http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/9448.html
Tweet |
山本太郎議員の質疑:内閣委員会「やっぱり加計学園、デタラメの件」(上)
加計疑惑の深層・真相は ?
(www.taro-yamamoto.jp:2017年12月12日より抜粋・転載)
20171205-内閣:
資料@面接審査意見への対応を記載した書類(9月)
(面接審査意見)獣医学部 獣医学科
資料A20171108読売新聞夕刊「私大の学部 譲渡容認」C
○山本太郎君: 自由党共同代表、山本太郎です。
自由・社民の会派、希望の会を代表しまして、質問する前に一言申し上げます。
◆籠池夫妻は、四か月もの長期勾留の上に、保釈請求も認められず、
家族との接見も禁止する、非人道的な扱いをされている !
森友学園前理事長籠池夫妻は、今年七月三十一日に逮捕、それ以来、四か月もの長期勾留の上に、保釈請求も認められず、家族との接見も禁止する、非人道的な扱いです。身柄拘束の要件である、住所不定、罪証隠滅のおそれ、逃亡のおそれ、いずれも籠池夫妻には当てはまりません。物証は既に強制捜査で押収され、隠すものがない状態どころか、省庁との交渉記録の音声データを籠池さん自ら差し出し、事実解明のためにかなり積極的です。
夫婦で口裏を合わせるのを防ぐためならば、七月二十七日、読売新聞で「逮捕へ」と見出しであおった日、つまりは籠池夫妻最初の出頭の時点で逮捕していなければつじつまが合いません。この日は、三時間取り調べた後、自宅に帰しています。
◆籠池夫妻については、口封じのための長期勾留ではないでしょうか ?
事あるごとに、逃げ隠れするつもりは一切ないと、籠池さん自身が言うとおり、証人喚問にまで登場しました。その後も、安倍昭恵夫人から、安倍晋三からと渡された現金百万円を総理に直接返すと、総理が登場される場所に、籠池さん自身が度々出没。
逃亡のおそれとは、全く逆、総理のいる場所にどこでも登場するおそれ、これではないですか。口封じのための長期勾留ではないでしょうか。四か月を超える長期勾留に加え、接見禁止、手紙のやり取りすら禁じられている。
籠池夫妻がこれだけの厳しい措置を強いられる合理的理由、見付かりません。
明らかに国際被拘禁者処遇最低基準規則、いわゆるネルソン・マンデラ・ルールに違反する行為でございます。その基本原則、規則一には、全ての被拘禁者は、人間としての生まれながらの尊厳と価値に対する尊重をもって処遇されなければならない。
規則五十八の一、被拘禁者は、必要な監督の下、定期的に家族及び友人と、以下の方法により連絡を取ることを許されなければならない。
a、文通、利用可能な場合は遠距離通信、電子、デジタル及びほかの手段、及びb、訪問を受けること。世界から見ても非人道的な扱いを平然と行い、総理大臣夫人が自ら首を突っ込んだ問題のもう一方の当事者である籠池夫妻という不都合な存在を社会的に抹殺し、本人の心までも破壊するようなやり方は拷問以外の何物でもありません。
すぐに接見禁止や手紙のやり取りを認めるよう求めるとともに、一刻も早く保釈の請求を認めることを求めます。
それでは、本日の質疑に入りたいと思います。
◆安倍首相の国家の私物化の象徴、加計学園問題 !
森友学園問題とともに、この一年、国会を騒がせ続け、政府、関係省庁からは、誠意ある答弁は一切なかった、国家の私物化、安倍総理のお友達のための規制緩和の象徴、加計学園問題です。
実に五十二年ぶりの獣医学部の新設という話なんですけれども、これ、大臣、済みません、通告していないんですけれども、世界に冠たる獣医学部、これをつくるんだと、これは国家戦略として前に進めたことであるという考え方でいいですかね。
○国務大臣(梶山弘志君): 獣医師の養成で新たなニーズが出てきているということで、ライフサイエンスの分野であるとか病原菌の水際対策であるとか、そういうことも出てきたということで、そういう人材を育成していこうということであります。
○山本太郎君: その先にあるのは、やはりイメージとしては、世界に冠たる獣医学部というものがよく言葉の中に出てくるんですけど、世界に冠たる獣医学部、普通の獣医学部じゃ駄目ですもんね、世界に冠たる獣医学部というものを目指して、国としても国家戦略として規制緩和を行ったという考えですか。世界に冠たる獣医学部は別につくらなくてもいい。
○国務大臣(梶山弘志君): 結果としてそういうものを目指していくということもあるでしょうけれども、今、五十二年間新しい獣医学部がつくられなかった、その間の世の中の変化に対して対応できるかどうかと考えたときに、ライフサイエンスというのは、やっぱり創薬である、薬を作ることであるとか、そのための実験動物の管理であるとか、また、獣医学部を卒業された方が獣医師として動物の診療に当たるだけではなくて、会社勤めをする人たちもこの十年間で五割ほど増えているという実情も踏まえて、そういう人材を養成をしていこうということでつくる獣医学部であります。
○山本太郎君: ありがとうございます。
それを一言で言うと、世界に冠たる獣医学部というふうにずっと説明がなされてきたんですね。ありがとうございます。
世界に冠たる獣医学部を目指して、努力に努力を重ねていきたいと強く思っていますと、今年十一月の十日、設置審の答申を受けて学園のホームページへのコメントで、理事長の加計さんが述べておられる。
また、昨年の九月の特区ワーキンググループの今治市分科会では、民間事業者の立場で出席をした元知事の加戸さんも同じように発言をされている。
このとき提出した資料の中、新設する大学・学部の目指す基本コンセプト、そこの一番目には何て書いてあるか。
「「世界に冠たる先端ライフサイエンス研究」を行う国際教育拠点」、このように書かれている。医学(創薬等)との連携強化もすると、アジアトップクラスの獣医大学・学部、こういうのを目指していくんだということをぶち上げておられるだけではなくて、背景には、人獣共通感染症、エボラ、MERS等の国境を越えた流行があるとされているんですね。
新型鳥インフルエンザ等に対する恐らくこれは画期的な新薬の開発とかいうのも含まれているのかなというふうに思うんですけれども。
厚生労働省の決めた病原体の分類で一番危険なのが一種病原体と呼ばれ、エボラ出血熱などが該当するそうです。
鳥インフルエンザの病原体などは二種病原体と呼ばれ、これらを取り扱うためにはWHOが定めている実験室、バイオセーフティー基準というものをクリアしなければならない。そうですね、バイオセーフティーレベル、BSLですね。この基準、下から順番に、BSL1からBSL4まである。このうち、エボラはBSL4。
日本では、長崎大学に建設計画がある一つの施設を除けばまだ都内にある一つのみ。一方、鳥インフルエンザとか口蹄疫に該当するのがBSL3の施設だよと。
この分野で画期的な創薬を実現するためには、BSL3の病原体を取り扱える実験室、ラボが必要ですよね。お聞きします。
新設される獣医学部にはBSL3の施設、存在しますか。
○政府参考人(松尾泰樹君): お答えいたします。
新設されます岡山理科大学獣医学部の設置計画におきましては、BSL3施設を設置するということになってございます。
具体的には、申請書の中におきまして、BSL3の施設は、今先生御紹介いただきましたBSL3の施設でございますけれども、これはバイオセーフティーレベル、それに詳しい研究機関の専門家及びバイオセーフティー機器・施設の専門家等の意見を聞き設計をしていること、また、BSL3について陰圧の管理区域、排気設備等を整備し、病原体管理規程を定めることが記載をされており、大学設置・学校法人審議会におきまして法令に基づく適切な対応を行おうとしていることについて確認をしたというところでございます。
○山本太郎君: 済みません、これ通告していなくて今思い浮かんだんですけど、BSL3施設、これ、新獣医学部の中には一つですか。数は。
○政府参考人(松尾泰樹君): 数について特段今記載ありませんけれども、存在するということでございますのは恐らく一つであろうかと思います。そこは恐縮でございますが、確認してございません。
○山本太郎君: はい、一つです。ありがとうございます。
この加計学園の獣医学部については、八月二十三日、民放のニュースで設計図の図面が公開された。その図面の中にはこのBSL3の実験室、別の言い方でP3というそうですけれども、本来はきちんとほかのスペースと隔離されていなければならない。
けれども、加計学園では研究生が学ぶ共用スペースの隣にある。今治市民の間では、この安全性、本当に大丈夫なのかという不安の声が上がったと聞きます。
実は、設置審査会、設置審査会もこの点を気にしています。九月に加計学園から設置審査会側に出された、面接審査への対応を記載した書類(九月)という文書、これ配付資料としてお配りしています。
資料の一。囲いがしてある部分が学園側の回答でございます。
読みます。本獣医学部に設置されるBSL3施設は、獣医学教育病院に来院する動物や野生動物などの検体がBSL3の病原体に汚染されている可能性のある場合のリスクを考えて設置しているものである。
したがって、病原体分離のための施設で、その使用目的はインビトロでの細菌、真菌、ウイルス等の分離・同定である。
ちょっとこの部分、分かりにくいなという方もいらっしゃると思うので、実際に獣医学を専門にされている有名な研究者の方に聞いてみました。
要するに、こういうことだそうです。BSL3病原体に関する教育研究を積極的には行わない、動物の感染実験もしないという意味で、この内容がですね、そうなると、これまでに報道されてきた新設獣医学部の設置目的から根本的に外れていくことになりますが、そういうことであれば、この図面上にある規模でも可能だとは思いますというコメントを頂戴いたしました。
BSL3の感染実験をしない獣医学部って普通なんですか、別の研究者の方にも聞いてみました。すると、こういう答えが返ってきました。
普通の獣医学部レベルであれば感染実験はしないそうです、普通の獣医学部レベルであればです。
端的にお答えください。現段階では加計学園獣医学部は、動物への感染実験は行わないということでよろしいですね。
○政府参考人(松尾泰樹君): 書類によりますと、獣医学教育の病院に、先生御指摘のとおり、来院する動物の診療、治療等について、この獣医学部の教育研究のために行われるものとなっております。
BSL3の病原体が教育研究に使用されないということではないというふうに承知をしております。
また、このBSL3の施設でございますけれども、公共獣医事研究グループの感染症統御研究の中でこの病原体を扱うことを想定しているということでございまして、この医学部におきましては学生は四年次から研究室に配属ということになっておりますので、学生が全くBSL3の病原体を扱わない、ないしはそれに準ずる実験を扱わないということではないというふうに承知をしてございます。
○山本太郎君: ちょっと話変わっているんですね、ずらしているんですよ。公共獣医事研究グループはそれをやることを想定しているということをおっしゃりたかったってことですよね。
で、お聞きしたい。そのグループの感染実験は、先ほどお聞きしたこの学園内に一つしかないBSL施設を使うということでいいですよね、BSL3施設を。
○政府参考人(松尾泰樹君): 確認しましたところ、BSL3の病原体を扱うということ、この施設において扱うということを想定しているということでございます。 ―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
T 森友学園の44倍の大スキャンダル !
自公政治家・NHK等は隠蔽するが、安倍首相夫妻「腹心の友」
・加計学園に流れた血税440億円・公有地・約17ヘクタール
=東京ドーム敷地の約3.5倍 !
(http://79516147.at.webry.info:2017/04/20 11:25 より抜粋・転載)
なるほど(納得、参考になった、ヘー)・ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント:
▼安倍夫妻「腹心の友」に流れた血税440億円 !
「(安倍に)年間1億円ぐらい出しているんだよ。あっちに遊びに行こう、メシを食おうってさ」と学園理事長の加計(かけ)氏が、発言した。。
「加計さんは、俺のビッグスポンサーなんだよ。学校経営者では一番の資産家だ」と語るのは誰あろう安倍晋三その人だ。
安倍夫妻「腹心の友」 加計学園に流れた血税440億円!と銘打った記事を週刊文春が書いた。第2の森友疑惑と呼ばれる大スキャンダル !
森友学園の10億円に対して、こちらは44倍の440億円だ。
ケタが違う、国民の税金が注ぎ込まれた。
古くからの安倍晋三の仲間うち、というだけで、市町村がひっくり返るほどの、巨額を加計学園に“上納”した。 そんなバカな、21世紀の現代にあり得ない話。
その、あり得ないことが実際、目の前で起きたのだ。それが加計疑惑である。
(敬称略)
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。