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維新の会・希望の党には、隠れ自民党議員が大半いる !
昨年衆院選:絶望の選挙結果から希望の石を切り出すべきだ !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/02/26より抜粋・転載)
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1)安倍政権の「真の三本の矢」は、「戦争・弾圧・搾取」だ !
2)改革者は、「平和と共生」の方向に転換させる事
を目指し、主権者の連帯を呼び掛けている !
3) 戦争法制廃止・壊憲阻止・消費税減税を
掲げて、大同団結を実現すべきだ !
4)今年中の反安倍政治の体制を確立し、2019年
の統一地方選挙・参議院選挙に勝利すべきだ !
5)反安倍政治の政策を基軸にして、主権者が主導して、
一選挙区一候補者の体制を構築すべきだ !
6)民進・希望合流が、「第二自公勢力の構築」を目指す
ものであったから、「安倍政権打倒」ができなかった !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
7)民進・希望合流の過程で、民進党の分離・分割
が、進展したことが最大の救いだった !
このことによって「安倍政権打倒の大同団結」は、幻の構想と消え、希望と民進は自滅したのである。
この過程で、民進党の分離・分割が、進展したことが最大の救いであった。
民進党は「反安倍勢力」と「安倍自公補完勢力」の混合物であり、この「あいまい勢力」の存在が、野党勢力の結集を妨げる、最大の原因になってきた。
その民進党から「反安倍勢力」が、立憲民主党として独立した。その立憲民主党が、野党共闘を展開して、衆院選で躍進したことが、前回衆院選の最大の成果であったと言ってよい。
8)立憲民主党に、「旧民進党」が、靴底のガムの
ように、こびりついているのが現状だ !
しかし、「旧民進党」が、靴底のガムのようにこびりついているのが現状だ。
社会民主党の党大会が開催されて、立憲民主党、共産党、自由党、民進党の代表が来賓として招待され、次の選挙での選挙協力で一致した見解を述べた。
希望の党の代表が招待されなかったことが極めて重要である。
民進党では、「反自公勢力」の大串博志氏のグループの分党提案が、玉木雄一郎氏などによって阻止されている。
9)分党提案を拒否した、玉木代表は、自分の
利益しか考えていない事が明白だ !
玉木氏が自分の利益しか考えていないことが鮮明に浮かび上がる。
「戦争と弱肉強食」の安倍政治を打破して、「平和と共生」の政治を確立するために、想いを共有する主権者の連帯、大同団結を必ず実現してゆかねばならない。
旧民進党は、4つの勢力に分裂している。
立憲民主党、参院議員を中心とする民進党、希望の党、無所属グループである。
ただし、希望の党で、議員として踏みとどまっている者のなかに、政策的には「立憲民主党」に近いメンバーがいる。
10 )参院民進党・希望の党の中には、
立憲民主党に近いメンバーがいる !
参院民進党は、民進党のままでは、来年夏の参院選を戦えない者が大半だ。
これが立憲民主党と合流するのは、時間の問題である。
これがスムースに進まないのは、民進党議員の利己主義によるところが大きい。
主導権を立憲民主党に取られることを嫌っているのだ。
希望の党の本質は、「安倍自公の補完勢力」である。
11 )維新の会・希望の党には、隠れ自民党議員が大半いる !
「維新」と極めて類似しており、これも一つに合流するのが適正だが、やはり、主導権を握りたいと考える者ばかりが多く、まともな話が前に進まない。
参院民進党と立憲民主との合流を妨害しているのが、無所属メンバーである。
野田佳彦氏や岡田克也氏などの「終わった人々」、「悪徳10人衆の残党」が、主導権を握りたいと、断末魔の叫びを続けている。これもひとえに、「自分の利益しか考えない」、民進党議員によく見られる、行動様式の典型事例である。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
絶望の選挙結果から希望の石を切り出すべきだ !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/10/23より抜粋・転載)
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1)安倍自公勢力が衆議院議席の3分の2を維持した !
安倍政権の政治私物化、もりかけ疑惑隠しの是非を問う、選挙であったが、結果は、安倍自公勢力が衆議院議席の3分の2を維持するかたちで着地してしまった。
原因は、反安倍政治勢力の結集が、望ましいかたちで進まなかったことにある。
その根源的な原因は、民進党が、代表戦を実施した段階で、党の分離・分割を行わなかったことにある。これまでの野党共闘に対して、主権者が賛同できなかった理由は、民進党が「隠れ自公」と「反自公」の混合物であったことにある。
市民連合などが推進してきた野党共闘もこの問題には目をつぶっていた。
2)民進党の代表戦の段階で、分割して、「反安倍政権連合」
を構築して、総選挙に望むべきであった !
政策を基軸とはせずに、単なる数合わせで、事態を打開しようとしていた部分に、最大の問題があったのだ。
民進党の代表戦の段階で、民進党を「隠れ自公勢力」と「反自公勢力」に分離・分割し、その上で「反自公勢力」として、純化された政党が、他の反自公勢力と強固な共闘体制を構築して、「反安倍政権連合」を構築して、総選挙に望むべきであったと言える。しかし、民進党代表戦の段階ではこの決断が下されなかった。
代表戦に前原誠司氏が勝利して、民進党の純化=分離・分割が実現しなかったのである。
結果として枝野新党が創設されたが、本来は、民進党代表戦の段階で実行するべき行動だった。
3)民進党の代表戦の段階で、革新政党ができていれば、
野党共闘体制は強化されたはずだ !
これが前倒しされていれば、野党共闘体制をもう少し強固に確立できたはずだ。
民進党の分離・分割が進まぬなかで、民進党の新体制発足がつまづき、この間隙を縫って解散総選挙が強行された。
民進党の分離・分割ができぬまま、解散総選挙に突入する情勢になった。
主権者にとっての第一の課題は、安倍政治の継続を許さないことであった。
このことを最優先する必要性から、窮余の一策として、反安倍政治の「呉越同舟結集」を図ることは現実的な対応としてはあり得るシナリオであった。
4)民進党が、「呉越同舟大連帯」を形成していれば、
安倍政治打倒が実現した可能性は高い !
小池国政新党が創設され、民進党がこれまでの政策主張を維持したまま、「安倍政治打倒」の一点だけを基軸に「呉越同舟大連帯」を形成したのなら、安倍政治打倒が実現した可能性は高い。
ところが、民進党の前原誠司氏は、民進党のこれまでの政策主張、野党共闘の合意を、一切の民主的な手続きを踏まず、論議もせず、党内合意を形成することもなく、独断専行で廃棄して、民進党全体を完全な「自公補完勢力」に転向する行動を取った。
小池百合子氏はもともとこの方向を示唆していたと考えられ、党内の論議をまったく行わずに、この方向に前原誠司氏が突き進んだために、すべてが崩壊した。
5)第二自民党・希望の党への合流を決めて、混迷させた、
前原誠司氏の責任は重大だ !
前原誠司氏の責任は重大であり、直ちに前原氏は民進党代表を辞任するべきである。
ただし、この万死に値する行動の副産物として、民進党の分離・分割が実現し、初めて本当の意味の野党共闘体制が確立され、立憲民主党の多数議席確保が実現した。
本来は、民進党代表戦の段階で実行されるべきことであり、それが遅れたために成果は限定されたものになったが、ようやく、あるべき野党共闘の姿が生み出されたのだと言える。
この方式こそ、オールジャパン平和と共生が、単なる野党共闘を推進する市民連合とは、一線を画して唱えてきた「政策連合」=政策を基軸にした主権者の連帯形成であった。
6)「政策連合」=政策を基軸にした主権者の連帯形成
で効果を発揮したのは、北海道と新潟県だ !
この方式がとりわけ有効に効果を発揮したのが、北海道と新潟県である。
政策を基軸に、党派を超えて、主権者が主導して、選挙を戦う図式を作る。
北海道と新潟はこの方式で野党共闘を構築して大きな結果を示した。
他の地域では、希望の党の位置付けがあいまいになり、この希望の党勢力と立憲民主党・共産党を軸とする野党共闘とが競合関係を構築してしまい、自公勢力に漁夫の利を与えてしまった。
その結果、安倍自公に3分の2勢力を与えることになってしまったのである。
7)立憲民主を基軸にする野党共闘勢力が短期日
ではあったが一定の結果をだした !
しかし、立憲民主を基軸にする野党共闘勢力が短期日ではあったが一定の結果を残したことが、今後に残した「希望の光」は大きい。
重要なことは、「単なる数合わせ」ではなく、「政策を基軸に、安倍自公に対峙する勢力の結集を図ること」だ。
10月3日付のメルマガ記事タイトルを「希望の党合流民進党候補の当選は難しい」として、民進党から、政策の根幹を放棄するかたちで希望の党に合流する候補者の当選は難しいことを指摘したが、現実にその通りになった。主権者は単なる数合わせなど求めていない。
主権者が求める政策を明確に示し、その政策実現のために連帯、連合する勢力なら本気で応援するのだ。―以下省略―
*補足説明:隠れ自民党とは ?
安保法案に賛成、安倍内閣不信任案に反対、「日本収奪の最終兵器」・TPPに賛成の日本維新の会(元・おおさか維新)・新党改革・日本のこころを大切にする党(元・次世代の党)・日本を元気にする会は、看板だけの野党で、正体は、隠れ自民党で〜す !国民騙し上手は、安倍首相並みです。
故に、党首討論・国会等で、自民党批判はせず、野党共闘批判等
をして、違憲・暴走・ペテン師・安倍首相を助けています。
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