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貴乃花親方はモンゴル力士会の何がそんなに許せなかったのか ?
NHK等が隠蔽する、白鵬・モンゴル力士会の深層・真相は ?
(gendai.ismedia.jp:2017年11月27日より抜粋・転載)
週刊現代講談社:「週刊現代」2017年12月2日号より:
世の中でパワハラが社会問題になっても、角界は変わらない。外国人力士は増えたが、国際化するどころか、ますます閉ざされた世界になっている。貴乃花親方はそこに一石を投じようとしているのか。
◆暴行を誰も止められなかったのか ?
また繰り返された角界の暴行事件。渦中にいるのは加害者の横綱・日馬富士、被害者の平幕・貴ノ岩、そして貴ノ岩の師匠・貴乃花親方である。
「事件が発生してスポーツ紙が報じるまでの間、11月2日に元横綱の親方と現役横綱が一堂に会する親睦会『横綱会』が福岡市内で開催されました。
八角理事長(元横綱・北勝海)も参加したこの会に、貴乃花親方だけが欠席したんです。このときすでに相撲協会と事を構えるつもりだったんでしょうね」(貴乃花部屋関係者)
貴乃花親方と懇意といわれるスポーツニッポンが暴行事件をスクープしたことも偶然ではない、というのも相撲協会関係者の一致した見方だ。
事の起こりは、10月25日深夜、巡業が行われた鳥取市内での宴会。繁華街のラウンジには、日馬富士、貴ノ岩のほか、横綱・白鵬、横綱・鶴竜、関脇・照ノ富士らモンゴル人力士や付け人ら十数人が杯を重ねていた。
◆一歩間違えば、貴ノ岩の生命が、危険にさらされていた !
ここで、貴ノ岩が、酒の勢いもあって「これからは自分たちの時代ですかね」と軽口を叩いた。
これに日馬富士が、激怒して説教する。
さらに、その際中に、貴ノ岩のスマホが鳴り、操作を始めた。日馬富士の怒りのタガは外れ、ビール瓶を手にとり、貴ノ岩の頭部を殴打。倒れたところを素手で20発以上殴った。
一部報道によれば、灰皿、カラオケ機器、アイスピックまで、振り上げたという。一歩間違えば、貴ノ岩の生命が危険にさらされていた。
◆日馬富士は、酒グセが悪い !
「力士の喧嘩は、お互いが頑丈なので、つい道具を手にしてしまうんですが、明らかにやりすぎですよね。日馬富士は、ふだんは温和で紳士的なのですが、酒グセが悪い。
かつて朝青龍が健在だったころは、日馬富士は弟分でいじられ放題だった。だから酒を飲んでも、朝青龍がいたから、暴力をふるうことはなかった。
ところがいま、モンゴルの同胞グループ内には彼を止められる人がいないんです。先輩横綱である、白鵬より日馬富士のほうが年上である。若い時分は、二人でよく飲んでいましたが、いまは、横綱同士でお互いに気を遣って、酒席が一緒になることは珍しい。
白鵬は、日本人女性と結婚したこともあり、モンゴル人グループ内でも孤高の存在で、日馬富士ともやや距離があります。後輩の鶴竜は、日馬富士に逆らうことはできない」(相撲協会関係者)
モンゴル人力士の飲み会は、元小結の旭鷲山が関取になった、1995年ごろから開催されるようになった。最初は3人ほどの集まりだったが、徐々に人数が増えていく。いまモンゴル出身の力士は関取だけでも12人。大所帯の「派閥」になった。
◆徹底抗戦の姿勢を取った !同胞とはつるむな !
「異郷で暮らす寂しさからか、モンゴル出身の力士は地方巡業のときだけでなく、都内のモンゴル料理屋などで年に何度も懇親会をします。メンバーはみな酒が強く、酔うと荒っぽくなる。
しかし、日馬富士は結婚し3人の子宝に恵まれて、横綱にもなったので、だいぶおとなしくなったとも聞いていました。ただ、後輩の挨拶や礼儀には厳しいですよ」(スポーツ紙相撲担当記者)
貴ノ岩は、そういうモンゴル派閥とは、距離を置いており、今回珍しく宴席に出席したのは、母校である鳥取城北高校の恩師が、参加していたからだろう。ふだんは、モンゴル人の飲み会にも参加しなければ、つるむこともない。
たとえば、他の相撲部屋所属でも、先輩力士が同じ店で食事をしているとわかれば、後輩が、挨拶に出向くのが、角界のルールである。ところが、貴ノ岩は、そうしたことを一切しないのだという。
◆力士同士の馴れ合いを嫌う、貴乃花部屋の方針 !
「これは力士同士の馴れ合いを嫌う貴乃花部屋の方針によるところが大きい。
部屋を作ったときに、『外国人力士は入れない』と公言していた貴乃花が、貴ノ岩の才能に惚れこんで弟子にした。貴ノ岩も父親のように貴乃花親方に心酔して、師匠の方針に従っているんです。
日馬富士にしてみれば、モンゴル出身の先輩に対して挨拶ぐらいちゃんとしろよ、と以前から貴ノ岩に不満を持っていた。それがヒートアップして暴力をふるってしまった。
最終的には二人はその場で和解して、酒席は解散したそうです。周囲も大したケガはしていないと思っていたのでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
貴ノ岩も当初は貴乃花親方に「転んだ」と報告し、翌日の巡業にも参加している。
だが、暴行から4日後の10月29日、貴乃花親方は巡業先の広島県福山市から鳥取県に舞い戻り、鳥取県警に被害届を出した。
後日体調不良を訴えた、貴ノ岩から、すべてを聞いてそうした行動に出たのだろう。貴ノ岩は「脳震とう、左前頭部裂傷、右中頭蓋底骨折」など全治2週間だった。
11月3日、警察からの問い合わせで、トラブルを知った、相撲協会担当者から、事情を聞かれた、貴乃花親方は、「わからない」と回答をした。その真意もまた誰にもわからない。
だが、巡業部長という立場でありながら、事前に協会に相談することなく、被害届を出した。これは覚悟を持ってのことだろう。協会に明かせば、話し合いで示談となり、事件は公にならないと考えたに違いない。
先輩横綱にあたる、伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)が、日馬富士とともに、謝罪のために部屋を訪れた際、貴乃花親方は、ちょうど車で出かけてしまい、すれ違いとなった。
だが、車内から二人の姿は、見えていたはずなのに、車を止めずに走り去った。横綱が、袴を着てくることだけでも、よほどのこと。それを無視したのである。宣戦布告ともとれる。
◆貴乃花親方の強すぎる使命感 !
「モンゴル人力士の集まりについては、あまり良く思っていない親方や女将さんはいるんですよ。その一人が貴乃花親方なんです。
所属する部屋や年齢、番付が異なる力士が集まってグループを作れば、内部でトラブルが起こることもありえる。彼らはモンゴル語でよく携帯でも話していますから、そのことで、八百長が疑われるようなことにもつながりかねません。
次々とモンゴル出身の横綱が誕生し、メンバーの態度が大きくなっていったという面もありますね」
(前出・相撲協会関係者)
日馬富士は、今年の秋場所において、最低ラインとも言える11勝4敗で優勝を果たした。
その日馬富士から、愛弟子が一方的に暴行を受けたのだ。
◆正義感あふれる、ガチンコ力士として 横綱に上りつめた、貴乃花親方 !
優勝すれば、後輩に暴力をふるってもいいのか。正義感あふれるガチンコ力士として横綱に上りつめ、いまは相撲協会の改革を訴える貴乃花親方が、激しい憤りを覚えるのは当然かもしれない。
「貴乃花親方は相撲界を自分が導くという強すぎる使命感を持っています。来年1月には2年に1度の協会の理事・理事長選挙が開催されます。
前回の理事長選で貴乃花親方は八角理事長に完敗して、『もう出ない』と言っていました。ですが、今回の事件により、結果的に八角理事長の責任問題は避けられません。
しかも次は伊勢ヶ濱親方と見る向きもありましたが、その目も無くなってしまいました。そうなれば、次の理事長選では消去法で貴乃花親方となってもおかしくありません」(前出・スポーツ紙記者)
*補足説明: ガチンコは、大相撲やプロレスにおける「真剣勝負」を意味する
隠語である。
◆相撲界は、暴行・隠蔽体質は、変わってない !
貴乃花親方は、理事長となり、今回の事件を契機に、角界から「かわいがり」を一掃する覚悟を固めた。'2007年6月、時津風部屋の力士・時太山(斉藤俊さん・享年17)は兄弟子からビール瓶やバットで殴られるなど集団リンチを受けて亡くなった。父親の斉藤正人氏が言う。
「角界は変わっていない。いや、もっと悪い。加害者が横綱で、他の部屋の力士を殴っているんだから。隠蔽体質も変わってない。
あれから相撲協会も、時津風部屋も、兄弟子たちも、『墓前にお参りしたい』と言っていたのに、一切連絡がないですよ。今回の件も昔なら『酒の席のことだから』で済んだかもしれないですが、いまはそういう時代ではないでしょう」
◆貴乃花親方が、理事長として、相撲協会の襟を正す日はくるのか ?
鳥取県警は傷害罪で日馬富士に対する捜査を開始した。起訴される可能性も高い。貴乃花親方が理事長として、協会の襟を正す日はくるのか。
(参考資料)
T 日馬富士暴行事件:
「貴ノ岩は、40〜50発殴られた」元旭鷲山
(mainichi.jp:2017年11月24日 13時08分より抜粋・転載)
毎日新聞:大相撲の横綱・日馬富士関(33)=伊勢ケ浜部屋=の前頭・貴ノ岩関(27)=貴乃花部屋=への暴行問題で、来日中のモンゴル出身の元小結・旭鷲山のダバー・バトバヤルさん(44)が、11月23日、自身のフェイスブックで、同日夜に貴ノ岩関と電話で話したとする内容を公表した。
フェイスブックによると、23日午後6時ごろ、貴ノ岩関と電話で話した。貴ノ岩関は「(日馬富士関から)灰皿やカラオケのリモコンのようなもので40〜50発殴られた。私は両手で頭を保護した」と語ったという。
U モンゴル力士会と八百長相撲の関係は ?
(ameblo.jp:2017-12-01 16:30:26より抜粋・転載)
2010年に野球賭博問題から飛び火して明らかになった力士間の八百長相撲 !
この時は関係した力士を処分し、一件落着したように思えた。
しかしどうも「膿」はまだ残っているようだ。
今や各部屋の主力に成長したモンゴル出身の力士たち。
☆そのモンゴル力士たちが作る、モンゴル力士会
こそ八百長の温床になっているというのだ。
その大元締めが前人未到の40階の優勝を誇る横綱白鵬。
ナンバー2が今回の騒動で引退した日馬富士。
事件の真相はあくまでもガチンコ勝負にこだわる貴乃花親方とその弟子の貴の岩。
貴ノ岩は、モンゴル力士会には入っておらず、普段白鵬らから呼び出されても出向く事はなかった。
☆そこで、貴ノ岩が巡業で飲んでいる場所へ、白鵬らが出向き、モンゴル力士会に入るように勧めたのが断られた。
☆考えてみれば、白鵬の40回の優勝は不自然だ !
前の場所に休場した力士が優勝できるか ?
ガチンコ勢の稀勢の里を見れば答えがわかる。
白鵬が休場した時に、日馬富士が優勝する。
しかし、これがうまくいかない場合もある。稀勢の里が実力をつけてきたからだ。
ならば、稀勢の里とモンゴル力士が、対戦するときに、稀勢の里が、怪我をするような、取り組みをしよう。又は、怪我が悪化するように、取り組みをしよう。
相撲協会もこのことは、知っているのでは ?
☆この事を知っていて、面白くないと
思っているのが貴乃花親方である。
貴乃花自身は、多くのライバル(巨漢の曙・武蔵丸・小錦等)と切磋琢磨して平成の大横綱と呼ばれた。
モンゴルの八百長力士から挨拶されても、返事なんかしたくないわな。
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