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米国メディアが見た白鵬は、「孤独な横綱」 !
日馬富士暴行事件・元旭鷲山・貴ノ岩の兄の証言:
「貴ノ岩は、40〜50発殴られた」
(bizmakoto.jp:Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.より抜粋・転載)
◆審判部:勝負がついた後に相手のあごを押した白鵬を問題視 !
横綱・白鵬の言動が波紋を呼んでいる。関脇逸ノ城戦で勝負がついた後に相手のあごを押した白鵬に対し、日本相撲協会の審判部が問題視した。メディアは批判的な論調を向けているが、筆者の臼北氏は違和感を覚える部分もあるという。それは……。
ここのところ横綱白鵬へのバッシングが凄(すさ)まじい。まず大きな話題となったのは、大相撲名古屋場所の9日目(7月20日=愛知県体育館)での出来事だ。関脇逸ノ城戦で勝負がついた後に相手のあごを押した白鵬に対し、日本相撲協会の審判部が、問題視。師匠の宮城野親方を通じて、厳重注意を受けた白鵬は「(感情を)抑えるところは抑えて。勝負の世界ですから、意識してやっていきたい」と謝罪の言葉を口にした。
○「ダメ押し」の愚行を、過去にも何度か繰り返している
白鵬は、猛省すべきだ !
これにメディアは、一貫して批判的な論調を向け、多くのファンからもブーイングが上がっている。それは、そうだ。横綱は、相撲界の頂点に立つ人間であり、下の力士たちからも一挙一動が模範とされなければならない立場。いわゆる「ダメ押し」は、明らかな愚行であり、これを過去にも何度か繰り返している白鵬は猛省しなければならない。
しかし、この騒動には違和感を覚えるところも正直ある。白鵬と審判部の親方衆を含めた日本相撲協会上層部との間にある微妙な距離感だ。実際、「ダメ押し」した白鵬については審判部内で「直接呼び出して、われわれが注意すべきではないか」との意見も出たものの、最終的に「そんなことをしたら大事になる」との見解で一本化されて見送られた経緯がある。
これには「審判部が、横綱を気遣った」という見方も出ているが、そうではないだろう。それよりも白鵬とのコミュニケーションを密にしようとしていない、審判部の逃げの姿勢と、メンツばかりを気にする保身ぶりこそが、今回の呼び出し回避につながったと見ていい。
もし直接呼び出して、審判部の親方衆たちが、口頭注意していれば、白鵬の心にも何か響くものがあったかもしれない。
だが、師匠を通じた、間接的な注意だけでは、シラケた雰囲気になるのはどうしても否めず、反省するどころか、逆に白鵬が、日本相撲協会上層部に対する、距離感や不信感を覚えたとしても全く不思議ではないと思う。どうせ、いつも直接言えないから、メディアを使って自分の批判を繰り返しているだけなんじゃないのか――。そういうふうに、横綱白鵬が、疑念を抱き始めているとしたら、事態はかなり深刻だ。
◆白鵬VS審判部の図式
白鵬VS審判部の図式が鮮明になったのは、今年初め。初場所で大鵬を抜き、単独史上最多の33度目の優勝を全勝で達成した千秋楽から一夜明けた1月26日のことであった。当コラムでも以前掲載したが、白鵬は「疑惑の相撲が1つあるんですよ。
13日目ですね」と自ら切り出すと、その日に同体取り直しとなった大関・稀勢の里戦の最初の一番について「帰ってビデオ見たけど自分が勝ってる相撲だった。子どもが見ても分かるような相撲。もう少し、緊張感を持ってやってもらいたいね」などと審判部を痛烈に批判。
さらに「本当、肌の色は関係ないんだよね。同じこの土俵に上がってマゲを結っていることになれば、日本の魂。みんな同じ人間」とまでぶちまけた。
これは、すぐさまメディアが大バッシングを展開する大騒動へと発展。ところが、ここでも審判部は当初こそ「呼び出し」を検討したものの最終的には行わずに、北の湖理事長が師匠の宮城野親方を注意するにとどめた。
なぜ日本相撲協会上層部は白鵬に対し、顔と顔を向き合わせようとしないのだろうか。白鵬が「宮城野親方の管轄下」であることは、もしかすると同協会側にとって接点を持たなくてもいいという大義名分として十分な理由かもしれない。
とはいえ角界の頂点に立つ力士である以上、直接のコミュニケーションを節目だけでも持たなければいけないことは日本相撲協会上層部として至極当然の使命であり責務でもある。それなのになぜ――。
◆独自の切り口で「横綱・白鵬」を分析 !
それなのになぜ――。その「WHY?」に鋭くメスを入れていたのが、海外メディアの米スポーツ専門局ESPNである。つい先日、ややアンタッチャブルな面にも踏み込みながら日本の「スモウ」をニュースドキュメンタリーの特集で取り上げ、独自の切り口で「ヨコヅナハクホウ」についてもナレーションで次のように分析していた。
「ハクホウは、間違いなく強い。史上最強の呼び声が高いヨコヅナであることは、多くの日本人も認めている。しかし彼は日本人にとって外国人……。そう、モンゴル人なのだ。強過ぎる外国人であるが故に疎(うと)まれてしまう。
特に日本相撲協会という伝統的で歴史の古い組織において、彼は異端児扱いされているのではないだろうか。もしハクホウが日本人として帰化したら、今の流れは大きく好転するに違いない。
だが、その道を彼は今後も選ばないだろう。モンゴル人としてヨコヅナの道をまい進する彼のことを不快に思う日本相撲協会関係者やメディア関係者も中にはいるはずだ。だから彼がミスをすると過剰なまでに周りから叩かれる傾向がここまでにおいて見られるのだろう。
さらに、それを周りがハクホウに直接注意したり、アドバイスしたりしないから余計に始末が悪い。
周りとの距離ができていくのも必然の流れだろう。だからハクホウも自分の理解者が余りいない、そういう現状に悩みを募らせているのではないか。今の彼は意地になってヒールを演じ、どこかに対して『自分を止めてほしい』と助けを求めているようにも見える。
ハクホウは強く、そして孤独なヨコヅナなのかもしれない」
◆白鵬を“希代のヒール”にしてはいけない !
日本にいると気付きにくい「スモウ」の視点で横綱白鵬を見ると、こう映るようだ。これが正しい見解なのかは断じることはできないが、少なくとも米スポーツメディアの雄であるESPNが日本国内における今の白鵬バッシングを奇異としてとらえているのは間違いない。
もっと言えば、ただ白鵬を叩くだけではなく、横綱の周囲を取り巻く環境や日本相撲協会関係者に対しても、しっかりと検証の目を向けるべきというのが同局側の主張のようである。
確かに白鵬だけを悪者にするのはいかがなものかと思う。日本人であろうが、外国人であろうが、力士は力士なのだ。日本の歴史に名を残す大横綱をこのまま“希代のヒール”にしてはいけない。真の相撲ファンの多くはそう願っているはずである。
円滑なコミュニケーションは、どこの組織にも求められること。日本相撲協会も同じだ。今後はぜひ白鵬との距離を縮め、ムード改善に尽力してほしい。
(参考資料)
T 日馬富士暴行事件:
「貴ノ岩は、40〜50発殴られた」元旭鷲山
mainichi.jp:2017年11月24日 13時08分より抜粋・転載)
毎日新聞:大相撲の横綱・日馬富士関(33)=伊勢ケ浜部屋=の前頭・貴ノ岩関(27)=貴乃花部屋=への暴行問題で、来日中のモンゴル出身の元小結・旭鷲山のダバー・バトバヤルさん(44)が、11月23日、自身のフェイスブックで、同日夜に貴ノ岩関と電話で話したとする内容を公表した。 フェイスブックによると、23日午後6時ごろ、貴ノ岩関と電話で話した。
貴ノ岩関は「(日馬富士関から)灰皿やカラオケのリモコンのようなもので40〜50発殴られた。私は両手で頭を保護した」と語ったという。
また、問題が発生したのは、10月25日夜に鳥取市内の高級ラウンジで開かれた酒席だったが「夜で病院に行けず、翌日(26日)に病院に行き、医師は私の頭を縫った。(髪を結う)床山さんは私のまげを結うことが難しかった」と説明。問題後は「頭痛があり、片耳の聞こえが悪くなった。耳の聞こえは今も悪い」と話した。
貴乃花親方には「怖くて秘密にしていた」が、問題を知られたため鳥取県警に被害届を出したという。
バトバヤルさんは初のモンゴル出身力士として来日し、1992年春場所に初土俵。95年春場所に新十両、翌年秋場所に新入幕を果たした。2006年九州場所中に引退し、その後はモンゴルに帰国して、実業家などとして活動している。【飯山太郎】
「私も白鵬や日馬富士らと同じ時期に来日した。右も左もわからず、言葉も通じない。せめて気が休まるのが、同じモンゴル人とモンゴル語で会話するときだけだった。朝青龍関みたいに高校から日本に留学した力士なんて、当時はごく少数でしたからね。
白鵬や日馬富士も含めて、私たちは夜になると両国の公園に集まって飲み会をしていた。居酒屋? そんなお金はない。お酒を買うお金もないので、部屋の冷蔵庫からこっそり持ち出していましたよ。先輩の飲みかけのウイスキーを持ってきた力士もいました」
■貴乃花部屋入門で変わった貴ノ岩 !
今回、事件の発端となったモンゴル力士会は、元小結の旭鷲山がつくったもの。設立からかれこれ22、23年は経っている。それだけに彼らは苦楽を共にしてきたという思いが強い。
「貴ノ岩は鳥取城北高校に留学経験がある。当時は照ノ富士や逸ノ城らが後輩で、仲も良かった。それが貴乃花部屋に入門してから変わった。貴乃花親方(元横綱)は現役時代に八百長なしのガチンコ力士で鳴らしただけに、弟子のなれ合いにも厳しい。
いくら同郷とはいえ、ライバルと酒を飲むなんて言語道断、と考えている。そんな親方の教育もあって、貴ノ岩はモンゴル勢と距離を置くようになった」(前出のメディア関係者)
昨年行われた旭天鵬(元関脇、現友綱親方)の引退パーティーでも、貴ノ岩はつまらなそうに独り、ポツンと座っていたという。
パーティーの3次会に出席した人物によれば、「酒も飲まないし、騒ぎもしない。話かけても、まるで乗ってこない。しまいには『親方が(時間に)うるさいから、そろそろ帰らないといけないのに』ですからね。
いかにもお義理で付き合ってます、という態度だった」という。
説教中にスマホをいじっていたとはいえ、それだけで横綱がブチ切れるわけがない。暴行に至った背景には、モンゴル人力士ならではの深い闇がある。
U 元旭鷲山氏、日馬富士暴行事件で白鵬と
電話していた…「兄貴、かわいがりなんですよ」
(www.hochi.co.jp:2017年11月23日9時44分 より抜粋・転載)
スポーツ報知:
暴行事件は、10月25日の夜に、鳥取市内の飲食店で発生した。旭鷲山氏は、酒席に同席した横綱・白鵬(32)=宮城野=に電話し、白鵬から「兄貴、かわいがりなんですよ」と説明を受けたことを明かした。
さらに同席した複数の力士からも、事情を聴いたという、旭鷲山氏は、白鵬が言った「かわいがり」を「当たり前のことだと思った。普通なんで、ボクらの時代は、スコップでバンバン殴られた」などと明かした。
V 暴行事件の日馬富士、元旭鷲山氏が証言
「ビール瓶で1回だけ思いっきり殴った。 みんなビビって怖くなったって」
(www.hochi.co.jp:2017年11月15日14時30分 より抜粋・転載)
スポーツ報知:
番組ではモンゴル出身の初の関取の元小結旭鷲山氏(44)を取材。旭鷲山氏は、酒席に同席した力士から話しを聞いたとし、暴行があったのはクラブのVIPルームで「貴ノ岩が、横綱がしゃべっているのに、フェイスブックとか見ていたから、オレが話しているのにって激怒した。ビール瓶で1回だけ思いっきり殴ったらしい」と事件が発生した当時の様子を明かした。
そこで同席者は「みんなビビって怖くなったって。みんなやめてくださいって止めて、そこで血が出ちゃったから病院へ行っちゃった。それでその会は終わり」自分で病院行ったらしい、針で縫ったらしい」と話した。
日馬富士を旭鷲山氏は、「人としては悪くない。飲むと酒癖悪いと聞いている」と評していた。
W 日馬富士暴行事件、貴ノ岩の兄が
「モーニングショー」取材に重要証言 !
「お前は嫌なヤツだと言って何回も殴った」
(headlines.yahoo.co.jp:2017年11月16日8時33分 より抜粋・転載)
スポーツ報知:
番組はモンゴルで貴ノ岩の兄・ルブサン・アディヤさんを取材。アディヤさんは、10月29日から30日あたりに貴ノ岩から電話で暴行について知らされ、「日馬富士がお前はなんて忍耐強いヤツなんだお前は嫌なヤツだなと言って何回も殴ったそうです」と証言した。
貴ノ岩は「自分に落ち度、非がないのに暴行を受けたと声を震わせながら話していました。私も声を震わせながら聞いてました」と明かした。さらにアディヤさんは、酒席に同席した横綱・白鵬についても「止めなかった。なぜ同席しながら止めなかったのか。
私は悔しく思っています」と憤りを露わにした。 貴ノ岩からケガの状態を「10か所、縫って右耳が炎症して脳しんとうで入院中と言っていました」と説明を受け、さらに頭部に「針も入っている。今場所は相撲を取るのが厳しいと言っていました」と明かした。
入院は「貴乃花親方が入院させたと言っていました」と明かした。その上で貴乃花親方の言葉として「基本的に部屋に所属するとファミリー同然で貴乃花親方、おかみさん、子供、弟子、皆がファミリーで自分の子供のように思われているので、弟子に暴行したことは、私が暴行を受けたと同じだと思っているので最後まで戦う気持ちで行きますと言われているそうです。とても重く受け止めているそうです」と証言した。
その上で、アディヤさんも「私達兄弟は、日本の相撲協会に被害届を出すのか、モンゴルの警察に被害届を出すのか、日本の警察に被害届を出すのか話し合っている状態です。弟からは日本の警察に被害届を出しているので待っていてくれと言われています」と明かしていた。
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