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陸自のイラク日報を長期隠蔽 !昨年3月確認後も放置 ! 官僚の深層・真相は ?
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投稿者 青木吉太郎 日時 2018 年 4 月 06 日 17:34:14: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


陸自のイラク日報を長期隠蔽 !  昨年3月確認後も放置 !

自公政治家・NHK等が隠蔽・誤魔化す、政官業癒着・自民党・自公政権下、

   官僚の深層・真相は ?

(www.chunichi.co.jp:2018年4月5日より抜粋・転載)

◆昨年三月に、イラク日報の存在を把握しながら、

    当時の稲田防衛相にも隠蔽 !

中日新聞・朝刊: 政府が「ない」としてきた陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報が見つかった問題で、小野寺五典(いつのり)防衛相は、四月四日、陸自研究本部(現教育訓練研究本部)教訓課が、昨年三月に、イラク日報の存在を把握しながら、当時の

防衛相(稲田氏)らに伝えていなかったことを明らかにした。

陸自研究本部は、同月の調査で「ない」と報告し、直後の再調査で存在を把握していた。

小野寺防衛相は、「陸自研究本部が、今年一月までに日報を確認し、自身が報告を受けたのは、三月末」と説明していたが、さらにさかのぼり、把握から一年間も放置、隠蔽(いんぺい)されていたことになる。

◆文民統制が、機能していないことが鮮明 !

 文民統制(シビリアンコントロール)が機能していないことが鮮明になり、小野寺氏は「大きな問題で大変に遺憾」と強調。省内に調査チームを発足させ、真相究明に乗り出したと説明した。調査後、関係者の処分も検討する。

 防衛省によると、昨年二月十六日に野党議員がイラク日報の資料を請求し、当時の稲田朋美防衛相は同二十日に「ない」と国会答弁したが、同二十二日に省内の調査を指示した。

陸自の教訓課は、調査の結果、三月十日に「日報は残っていない」と報告した。

 しかし、三月十七日に南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報隠蔽に関する特別防衛監察が開始されたため再調査したところ、三月二十七日、前回は調べなかった、外付け式のハードディスク内に、イラク日報を確認した。だが、防衛相ら政務三役に報告を上げなかった。

◆小野寺防衛相は、四月四日朝に、事実関係の報告を受けた !

 防衛省の聞き取り調査に対し、教訓課長は、「南スーダンPKOの調査だったので、イラクの日報は、報告の必要があるかどうか認識していなかった」と話しているという。

山崎幸二陸上幕僚長は、四月三日夕に、小野寺防衛相は、四日朝に、事実関係の報告を受けた。

 小野寺防衛相は、「どこまでの範囲の自衛隊員がこのことを認識して報告しなかったかは、調査チームに調べてほしい」と話した。

             ◇ 

 稲田朋美元防衛相は、四日、陸上自衛隊がイラク派遣部隊の日報の存在を昨年三月に確認しながら、防衛相だった自身に報告していなかったことについて「本当に驚いた。怒りを禁じ得ない」と述べた。共同通信の取材に答えた。


◆自衛隊は、文書管理の認識甘い !

 <解説>

◆新たに隠蔽が、発覚する可能性がある !

 陸上自衛隊内でイラク派遣部隊の日報が、一年間も放置、隠蔽されていた問題は、文書管理に対する、陸自の認識の甘さを浮き彫りにした。
小野寺五典防衛相は、同様の事例がなかったか広範囲に調査する考えを示したが、不自然な対応はほかにもあり、新たに隠蔽が、発覚する可能性が、否定できない。
徹底して事実を解明し、国民に明らかにすべきだ。

◆陸自研究本部教訓課:イラク日報は、

   報告の必要性を認識していなかった !

 陸自研究本部教訓課が、昨年三月に、日報の存在を確認していたことが判明した。教訓課は、南スーダンPKOの日報隠蔽に関する、調査で見つかったため、イラク日報については、報告の必要性を認識していなかったと説明しているという。

 だが、その直前には、別件でイラク日報の有無を調査し「ない」と報告していた。本当に必要性を認識していなかったのか。どのレベルまで、報告が上がり、誰が判断したのかも焦点だ。

 この例以外で不自然なのは、昨年二、三月ごろの陸自の中央即応集団(CRF)司令部と陸上幕僚監部の運用支援課の対応だ。
両部署は、南スーダンPKO日報を廃棄した直後、イラク日報の有無を調査していた。
いずれも上層部からの指示で、両部署とも、日報は、発見されなかったが、あらためて有無や経緯を確認する必要があるだろう。

 小野寺防衛相は、「新たに説明すべきことが判明した場合、速やかに報告する」と強調した。

調査は、正確さとともに、迅速さも求められる。 (政治部・新開浩)

(参考資料)

「失敗から学ぶ」「失敗学」で「官僚」の「無謬神話」をつぶせ !

  国の巨額債務は多すぎる官僚の高給と天下りが原因 !

(logs.yahoo.co.jp:2006/9/14より抜粋・転載)

1)「部分最適・局所最適」は「全体最悪」を招く !

素晴らしいコラムを読んだ。9月7日の日経夕刊<明日への話題>。筆者はアドバンテスト相談役の大浦溥さん。タイトルは「失敗学」―――。
ー中略ー畑村洋太郎先生の『失敗学』との付き合いが始まり、先生には会社の研究開発拠点の一つ群馬R&Dセンタで講義をして頂いた」と始まる。
「豊富な事例をもとに『失敗には許される失敗とそうでない失敗がある』『<局所最適>は<全体最悪>を招く』『一つの失敗の陰に29の<中失敗>があり、その裏には3百件のヒヤリハットする<小失敗>がある』など、聞く人の心を離さない貴重なお話をお聞きした」と続く―――。やはり素晴らしい。

2)タテワリ、横並びの官僚組織、「省益」「局益」「課益」への固執 !

ここまでに<ヒヤリハット>ならぬ<ヒカリパット>するダイヤモンドのような<金言>がある。<ダイヤ>のような<金>です。<部分最適>は<全体最悪>―――。
みなさんは何を<連想>しますか。<想像力>の問題。
<創造力>はこれで決まる。この連想が<ヒヤリハット>を<ピカリパット>にする。
火山が<連想>したのは<霞ヶ関>です。<タテ>ワリで、しかも<横>並び―――。
その結果、何が起こっているか。各省庁がそれぞれの<権益>を主張、絶対に自分のところの<省益><局益><課益>を譲らない。

結果として予算カットやリストラが全然進まない。そのくせお役人のみなさん、例の<無謬神話>です。我々は絶対正しい。絶対<誤り>を犯さない。

つまり<部分最適>―――。

3)国と地方の借金合計約1400兆円、歳出削減せず民間の2倍の高給を貪る !

  天下り、渡りの法人へ年間12.1兆円歳出 !

  65年間で約787兆円の出費 !

だが国と地方を合わせた借金はなんと<1061兆9000億円>(日経・2005年1月3日)(2015年度は約1400兆円)―――。
その後も減ったという話を聞かない。GDP(国内総生産)の2倍超。
先進諸国中の最悪。歳出カットは全然進まないのに民間に比べ<倍>近い<高給>を貪る。
自民党の中川秀直政調会長ですら、憤然と「給料は半分でもよい」とテレビで絶叫する。火山は3回もテレビで観た。つまり<全体最悪>―――。
民間だったら会社が<破産状態>だったら、給料カットは当然起る。それが<民間の掟>。だが<お上>は<無謬>―――。


4)マスコミは大部分インペイしているが官僚の汚職・腐敗は蔓延 !

しかも最近の社会保険庁の不正・腐敗を筆頭に過去、財務省、外務省、厚生省、防衛庁など「汚職・腐敗のオンパレード」である。日経朝刊のコラム<春秋>も9月5日、「このところ公害や薬害の裁判で国が負け続けている。
肝炎、基地騒音、原爆症、水俣病、じん肺―――。
政策判断を誤り、無策のまま放置して被害を広げ、被害の認定基準は合理性を欠く。こんな行政の責任を司法が厳密に判断すれば、当然、国に勝ち目はない。
(中略)国家賠償の費用も国が裁判の投じるカネも、同じ税金である。

『役所は絶対間違わない』などという今どき誰も信じない、「官僚の無謬神話」を守るために、これまでどれほど「ムダな訴訟費用」を費やしてきたことか」と書いたばかり。<部分最適>を主張するから<全体最悪>―――。
公務員の「腐敗事例」は事欠かない。岐阜県庁の<裏金><17億円>。
梶原拓前知事は4期16年も務め、その前は県企画部長、副知事も務めた。それでも「知らなかった」「やましいことは何もない」と言い切って見せた。
火山は「トップの責任はその問題が<予見>されたであろう時点に遡る」という米国ATT前社長F・R・カッペル「企業成長の哲学」(ダイヤモンド社)の言葉が好きだ。企業の教育担当として

「管理職研修」の教材にずっと使ってきた。

5)「権限委譲」は「責任放棄」ではない、「知りませんでした」で責任逃れ !

「結果として…」―――。不祥事で官僚や企業のトップが謝罪会見をすると、必ずといってよいほど飛び出す<決まり文句>。こんな言葉「カッペルの<辞書>にはない」―――。「知りませんでした」というのも同じ。
「権限委譲」は「責任放棄」ではない。逆だ。<委譲>すればするほど<責任>は重くなる。それこそがトップの<器>―――。「知りませんでした」など、恥ずかしくて口にできる言葉ではない。「失敗学」に話を戻そう。
「先生は技術、設計分野で研究し始めた『失敗学』を経営のジャンルまで敷衍し、『波長のための失敗学』も上梓された。『失敗学の方法論は全て同じだ。
必ず自分なりに観察して一つの仮説を立てる。次にそれを実証する。
そこでもう一度仮説を作り直す。この繰り返しである』という考えは説得力をもつ」―――と続く。何を言っているか。カッペルと一緒。「トップの責任はその問題が<予見>されたであろう時点に遡る」だ。<予見>とは<仮説>なのだ。
火山の「管理職研修」は<問題解決>学。。
問題を分析、<仮説>を立てる。それを<検証>する。そうして<問題>を解決する。そうやって<仮説><設定能力>を高めていく。<戦略>とは<仮説>―――。
<先手必勝>とは<仮説>で<状況>を分析、環境に秘められた<好機>と<脅威>を<予見><洞察>する。そして自分の<強み>と<弱み>を掴み<必勝条件>を整える。もう一度<失敗学>…。
「日本の社会全体が成果主義といって、結果だけを見て誤った賞賛や誹謗をし、その成功や失敗から学ぶことを怠る。挙句の果てに、失敗そのものを恐れて何もしない風潮を作り出していることを大いに憂うべきだ」―――。ここからは火山の意見。

お役人の<無謬神話>―――。<神話>とはウソという意味。むしろ<誤謬>だらけ。<腐敗><不正>だらけ。でも<無謬>だから<失敗から学ぶ>こともない。ナンタルチーア。断固<官僚>リストラだ。豪腕維新の小沢一郎に期待したい。

 

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