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東京地裁が、「石川議員(当時秘書)が、水谷建設から裏金をホテルの喫茶店で受け取った」という検察側の証拠を取り上げることを認めたと、以下の報道に書かれている。これからいよいよ小沢氏と検察の全面戦争である。
「ゼネコンから裏金1億円」小沢氏元秘書の公判で立証へ
http://www.asahi.com/national/update/1207/TKY201012070170.html
小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件で、検察側が元秘書の公判で「ゼネコンから小沢氏側に1億円の裏金が渡った」と立証することが7日、決まった。
元秘書3人の公判を前に、争点や証拠を整理する9回目の「公判前整理手続き」が東京地裁(登石郁朗裁判長)であり、犯行の動機や背景事情として検察側が立証することを地裁が認めた。初公判は来年1月以降に開かれる。
小沢氏の元秘書で衆院議員の石川知裕被告(37)と、会計責任者だった元秘書の大久保隆規被告(49)は、政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で起訴された。(1)2004年10月29日に東京都内の土地を3億5200万円で購入し、04年分でなく05年分の政治資金収支報告書に記載した(2)土地代金の原資になった小沢氏からの借入金4億円を、04年分の収支報告書に記載しなかった――などとされる。
公判前整理の最大の焦点は、中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)の元幹部から東京地検特捜部が得た供述の扱いだった。小沢氏の地元の胆沢ダム(岩手県奥州市)建設工事の受注に絡み、04年10月に石川議員に5千万円の現金を渡し、05年4月にも大久保元秘書に5千万円を渡したと供述した。
受領については石川議員、大久保元秘書とも一貫して否定しており、4億円に水谷建設の裏金が含まれていた明確な証拠はない。しかし、検察側は虚偽記載の動機に「裏献金が密接に関連している」とみている。
上記の証拠は、東京地裁特捜部が取り調べた水谷建設の関係者の検事調書である。この水谷建設の事件は実に奥が深い。元々、東京地検特捜部の前部長である佐久間部長も関係していた、元福島県知事の佐藤栄佐久氏の事件から端を発している。佐藤氏のブログには、東京特捜部の吐き気がするほどの過酷な取り調べが書かれている。鈴木宗男氏の場合も、東京地検特捜部は、恫喝、脅しなどあらゆる手を使って検察のストリートを作り上げている。その最たるものが、先日の郵便不正事件で逆に逮捕された前田検事の事件である。
以下は、佐藤栄作氏のブログ記事を紹介して、佐藤氏のブログに直接書き込ませてもらったコメント(http://eisaku-sato.jp/blg/2010/02/000035.html)である。まだ読まれていない方は一度読んでほしい。とても正義であるはずの検察がやるようなことではないと思うだろう。
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コメント
佐藤栄佐久様
私もささやかながらブログを初めてから、佐藤様のブログを知って読ませてもらいました。この中で、国民の正義のより所としていた検察、裁判所が、必ずしも信頼できないことがわかってきました。特に、正義の名の下に悪を挙げるために、最初から筋書き在りきの逮捕、起訴の恐ろしさを佐藤様のブログを読んで知りました。わが身に置き換えて、その恐ろしさと怒りがこみ上げてきました。
私のブログでも、佐藤様を応援する気持ちも込めて、佐藤様のブログを紹介し、自分の意見を述べています。
http://31634308.at.webry.info/201002/article_13.html
http://31634308.at.webry.info/201002/article_24.html
宗像弁護士のお話のように無罪を勝ち取るまで、応援したいと思います。がんばって下さい。
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今回の石川議員の話も水谷建設の元会長の証言から出ているもので、自分の罪を軽くするためには、検察の筋書き通りに検事調書にサインしてしたものである。いつまで続くか分からない取り調べに耐えかねて、わが身大事、家族大事、会社大事で、仕方なしにサインしてしまうのだろう。わが身に置き換えれば非難は出来ないのかもしれない。
陸山会事件の大久保元秘書の取り調べ担当は、先日逮捕された大阪地検特捜部の前田検事である。当然、石川議員の取り調べとリンクしている。石川議員の取り調べのとき、検事は「あなたが自白しなくとも、小沢さんには検察審査会が待っている」と言ったそうである。まだ、石川議員を逮捕して取り調べをしている段階で、検察は成り行きを知っていて次の手を打っていたことになる。検察、検察審査会、またそれを告発した誰か分からない告発人は、すべて水面下で繋がっている出来レースであるように見える。
司法省も地検特捜部の捜査には可視化が必要との方向になってきているようである。特に、物的証拠が少なく、証人の自白を証拠とする特捜部のやり方には大きな問題がある。
郵便不正事件の根も陸山会事件と繋がっている。今回の小沢氏の主任弁護士は弘中氏で、前記の前田検事の不正を暴いた弁護士である。今回の陸山会事件での捜査も検察のストーリーありきの捜査である。この辺のところは弘中弁護士が十分承知のはずである。
今回の水谷建設絡みの陸山会事件は、佐藤栄作氏の裁判、前田検事が絡んだ郵政不正事件とも関係する。
この際、郵政不正事件のように、東京地検特捜部の実態を暴いて頂きたい。
そうしないと日本に正義は無くなる。マスコミが報道しない事実をネットから発信しなければならない。
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- 投稿可能になりました。本番投稿をお願いします。 管理人さん 2010/12/09 23:04:13
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