要政策課題について、安倍自公と対峙する勢力の大同団結が求められている。民進党の希望と立憲への分裂は、安倍自公に対峙する勢力の結集にとっての朗報であった。
つまり、旧民進党の勢力を「隠れ自公」と「反自公」に分離することが必要なのである。
CIAの戦略は、野党の真ん中に「隠れ自公」勢力を置くことである。
民社党という政党は、CIAが創設したものである。
反与党が純化しないように、反与党のなかに「隠れ自公」を埋め込んだのである。
民主党、民進党の背後に「連合」という組織があるが、これが、CIAの持ち駒である。
「連合」のなかには、「反自公政権」勢力が存在するが、連合の中枢勢力ではない。
10)反自公は、少数派であり、連合の中枢勢力は、
大資本側に着く「御用組合」連合だ !
連合の中枢勢力は、大資本側に着く「御用組合」連合である。
この「隠れ与党」勢力である「連合」が民進党の完全分離・分割を阻止しようとしている。
「立憲」は旧民進党から「反自公勢力」として分離した存在である。
「反自公」を鮮明に打ち出して、共産党を含む大同団結を樹立するべきなのである。
「民進」、「希望」所属議員で「反自公」のメンバーは、立憲に合流するべきである。
「隠れ自公」の旧民進、希望勢力は、主権者にとって不要な存在だ。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
「日本の支配者」は、対米・大資本隷属体制を固定化するため、
人物破壊工作と「保保二大政党体制」構築を目指している !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/09/04より抜粋・転載)
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1)野党再編が論議の焦点は、「保保二大勢力体制」か、
それとも「保革二大勢力体制」かである !
野党再編が論議の対象になるが、焦点は、「保保二大勢力体制」か、それとも「保革二大勢力体制」かということになる。「保保」というのは、現在の自公政権の基本政策と類似した、基本政策を掲げる政治勢力が、自公勢力と類似した規模に、拡大する状況である。
米国の共和・民主二大政党体制と類似した政治状況である。
2)「日本の支配者」は「保保二大勢力体制」を目指しているが、
「保革二大勢力体制」を構築しないと、安倍政治の刷新はできない !
「日本の支配者」=悪徳ペンタゴンの巨大資本・CIAが、目指しているのが、この政治状況=「保保二大勢力体制」である。
これに対して「保革」は、現在の自公政権が示す、基本政策方針と対峙する、基本政策方針を明示する政治勢力が、二大政党体制の一翼を担う体制である。
かつての英国の保守党・労働党の二大政党体制が、ひとつの類型である。
3)鳩山政権は、自公政権の基本政策路線と、
明確に対峙する政策方針を、明示した !
日本では、2009年に、鳩山由紀夫民主党が、政権を樹立した。
鳩山政権は、既存の政権の基本政策路線と、明確に対峙する政策方針を、明示した。
その基本政策方針の転換とは、対米隷属 VS 対米自立、官僚支配 VS 官僚利権廃絶、大資本支配 VS 大資本支配排除というものだった。
この基本路線転換を象徴する具体的な政策提言が、普天間基地の県外・国外移設方針、官僚天下りの根絶、企業団体献金の全面禁止の三つであった。
1948年に、芦田内閣が破壊されて以来、初めて樹立された、本格的な革新政権が、この鳩山政権であった。
4)対米自立、・官僚利権廃絶・大資本支配排除を目指した、
鳩山政権を、「日本の支配者」は破壊した !
「日本の支配者」が、本格的な「革新政権」をいかに恐れているのかは、鳩山政権の命運をたどれば、鮮明に浮かび上がる。鳩山政権を誕生させた主役は、小沢一郎氏と鳩山友紀夫氏(名前表記を首相辞任後に変更)の二人である。
この二人の盟友に対して「日本の支配者」が苛烈で卑劣な人物破壊工作を仕掛けたことは周知の事実である。小沢一郎氏に対する攻撃は、2006年4月に、小沢一郎氏が、民主党代表に就任した時点から、本格化した。
「日本の支配者」は、なぜ、これほどまでに小沢−鳩山民主党を警戒したのか。
5)小沢−鳩山両氏が主導する政治は、日本の既得権政治を、
根底から改革する可能性大だった !
その理由は単純明快である。
この小沢−鳩山・二人が主導する政治が、日本の既得権政治を、根底から破壊=改革する惧れが高かったからだ。
「日本の支配者」は、小沢−鳩山民主党を破壊するための、激しい人物破壊工作等活動を展開するとともに、これと並行して、「害のない」もうひとつの政治勢力を構築するための工作活動を展開してきた。
これが、いわゆる「第三極」と称された、新政治勢力創出の試みである。結論を急ぐ。
6)「日本の支配者」は、対米隷属体制を固定化するため、
人物破壊工作と「保保二大政党体制」構築を目指した !
「日本の支配者」は、自公と類似した政策方針を示す、もうひとつの政治勢力を創出しようとしているが、これは、対米隷属・日本の体制を固定化するためのものである。
日本の主権者の多数が、「安倍政治を許さない !」との判断を保持する以上、二大勢力の一翼を担う政治勢力を、「革新勢力」にする必要がある。
この「革新勢力」が、政権を奪還して初めて、日本政治の刷新が実現する。
安倍政治刷新のためには、「保保二大政党体制」ではなく、「保革二大政党体制」を目指すことが不可欠である。
7)反安倍政治・「革新勢力」が、政権を奪還して初めて、
日本政治の刷新が実現する !
これが、当面の野党再編論議で、認識しておくべき、最重要事項である。
「日本の支配者」と表記してきたが、具体的に言えば、米国を支配する、巨大資本のことである。
米国政治、米国政府を支配しているのも、この巨大資本である。
この「支配者」が、米国の政治経済金融制度を構築した。
政治制度における、共和・民主両党による二大政党体制は、どちらに転んでも、巨大資本の利益が損なわれない制度であり、事実上、政治路線は、固定されている。
8)「保保二大政党体制」が構築されれば 二党独裁制」になってしまう !
9)「日本の支配者」の実行部隊の中核をってきたのが、CIAである !
10)「人物破壊工作」・隠れ自民党つくり等、
すべてが、CIAによる工作である !
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