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増子輝彦・民進党幹事長の記者会見 ! (第2回)
(www.minshin.or.jp:2018年4月2日より抜粋・転載)
2018年4月2日の役員記者会見:
党役員会見に関する基本的な方針について
増子輝彦幹事長記者会見
■冒頭発言
○大谷投手の大リーグ初先発・初勝利について
○全国幹事会・自治体議員団等役員合同会議で新党結党方針を承認
○新党結党、友党に党首会談を申し入れ
○新党結党、 今後の取り組み・国会対応について
■質疑
○新党結党 結集の呼びかけについて(1)
○新党結党 地方組織の声について
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
○新党結党、 結集の呼びかけについて(2)
【毎日新聞・樋口記者】
細かい点で恐縮だが、玉木代表と大塚代表のやりとりのところで、5日ないし6日に代表同士の会談を開いて、来週早々に新党協議会という、その日程感も伝えた上で話されたのか。
【幹事長】
いや、それはまだ伝えていません。あくまでもこれは私が申し上げたことであって、そういう日程感で進めていければということでありまして、まだ大塚代表と玉木代表は、電話できのうの経過を報告しつつ、そのお願いをとりあえず電話でして、お会いできれば、ということだけです。
○新党結党、 共産党との関係について
【「ニュースソクラ」・土屋記者】
希望の党は、民進党の衆院が、共産と、それから小池さんがつくったもともとの希望の党、両方の話し合いをしながら、最後前原さんのイニシアティブで希望の党に行ったわけで、とすると今度新しくできる党と共産党との関係はどういうふうにしたいのか。そこのところは詰めていかなければならないのかなと思うが、そこをどうお考えか伺いたい。
【幹事長】
共産党との関係は、私どもの考え方ですね。
【「ニュースソクラ」・土屋記者】
そうです。
【幹事長】
新党協議会を発足させるための呼びかけ、新党に移行することについては、共産党さんにお声をかけさせていただきません。これは先ほど申し上げたとおり、元民進党の議員を中心としてですから、当然共産党さんはその対象になりませんので、共産党さんとはこの新党についての呼びかけはいたしません。
共産党さんとの関係は、国会対応では6党の幹事長・書記局長会談では連携させていただいておりますので、国会関係の対応について、必要とあらばそれは共産党さんとも連携をしていきたいと思っていますので、この新党についてだけは、お声をかけさせていただきません。
今後ともそういう意味では国会対策で協力できることがあれば、積極的にこれについては協力していくということは、今までと同じ考え方です。
【「ニュースソクラ」・土屋記者】
ちょっと質問が悪かったかもしれない。共産党と合併できるなんていうことは誰も考えないわけで、選挙協力をするつもりがあるのかどうかということを伺いたい。
【幹事長】
選挙協力については、基本原則は、私どもはそれぞれの選挙区事情に合わせて柔軟に対応するということでよろしいのではないかと。しかし、政権構想とか政権についての話し合いはいたしません。
あくまでも選挙協力については、私も実は一昨年の参議院選挙のときに、共産党さんの推薦はいただきません、政策協定も結びません、そういう状況の中で応援していただけるなら大変ありがたいですね、というスタンスで、市民団体の皆さんが間に入り、そういう話し合いをしてまいりまして、「それで結構だ」ということで候補者をおろして、たぶんかなりの支援をいただいたと思っています。
基本的には私どもは、選挙協力は選挙区事情に合わせて柔軟に対応していくことも一つの考え方であるということですから、選挙協力を共産党としっかりとやっていくという考え方は基本的にはございません。
○新党結党、結集の呼びかけについて(3)
【「ニュースソクラ」・土屋記者】
あのとき、小池さんが排除の論理を唱えられ、世論の空気がガラッと変わった。今回の新党結成に当たって、出ていったときにイニシアティブをとった前原さんの扱いをどうされるのか。これは除かれるのか、それとも排除の論理はとらないということで希望する人は全て受け入れるというのが民進党側の考えなのか伺いたい。
【幹事長】
前原さんの問題を含めて、私どもは排除の論理はとりません。私たちが呼びかける、希望の党の皆さん、一つの対象でしょうから、それはもう我々の考え方と一緒に行動できるのであればぜひ、それは排除の論理はとらず、しっかりと私たちは連携していくことができると思っています。
我が党の中でも、円満にみんなで一緒に新党に移行していくことが最大限私たちの考え方ですから、これも排除の論理ということは全く私どもは考えておりませんので、これはもう前原さんがどういう判断をされるのか。それは前原さんの判断を待つしかありませんので、排除の論理は一切とりません。
【岩手日報・飯倉記者】
大塚代表は、自由党の小沢代表にも新党の結集を呼びかけていく方向だとおっしゃっていたが、小沢代表にも既に電話をされたのか。もししてないとすれば、今後の呼びかけのスケジュールを教えていただきたい。
【幹事長】
小沢代表に呼びかけると、きのう大塚大臣がおっしゃったということは私も聞いております。それは大塚代表がどうするか今後最終的には決定すると思いますので、現時点ではお声をかけてないと思いますし、今後どうするかは大塚代表が判断することになろうかと思います。現時点では、まだそこまでは行っておりません。
【テレビ朝日・村上記者】
民進党内で、「無所属の会」を含め、新党移行に賛同しない人たちにはどのような対応をとるお考えか。
【幹事長】
現時点で「無所属の会」の皆さんが新党に参加する云々ということは全く聞いておりません。判断はしていないようであります。
きのう岡田代表も地方の皆さんお二人から、「『無所属の会』は新党に参加するんですか。岡田さんはどうですか」という問いかけがありました。岡田代表はそのときに、三つ考えていると。
一つは、二大政党実現のために自民党を離党して25年たったと。私と全く同じですが、そういう考え方。
二つ目には、基本政策をしっかりと大事にしていきたいと。
三つ目に、新党に参加するか云々はそれぞれ個人の判断になると思う、という話をされておりました。
このことについて、今、新党協議会がまだ発足しておりませんので、今後新党に「無所属の会」の皆さんが参加するかどうかについては、全く私ども知識もありませんし聞いてもおりません。
ただ、できれば、先ほど申し上げたとおり、私どもとしてはみんなで全員一致して一緒に新しい党に移行して、新党結成して、政権奪還のための力を得たいと、そういうふうに思っています。
【フリーランス・堀田記者】
きのう岡田克也さんと篠原孝さんがそこ(執行部席)にいらっしゃったが、これはどういう資格でいたのか。
【幹事長】
岡田さんは執行役員の一人で、常任顧問です。篠原さんは、選挙対策委員長であります。さらに、大野さんは実は櫻井充組織委員長の代理として出席をされておりました。
ですから、お二人ともそれぞれきのう出席する構成要員になっておりますので、お二人とも並んでお座りになっていたということであります。
【フリーランス・堀田記者】
大野さんはいいのだが、岡田さんと篠原さんは「無所属の会」を代表して、ということではないのですね。
【幹事長】
はい。きのうの時点では、岡田さんは民進党の常任顧問、すなわち執行役員のお一人という立場で出席をされておりました。篠原さんは党の選対委員長という立場で出席をされておりました。「無所属の会」ではなくて、党の役員としての立場でご出席をされておりました。
○若年層における内閣支持率の低下について
【「フランス10」・酒井記者】
ゲイレポーター、酒井佑人です。冒頭でも言われていた世論調査の件だが、読売新聞が31日・1日に行った世論調査では、内閣支持率が続落する中で、18歳から29歳までの若年層の中でも2月での7割から5割に下落した。これを受けて増子幹事長はどのようにお感じになるか。若者からの支持をどのように集めるおつもりなのか。それから若者へのメッセージをお願いしたい。
【幹事長】
従来は、安倍政権に対する内閣支持率は若い層ほど高かったという傾向がございました。それがなぜこのような数字が出たかというと、やはり森友問題が一つ大きな原因ではないかと推測されます。
やはりこの問題は、国民の皆さんの多くが、「やはりしっかり真相解明すべきだ」と。あわせて、公文書の改ざんということが行われた。誰の指示で、何の目的で、なぜこういうことが行われたかということが、佐川さんの証人喚問では全く明らかにならず、「むしろ問題が深まった」と、たぶん受け取ったのではないだろうか。
やはり安倍さんに対する不信感、今まで最も高い支持層であった10代から20代の皆さんにおいても、そういう不信感が出たのではないだろうかと私は推測をいたしております。
同時に、一方では、小泉進次郎さんに対する(期待)、次の総理候補というのですか、これが読売新聞の世論調査でも最も高い数値になった。これは若い人から見れば、たぶんそういうことについても、その層が動いたのではないだろうかと、そんな気がいたしております。
やはり真相解明は私たちの大きな責任であり、安倍政権でもやはりこのことは果たさなければならない責任だということが明らかになっている一つの数字ではないでしょうか。
我々、若い方々については、18歳から選挙権を得るようになったということを考えれば、若い人たちが政治に対しての信頼、あるいは興味、そして政治に参画するということが十分行われるように、政治家としても、政党としても、政治全体としても、していかなければいけない。そういう責任があると思いますので、やはり透明性を高めていく。
そして文書改ざんのような行為が行われないように、やはり私たちはこれからも立法府としての責任を果たしていくことが大事だろう。
若い方々には、ぜひこういうことで諦めず、不信感を持ったことを一日も早く解明するので、ぜひ信頼を何とかお持ちになって、積極的に政治に参画していただきたいと思っています。
○森友問題:真相解明に向けた今後の取り組みについて
【「フランス10」・及川記者】
1週間たったが、佐川前国税庁長官の証人喚問に対するご感想と、今後森友疑惑をどう追及していくのか伺いたい。
【幹事長】
1週間過ぎての感想は、佐川さんの証人喚問の結果、ますます闇の中に入ってしまったのかなと。
予算委員会も、予算が成立しました。今までのように連日予算委員会が開かれるという状況にはなり得ません。11日に衆議院で予算委員会集中審議が行われることになったということはよかったなと思いつつ、これがどのような形で国会の中で真相究明していくことができるのか。
やはり立法府に対する行政府の、ある意味ではこれは大変なじゅうりんであり、民主主義の崩壊につながるという危機感を持っておりますので、何としても、この問題を含めて森友問題については真相解明をしていかなければいけないと思っております。
一つは、やはり予算委員会をさらに、集中審議等をたくさん開くような国会対策上の働きかけをしっかりやっていくこと。
その上で、証人喚問をしていただかなければ真相が明らかにならない。この真相解明のために証人喚問が一日も早く実現できるような対応をしていくことが必要だろうと思っています。
いずれにしても、これは受ける側と攻める側との国会のいろいろな力関係もやはりあります。圧倒的な力関係の中で、やはり政府・与党を少しでも動かすには国民の皆さんの力というものが非常に大きいのだろうと。
国民の多くの皆さんが、先ほど申し上げたとおり、この問題についての内閣支持率が今極めて低く、またさらに下がる可能性があるならば、やはり我々はそういうものもしっかりと受けとめながら、それぞれ国会内外でのいろいろな説明、街頭演説や日常の活動の中でこのことはしっかりと説明をしながら国民運動にしっかりと巻き込んでいく努力をしていかなければいけないと思っております。
同時に、先ほど私たちは、新しい党に移行するということは、こういう問題についてももう少ししっかりとした野党が結束していく。固まりを、新しい党を結集していきたいということもありますので、そういう不断の努力をしっかりとこれからもしていきたいと思っています。
○新党結党、 党代表について
【「フランス10」・及川記者】
新党の党代表はどのように選ぼうとお考えか伺いたい。
【幹事長】
これは全く白紙であります。そこまで我々は今、何も考えておりませんので、新党協議会が発足した時点で、さまざまなものが検討という形で行われると思います。その中で、党名とか、場合によってはいろいろ役員構成だとか、党綱領、政策、いろいろな問題について、それなりの対応がされると思いますので、現時点では全く白紙であります。
―この続きは次回投稿します―
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