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衆議院選挙の結果と野党・識者の主張は ?
○衆院の新勢力 全465議席が確定 !
衆院新勢力:自民284、立憲55、希望50、公明29、共産12、維新11、社民2、
こころ0、諸派0、無所属22である。(朝日新聞デジタル)
○衆院党派別得票数・率(比例代表)
(www.jiji.com:2017年10月24日より抜粋・転載)
【時事通信社調べ】(選管確定)
党派名 得 票 数 得票率:絶対投票率
自 民 18,555,717 33.2 17.8%
希 望 9,677,524 17.3
公 明 6,977,712 12.5 6.7%
共 産 4,404,081 7.8
立 憲 11,084,890 19.8
維 新 3,387,097 6.0
社 民 941,324 1.6
日 こ 85,552 0.1
大 地 226,552 0.4
幸 福 292,084 0.5
支 持 125,019 0.2
諸 派 − −
無所属 − −
合 計 55,757,552 100.0
(2017/10/24-06:57)全有権者数:10387万人。
希望の党と立憲民主党の比例票の合計:2075万票〉自民党の比例票:1855万票
(参考資料)
T 前原代表、民進党存続を容認 !
資金の他党移管を否定 !前原誠司代表会見詳報 !
(mainichi.jp:2017年10月25日 23時51分より抜粋・転載)
毎日新聞:民進党の前原誠司(日本操り対策班の家来:副島隆彦説)代表は、10月25日、東京都内で講演し、「民進は参院も地方組織も割れずに残ってほしい」と述べ、民進の存続を容認し、希望の党との合流を断念する考えを表明した。
前原氏は、27日に両院議員総会を開くことを明らかにし、「総括し、方向性を決めたうえで責任をとって出処進退を明らかにしたい」と語った。30日に全国幹事長会議を開いて地方組織の幹部に説明する考えも示した。
両院議員総会で、辞意を表明し、幹事長会議後に正式に辞任するとみられる。
辞任後には、希望の党に合流すると説明した。
民進党に残る資金の扱いについては、「民進党に交付された税金、政党助成金だ。希望や立憲民主党に渡すということになると(おかしい)。新党ができたとしても、民進党に残すべきだ」と述べ、希望など他党に移すことを否定した。【眞野敏幸】
U 総選挙結果うけて:心強いブレない政党 !
上智大学教授(政治学) 中野晃一さん
(www.jcp.or.jp:2017年10月26日より抜粋・転載)
民進党の希望の党への合流という野党共闘に対するクーデター的破壊の動きを、日本共産党は身をていして止めました。
無念の思いで候補者を取り下げ、「見返りは民主主義だ」と言い切る共産党の勇気ある決断がなければ、立憲民主党の野党第1党はなかった。立憲民主、共産、社民の立憲勢力で野党の第1党を占めたことは、安倍政権が憲法改定の発議を狙うもとで極めて意義深いと思います。
多くの国民は安倍政権の存続を願って自民党を圧勝させたわけではなく、内閣支持率の維持は早晩、困難になるでしょう。安倍政権は早い段階で、たたみこむように改憲に動いてくる可能性が高い。“集団的自衛権を容認したまま憲法9条に手をつけることは許されない”という幅広い連携を国会内外で急いでつくっていく必要があります。
共産党の身を切るような貢献で市民と野党の共闘はさらに深まりました。安保法制廃止・立憲主義の回復をはじめ何のための共闘なのかを見失わない、ブレない共産党を心強く思います。市民連合の一員としても、立憲野党の連携強化とともに、各党の良さや持ち味が十分に生きるような共闘のあり方をつくっていく必要があると思っています。
V 総選挙結果うけて:財産は必ず生きる !
岡山大学大学院教授 小松泰信さん
(www.jcp.or.jp:2017年10月26日より抜粋・転載)
日本共産党が議席を減らしたことは、残念であり、痛手です。しかし、共産党が市民と野党の共闘を貫いたことが、立憲民主党の躍進につながりました。共産党は、共闘の前進のために小選挙区の候補を多数おろしたことが比例票を減らす結果になり、割をくった形ですが、その財産は必ず今後に生きてきます。
自民党が多数を占めましたが、民意をゆがめる小選挙区制に根本的問題があります。この選挙制度のもとで、安倍政権を倒すためには、野党共闘しかないことが、今回の選挙結果にも示されました。
安倍首相はいま、「謙虚に」とか「おごるな」といっていますが、そんなことは絶対無理です。最大の問題は憲法9条改定で、どんどん突き進んでくると思います。そんなときだからこそ、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合が息の長いとりくみをして、立憲民主党、共産党、社民党の共闘を支えていくことが大切です。
「赤旗」でも、そういう市民の発言をどんどん載せて、「共闘の絆」を切らさず、強め、広げて、次の大きな躍進につなげていってほしい。
W 総選挙結果うけて:“共闘で政治変革 !
希望はそこに”、機敏な行動に驚き !
ジャーナリスト 青木理さん
(www.jcp.or.jp:2017年10月26日より抜粋・転載)
今回の総選挙結果で比例東京ブロックを見れば、立憲民主党と日本共産党などの得票数を合わせると自民党とそん色ない数を獲得しています。安倍強権政治に対抗するためには、いまの小選挙区という選挙制度下では、野党がまとまることが必要です。希望の党ができ、野党が分裂されてしまった結果が表れました。
今回、共産党が候補者一本化で機敏に動いたことは高く評価します。共産党はこれまで“独自路線”のイメージだったので、今回の動きは驚きました。候補者取り下げという共産党にとっては決して得にならないことをしながら野党で助け合おうと動いたことは意味があり、勇気がいることです。
いまの選挙制度はこうした民意を反映せず、死票を多く出してしまいます。世論調査では、安倍政権の支持率は不支持率を下回っています。共産党を含む野党の支持率を合わせれば同等です。民意を極端にねじ曲げてしまう点で、問題が多い現行制度の見直しが必要ではないでしょうか。
X 総選挙結果うけて:“共闘で政治変革 !
希望はそこに”、市民の力 試される !
「安保関連法に反対するママの会」発起人 西郷南海子さん
(www.jcp.or.jp:2017年10月26日より抜粋・転載)
すごく急ごしらえな選挙になってしまい、スキを突かれたという感じはありましたが、与党の自公も、希望や維新も全体として議席を減らしていますよね。立憲野党は増やしています。だから、負けたという感じはしません。
ただ、民進党が事実上、解党したのは、すごく残念でした。「市民連合」として一生懸命働きかけをした直後に、「希望」に合流すると発表されて、“市民との約束って、こんなに簡単に反故(ほご)にされるのか”と思いましたよね。
でも市民の側も、市民と野党の共闘でそれぞれ頑張ってきて、政党と市民運動が違うことは、かなり分かってきていたので、その後の対応は早かったと思いますよ。
共産党がたくさんの地域で候補者をおろしたことは、全体を見た大きな決断だったと思いますが、池内さおりさんや清水ただしさんらの落選は、すごいショックでした。小選挙区でも勝ってほしいな。
改憲の動きも現実味を増してくるでしょう。私たち市民の力も試されているのだと思います。
Y 総選挙結果うけて:“共闘で政治変革 !
希望はそこに”理論的支柱担う党 ジャーナリスト 斎藤貴男さん
(www.jcp.or.jp:2017年10月26日より抜粋・転載)
安倍自公の圧勝で、来るところまで来たという状況になりました。その中での救いは、希望の党が当初の勢いを失ったことと、立憲民主党にかなりの支持が集まったことです。その分、共産党は票を失ったところがありますが、共闘体制をつくるために候補を降ろして譲った姿勢は見事な決断だったと思います。
この共闘関係をより成熟、充実したものにすることを目指してほしい。危機的状況は、かなり切羽詰まっているので今まで以上に知恵はおのずから出てくると思います。そのとき共産党はカギを握る政党だと思います。理論的バックボーンという役割を果たしてほしい。
共闘の中で、どちらかが従属するという関係ではなく、政策的に完全に一致しなくても、例えば消費税では「延期」という立場があるのに対し、消費税の本質について逆進性など、しっかりした理論、筋が通っているのが共産党です。北朝鮮問題でも単純な日米同盟論で対処するという話に引っ張られがちなところで、原理原則を大事にする貴重な存在としての役割を期待します。
Z 総選挙結果うけて:“共闘で政治変革 ! 希望はそこに”この経験 羅針盤に
総がかり行動実行委員会共同代表 高田健さん
(www.jcp.or.jp:2017年10月26日より抜粋・転載)
安倍政権による突然の解散、そして野党が分断されたもとでたたかうという、本当に大変な選挙でした。そんな状況でも、日本共産党が市民と野党の共闘を堅持してくれたこと、市民の声によって立憲民主党が結成されたことは、今後につながる財産です。
私たちの仲間も全国各地を走り回り、これまで以上に選挙に関わりました。少なくない選挙区で、市民と野党の共闘が実際に力を発揮しました。こうした経験は、これからの羅針盤になると思います。
一方で、改憲派が多数を占めました。私たちは、安倍政権による改憲に反対する運動を急速に広げなければなりません。2015年の安保法制(戦争法)反対の時は、多くの市民が国会前や路上で声をあげ、国会内で頑張る議員と共同しました。それを超えるたたかいをしていきたい。9条改悪に反対する「3000万人署名」を広げ、11月3日には、国会包囲の大行動を計画しています。これからも頑張りましょう。
[ 総選挙結果うけて:“共闘で政治変革 !
希望はそこに”国民の怒りを結集
ふくしま市市民連合共同代表 根本仁さん
(www.jcp.or.jp:2017年10月26日より抜粋・転載)
福島1区で無所属の金子恵美さんが野党統一候補として、自民前職に勝利したのは福島の政治の未来に希望をもたらしました。昨年の参院選福島選挙区で自民の現職法相に勝ったのに続いての勝利。野党共闘は、安倍政権に対してうずまく国民の怒りを結集できることを2回も証明しました。
共産党が自分の党の候補者を取りやめ、金子さんを支援した決断は極めて重かった。金子後援会の会員も「共産党の宣伝カーが金子恵美を連呼してくれたことが、どれほどありがたかったか」と語っていました。共闘に力を尽くす共産党の姿勢に市民の支持が広がっています。
安倍政権は戦争法や秘密保護法、共謀罪などで憲法をずたずたにし、さらに9条を改憲しようとしています。次回の選挙では、この国の「理念」である憲法を大切にし、改憲勢力と真っ向から対決してきた共産党で一本化する選挙区がもっとあっていい。
たたかいは続きます。市民連合は、自民、公明の支持者も含めて「もう一歩前に出よう。共闘で政治を変えることに希望を持とう」と語りかけていく。未来の子どもたちが私たちをじっと見つめているのですから。
*悪徳ペンタゴン(悪徳五角形):
日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。
2016・17年、報道の自由度は、日本は、世界72位に転落した。
独裁志向・安倍政権下、隠蔽・権力迎合の捏造・画一偏向報道の
NHK等日本マスコミの腐敗堕落は、ひどい。
米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。
ピラミッドの頂点に位置するのは米国である。
日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」・巨大資本なのだ。
(植草一秀氏の説)
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