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五輪スケート:スピードスケート女子団体パシュート、日本が金メダル !
国別メダル獲得数は ?
(www3.nhk.or.jp:2018年2月21日 22時04分より抜粋・転載)
◆団体パシュートは、3人一組で隊列を組んで競う種目 !
ピョンチャンオリンピック、スピードスケートの女子団体パシュートは、決勝が行われ、日本はオランダに勝って、この種目初となる金メダルを獲得しました。
団体パシュートは、3人一組で隊列を組んで競う種目で、スムーズな先頭交代や選手どうしの距離を近く保つなどチームワークが求められます。
今シーズンのワールドカップで、3大会連続で、世界記録を更新している日本は、準決勝でカナダに勝って、決勝に進みました。
◆決勝は、オランダとの対戦となった !
決勝は、オランダとの対戦となり、個人の2種目で、メダルを獲得した、高木美帆選手と姉の菜那選手、それに佐藤綾乃選手の3人が出場しました。
レースは、6周で行われ、日本は、最初の2周でリードしたあと、3周目から5周目の途中までオランダにリードを許しました。
◆日本女子は、団体パシュートで、初めての金メダルを獲得した !
しかし、日本は、ペースを落とさない滑りで、オランダを逆転すると、最後は、エースの高木美帆選手が先頭に立って、チームを引っ張って相手との差を広げ、オランダより、2秒近く速いオリンピック記録となる、2分53秒89のタイムでフィニッシュし、この種目では、初めての金メダルを獲得しました。
◆日本が獲得した、メダルは合計11個となり、
冬のオリンピックで過去最多 !
日本は、これで、ピョンチャンオリンピックで獲得したメダルが、合わせて11個となり、1998年の長野大会の10個を上回って冬のオリンピックで過去最多となりました。また高木美帆選手は冬の競技では日本の女子で初めてオリンピックの1つの大会で3つのメダルを獲得しました。
女子団体パシュートの銀メダルは、オランダ、銅メダルは、アメリカでした。
◆高木美帆選手は、中長距離のエース !
高木美帆選手は、北海道出身の23歳である。ピョンチャンオリンピックでは、女子1500メートルで銀メダル、女子1000メートルで、銅メダルを獲得している、日本女子の中長距離のエースです。
持ち味のスタミナで、序盤から中盤にかけて、速いスピードを維持し、後半になっても、大きくスピードを落とさないのが強みで、女子団体パシュートでは、主力メンバーとして、負担がかかる先頭で、最も長い距離を滑ります。
初めて、オリンピックに出場した、2010年のバンクーバー大会では、1000メートルで35位、1500メートルは、23位でしたが、日本のスピードスケート史上最年少の15歳、中学生での出場で、注目を集めました。
◆高木美帆選手は、オランダ人コーチのもと、
滑りに必要な体力や技術の向上をした !
その後、伸び悩み、前回のソチ大会は、代表に選ばれませんでしたが、その時の悔しさから、「覚悟を決めた」と、スケートに集中して取り組む、意識に変わり、日本スケート連盟が、国内のトップ選手を集めて、年間300日以上の、強化トレーニングを行うナショナルチームで、本場、オランダ人コーチのもと、滑りに必要な体力や技術の向上を図ってきました。
今シーズンは、ワールドカップで、1000メートル、1500メートル、3000メートル、それに女子団体パシュートの4種目で、いずれも世界トップレベルの成績を残しています。
中学生の時から柔らかい膝の動きで、力を効率的に氷に伝える技術に、定評がありましたが、さらにナショナルチームで筋力などを鍛えた結果、スピードが増し、成長を遂げました。
◆高木菜那は、エース美帆の姉 !
高木菜那選手は北海道出身の25歳、中長距離のエース、高木美帆選手の姉です。
オリンピックには前回のソチ大会に出場していますが、妹の美帆選手が中学生で出場した2010年のバンクーバー大会には出場しておらず、姉妹そろっての出場はピョンチャン大会が初めてです。
ソチ大会では女子1500メートルで32位、女子団体パシュートでは4位とメダルに届かず、大会後にはスケート大国・オランダに渡り、3時間以上、一定のペースを保つ自転車トレーニングで中長距離に必要な持久力を身につけました。
おととし、拠点を日本に戻すと、ナショナルチームに入って、オランダ流のトレーニングを継続し、レベルアップを図ってきました。
1メートル55センチと小柄な高木選手は昨シーズン、右ひざに痛みを感じ、それ以降は、ひざに負担をかけないよう体幹を使って全身で氷に力を伝える技術の習得につとめました。
3人で、隊列を組む女子団体パシュートでは、小柄な体格をいかして、隊列の後ろで空気抵抗による体力の消耗を抑え終盤、先頭に入って、速いスピードを維持する、役割を果たします。
◆佐藤綾乃選手は、ナショナルチームでは最年少 !
佐藤綾乃選手は北海道出身の21歳。中長距離が専門でオリンピックは初出場です。
ジュニア世代の国際大会で優勝した経験があり、おととしから、スケート大国、オランダのコーチが指導するナショナルチームでトレーニングを積んできました。
ナショナルチームでは最年少で、中長距離のエース、高木美帆選手からアドバイスを受けてカーブワークを磨くなど国内のトップ選手と切磋琢磨(せっさたくま)する環境で急成長を遂げました。
3人が、隊列を組んで滑る、女子団体パシュートでは、2番目に先頭に入り、最初に先頭を務める、高木美帆選手が作り出した、速いペースを維持し、終盤に、スピードをつなげる役割を果たします。
◆菊池彩花選手は、体格をいかし、メンバーへの空気抵抗抑える !
菊池彩花選手は長野県出身の30歳。オリンピックは前回のソチ大会に続いて2回目の出場で、ソチ大会では女子1500メートルで31位、女子団体パシュートでは4位とメダルには届きませんでした。
4年前から、日本スケート連盟が設立した、ナショナルチームに入り、スケート大国、オランダコーチの指導のもと、レベルアップを図ってきました。おととし8月、練習中に、ほかの選手と接触してスケートの刃で、足首を切る全治3か月の大けがをして、昨シーズンは、レースに出場することはできませんでした。
◆菊池選手は、大けがから復活を遂げ、2大会連続のオリンピック出場 !
菊池選手は、けがをきっかけに、氷の上でのトレーニングができない分、これまでの体の軸がぶれるという課題を、克服するために、体幹を鍛えることに集中しました。
その結果、今シーズン、復活を遂げ、2大会連続のオリンピック出場となりました。
女子団体パシュートでは、1メートル70センチという、大柄の体格をいかして、後ろにつくメンバーへの空気抵抗を抑え、体力温存させるという、役割を担っています。
◆菊池選手は、姉妹3人でのオリンピック出場です !
また、菊池選手は、5人姉妹の次女で、ショートトラックの菊池悠希選手(27)は、三女、純礼選手は、五女で(22)姉妹3人でのオリンピック出場です。
(参考資料)
2018年平昌オリンピック 勝毎電子版特設ページ
(kachimai.jp:2018年2月22日より抜粋・転載)
○国別メダル獲得数
順位 国・地域:金メダル:銀メダル:銅メダル:合計
1位 ノルウェー 13 11 9 33
2位 ドイツ 12 7 5 24
3位 カナダ 9 5 7 21
4位 米国 7 6 6 19
5位 オランダ 6 6 4 16
6位 フランス 5 4 5 14
7位 オーストリア 5 2 4 11
8位 スウェーデン 4 4 0 8
9位 韓国 4 3 2 9
10位 日本 3 5 3 11
11位 イタリア 3 2 4 9
12位 スイス 2 5 1 8
13位 チェコ 1 2 3 6
14位 スロバキア 1 2 0 3
15位 ベラルーシ 1 1 0 2
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