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違憲・暴走・ペテン師安倍政権の政治を草の根民主主義で変革するべきだ !
安倍首相の障害と自公政権の大悪政・大失政は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/11/29より抜粋・転載)
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1)イタリア「五つ星運動」リーダーによる、
市民との対話集会が開催された !
11月28日(火)、参議院議員会館講堂で、イタリア「五つ星運動」リーダーの、リカルド・フラカーロ・イタリア下院議員による、市民との対話集会が開催された。
3時間にわたる講演と質疑応答が満席の聴衆とともに熱気あふれるなかで進められた。
極めてハードなスケジュールでのイベント出演を快諾くださったフラカーロ氏一行のご厚意、ご尽力に心より感謝申し上げたい。
また、素晴らしい通訳をして下さった通訳者ならびにイベントを企画、実行くださった実行委員会のみなさまに心よりの敬意を感謝の意を表したい。
対話集会は、フラカーロ氏による講演の第一部と、フラカーロ氏に対する質疑の第二部の編成で実施された。
2)イタリアの五つ星運動は、国政掌握を視野に入れる
ところにまで成長している !
イタリアの五つ星運動は、始動から8年で、国政掌握を視野に入れるところにまで成長している。
水資源、持続可能な交通、環境、インターネット、持続可能な成長の五つを課題に掲げている。
五つ星運動は、既存の政治勢力、政党と距離を置いているところに大きな特徴がある。
その出発点は、地域の問題を地域の主権者が考えるということだった。
地域の問題点を洗い出し、その解決策を探った。
その解決策を政治勢力に提示したが、彼らは、地域住民の提案に正面から向き合うことをしなかった。
この現実に直面して彼らは行動を変えた。自分たちのことは自分たちで決める。
この行動をスタートさせたのだ。
3)五つ星運動が重視するのは、直接民主制の導入だ !
五つ星運動が重視するのは、直接民主制の導入だ。
現代国家では、間接民主主義が主流になっている。
政治家が上から目線でものごとを決める。
しかし、彼らは主権者である国民に雇われている代理人に過ぎない。
雇われている者が上からものを決めて、雇っている国民が、それに従属するのは、おかしいのではないか。
4)主権者は市民であり、 市民が、政治を支配することが必要だ !
政治の主人公、主権者は市民であり、市民が政治を支配することが必要なのではないか。
そのことを、より明確に実現できるのが、直接民主制である。
そして、市民のなかから、政治に直接携わる議員を生み出してゆく。
その議員は決して特権階級の者ではない。
政治の主人公、主権者である市民が、市民のなかから政治に携わる議員を輩出する。
そして、その議員が受け取る報酬は、普通の労働者と同じ水準にする。
また、議員は、2期を限度として、多選を許さない。
5)五つ星運動は、特権的な、上位に位置する職業としての
政治家を生み出さない方針だ !
つまり、特権的な、上位に位置する職業としての政治家を生み出さないのだ。
彼らが重視してきたのは、インターネットと市民が直接に交流する「広場」であった。
インターネットの活用により、効率の良い情報伝達を実現する。
しかし、意見の調整、意見の相違の克服には、対面の対話が必要である。
そして、情報の伝達には、市民と市民が直接伝達する口から口への伝達が重要な意味を持つ。
政治活動にお金をかけず、五つ星の活動は、少額の寄付によって成り立っている。
6)五つ星の活動は、巨大な資本を資金源とせず、
少額の寄付によって成り立っている !
巨大な資本を資金源とすれば、必ず運動は、その資金提供者の方向を向くことになる。
これを回避するために、巨大資本からの資金を拒絶してきた。
彼らはインターネットを通じる国政選挙立候補者の擁立を行ったが、そのための経費は基本的にゼロであった。
インターネットを活用することにより、お金をかけない政治活動が可能になったのである。
日本の政治刷新に向けて、私たちは、どうしても既存の政治勢力、既存の政党を基軸に考えてしまう。
7)自民党・自公政権下、日本では、「我が党のための政治」
を重視、優先してしまう、実態だ !
しかし、この既存の政党が、柔軟性を持たず、「国民のための政治」よりも、「我が党のための政治」を重視、優先してしまうという現実が、私たちの前に立ちふさがってきた。
フラカーロ氏は、この障害を取り払う、新しい斬新な発想を提供してくれたと考える。
既存の政党には頼らない、市民による政治刷新が、この日本でも実現可能なのではないか。
そして、間接民主主義しかないとの暗黙の了解を、一度根源から疑ってみる必要があるのではないか。
私たちの日本の政治を刷新するための、大いなるヒントを与えてくれた、極めて意義深いイベントの開催に喝采を送りたい。
(参考資料)
T 自公政治家・NHK等が隠す、政官業癒着・長期自民党・
自公政権の大悪政・大失政は ?
1、 巨額の企業団体献金・裏献金を長期的に最大に収受して政治を
歪めてきたのは自民党である。
2、政権交代できないよう、官房機密費・外交機密費などをフル活用(塩川発言・野中発言・平野発言等)して、マスコミなどを裏から支配し、自民党一党支配を永続させた。政・官・財・マスコミ・御用学者の癒着構造は続いている!
3、天下り、特別会計などで税金のムダ使いが長年続いている !
国の負債(1200兆円超)が先進国最悪の水準である!将来は大増税か!
4、地方財政は200兆円以上の債務の責任は、自民党系議員・首長にある。
5、政官業の癒着構造で長年ムダな、多くの公共事業で公的債務
(1200兆円超)が増大。
6、地方疲弊・東京と地方の格差拡大、官民格差拡大の責任は、自民党国会議員、自民党系地方議員・首長にある。
7、検察等司法界の腐敗(人質司法・自供強要・冤罪続出・裏金等)を放置し、自民党、特に清和会は、「政敵(改革者)抹殺」に利用してきた。
8、自民党系議員は、党本部で国有地格安使用・駐車場無料使用など、長年最大に利権を得てきた!
9、自民党議員、閣僚に不祥事が続発している(安倍〜麻生内閣)!
10、大企業・富裕層は減税や特別措置法などで優遇、所得補足率は5割、農林水産業3割など会社員との不公平をほとんど是正しないで放置してきた。
11、東京・首都圏以外の地方が切り捨てられてきた!
12、高級官僚や世襲議員・与党族議員に、都合のよい社会が形成されていた !
13、長期不況の上に、世界同時不況の追い討ちで、日本の景気後退が先進国中最悪である。景気対策も不適切、後手であった!
14、医療内容がどんどん弱体化している!病院のたらいまわしが地方で頻繁に発生!
15、派遣社員を大量に作り出す法制化等で非正規社員激増・4割超、の大企業サイド政治をしていた!
自殺者3万人超は、14年間も連続している。
16、後期高齢者医療保険制度で高齢者への差別などの姿勢が露呈された!
17、世界の「年金ランキング」日本は先進国27カ国中、中国より下の26位 !
☆日本は2016年の幸福度ランキングでは世界・53位 !
18、非正規社員が初の4割突破 !高齢者再雇用、パート増加 !
19、合計特殊出生率:(2015年)日本:1.43(189位)、 フランス:2.00 、
イギリス:1.92 、 スゥエーデン:1.93、米国:1.88、ニジェール:7.57(世界一位)
成人数:1970年は約247万人、2016年は、約123万人で半減した。
生産年齢人口:1997年は、約8699万人、2016年は、約7665万人で、1034万人減少した。
少子高齢化社会・格差拡大にしたのは、自民党・自公政権の弱肉強食
・大資本従属・ペテン師政治だ !
20、日本の子供、6人に1人が貧困状態に !1人親世帯は、貧困率50%超 !
この数年で過去最悪を更新 !
21、自民党政治悪政の結果、 2040年、市町村約50%、消滅予測 !?
自民党政治の大都市集中・巨大企業優遇政策
の結果、格差拡大、少子高齢化、限界集落激増 !
22、明治以来、官僚主導の保守政治が実態であり、戦犯者が復活した
保守党が前身の自民党は、行政改革・地方分権には不熱心 !
U 安倍総理と「傲慢症候群」=“権力中毒” !
香山リカ・精神科医の主張 !
(webronza.asahi.com:2015年07月25日より抜粋・転載)
◆組織や社会を「死に至らしめる病」、
一刻も早く“権力中毒”から覚めよ !
香山リカ 精神科医、立教大学現代心理学部教授
傲慢症候群|安倍政権|権力中毒
(かやま・りか、1960年7月1日生まれ )
自民党勉強会での百田尚樹氏の発言についてイギリスの政治家で神経科医でもあるデービッド・オーエン氏が提唱した「傲慢症候群」の概念を用いて解説したところ、多くの反響があった(「“百田発言”と『ヒューブリス(傲慢)症候群』 とりかえしのつかない失敗に突き進む危険性も」)。
◆「安倍総理と傲慢症候群」=“権力中毒” !
今回は、さらに一歩、踏み込んで「安倍総理と傲慢症候群」について語ってみたいと思う。
安倍総理は、5月の衆院平和安全法制特別委員会での審議で、質問していた民主党の辻元清美議員に「早く質問しろよ!」とヤジを飛ばした(後に民主党が抗議したため、総理は陳謝)。
また2月の衆院予算委員会では、旧大蔵省出身の民主党議員の質問の最中、「日教組どうすんだ!日教組!」と繰り返しヤジを飛ばし、委員長からたしなめられる一幕もあった。
ヤジは国会につきものではあるが、現役総理とは思えないほど品位もなく、傲慢無礼な態度だと言える。
これは、安倍総理のもともとの性格ゆえなのだろうか。どうもそうではないようだ。
私は、安倍総理は「傲慢症候群」と名付けられた一種の“権力中毒”に陥っているのではないか、と考えている。
この5月『週刊ポスト』に集中連載されたジャーナリスト野上忠興氏によるノンフィクション「安倍晋三『沈黙の仮面』」には、今の姿からは想像つかない少年時代、青年時代の“人間・安倍晋三”が描かれていた。
たとえば、大学を卒業してアメリカに留学した安倍青年は、頻繁に日本の友人や家族に連絡し「毎晩のようにかけてくる、国際電話代が10万円にもなる月が続いた。さすがに晋太郎さんが、『何を甘えているんだ。それなら日本に戻せ !』と声を荒らげた」とか、さらに議員になってからも「安倍さんが、岸総理の安保改定は正しかったと論じることはあっても、核武装を言い出すなんて。
彼は、そんなタカ派ではなかったと思う」と友人たちが首を傾げた、といったエピソードが紹介されている
(前掲連載より)。
◆安倍首相が陥った、「傲慢症候群」とは ?
ここで、「傲慢症候群とは何か」について改めて説明しておこう。
簡単に言えば、これは「権力の座にある者に起きる特有の人格の変化」だ。一般のパーソナリティ障害が人生の早期からその特徴が見られる半ば生得的なものであるのに対し、傲慢症候群が発生するのは、あくまで権力を手にした後である。
この概念を生み出したデービッド・オーエン氏も、自著の論文に「獲得された(後天的な)パーソナリティ障害なのか?」という副題をつけている(Owen D. Hubris syndrome: An acquired personality disorder?.Brain 2009;132)。
◆傲慢症候群の特徴 !
@自己陶酔の傾向があり、「この世は基本的に権力をふるって栄達をめざす劇場だ」と思うことがある
A何かするときは、まずは自分がよく映るようにしたい
Bイメージや外見がかなり気になる
C偉大な指導者のような態度をとることがある。話しているうちに気がたかぶり、我を失うこともある
D自分のことを「国」や「組織」と重ねあわせるようになり、考えや利害もおなじだと思ってしまう
E自分のことを王様のように「わたしたち」と気取って言ったり、自分を大きく見せるため「彼は」「彼女は」などと三人称をつかったりする
F自分の判断には大きすぎる自信があるが、ほかの人の助言や批判は見下すことがある
G自分の能力を過信する。「私には無限に近い力があるのではないか」とも思う
H「私の可否を問うのは、同僚や世論などのありふれたものではない。審判するのは歴史か神だ」と思う
I「いずれ私の正しさは歴史か神が判断してくれる」と信じている
J現実感覚を失い、ひきこもりがちになることがある
Kせわしなく、むこうみずで衝動的
L大きなビジョンに気をとられがち。「私がやろうとしていることは道義的に正しいので、実用性やコスト、結果についてさほど検討する必要はない」と思うことがある
M政策や計画を進めるとき、基本動作をないがしろにしたり、詳細に注意を払わなかったりするので、ミスや失敗を招いてしまう
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