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民進党代表選:野党共闘で、際立つ違い !
前原氏「理念・政策合わない」、 枝野氏「参院選で一定成果」 !
消費税増税、原発政策でも隔たり
菅・野田民主党・民進党の、支持率下落・低支持率の深層・真相は ?
(www.sankei.com:2017.8.22 00:31より抜粋・転載)
【民進党代表選】
8月21日に告示された、民進党代表選で、候補者の主張に違いが際立つのは、野党共闘と消費税増税、原発政策への姿勢だ。とりわけ野党共闘では、前原誠司元外相が、共産党との協力関係の見直しを示唆し、昨年の参院選での協力の成果を強調する、枝野幸男元官房長官との間で、路線対立が生じている。(松本学)
21日に民進党本部で開かれた、候補者の共同記者会見で、前原氏は、次期衆院選での共産党との協力に、強い表現で疑問を投げかけた。
「理念・政策が合わないところと協力することは、私はおかしいと思う」
続いて発言した、枝野氏は、党幹事長として陣頭指揮した参院選での協力について「成果を挙げることが一定程度できた」との認識を示し、立場の違いを強く印象づけた。
民進党執行部は、これまで共産党と政権をともにすることを否定する一方、選挙協力は、容認する路線を取ってきた。しかし、前原氏は、政権構想のみならず、選挙協力にも否定的だ。
20日の党員・サポーター集会では、党内の憲法改正議論が低調な背景に、共産党との協力があるという見方を示し「共産党は、憲法(改正)反対だから扱ってはいけない、ということで、どんどん民進党の独自性をなくしてきた」と訴えた。
とはいえ、前原氏が「脱民共」へかじを切れるかは、見通せない。前原氏の背後には、野党首脳の中で、最も共産党との共闘に前のめりな、小沢一郎自由党代表の影がちらつくからだ。前原氏は、近年、かつて犬猿の仲だった、小沢氏との関係修復を進めており、代表選の推薦人には、小沢氏に近い松木謙公、小宮山泰子両衆院議員らが、名を連ねた。
野党共闘と並んで前原、枝野両氏の主張の違いが目立つのは、平成31年10月に予定される、消費税率10%への引き上げに対する見解だ。前原氏は、予定通り引き上げるべきだと唱え、枝野氏は、消費が回復基調に乗る見通しがないことなどを理由に、「上げるべきだが、上げられる状況ではない」と主張している。
党方針の「2030年代原発ゼロ」の年限目標に関しても、堅持を掲げる前原氏に対し、枝野氏は、前倒しも検討する考えだ。
一方、憲法9条1、2項を維持した上で、自衛隊の存在を明記する、安倍晋三首相(自民党総裁)の改憲案には、集団的自衛権の行使を容認した、安全保障関連法が、「憲法違反」だという主張に基づき、両氏が反対で足並みをそろえる。
ただ、前原氏は、昨年の代表選で、自衛隊を憲法に明記する「加憲」を掲げ、今年5月の経済誌インタビューでも「9条3項、あるいは10条といった形で明記してはどうか」と提唱した。
安倍首相の提案とも似通う持論は、代表選では、封印する構えだ。
憲法改正議論については、両氏とも一定の前向きな姿勢を示す。前原氏は「政権を目指す政党なら、議論は、堂々としたらいい」と訴え、枝野氏は、衆院解散権の制約が、検討の対象になるとの考えを示している。
(参考資料)
T 鳩山民主党の基本政策を変質させて、菅直人氏・野田氏等
は、米国・官僚に従属したため、支持者は激減した !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/07/15より抜粋・転載)
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1)〜6)は、省略。
7)蓮舫執行部は、米山氏への新潟県知事選出馬に際しての
民進党推薦を、拒絶した !
8)民進党両院議員総会では、執行部の退陣を求める声が
優勢になる、可能性大だ !
9)鳩山民主党の方針は、対米隷属からの脱却、
官僚支配の打破、大資本支配の廃絶だった !
対米隷属からの脱却、官僚支配の打破、大資本支配の廃絶、これが、鳩山新政権が示した基本方針だった。具体的には、普天間飛行場の県外・国外移設方針、官僚天下りの根絶、企業団体献金の全面禁止、の方針を打ち出したのである。
さらに財務省が、強く求める消費税増税について、「シロアリを退治しないで消費税を上げるのはおかしい」と主張し、「官僚天下り制度を根絶」しない限り、消費税増税を認めない方針を明示した。
この方針を、民主党内でもっとも声高に訴えていたのが、野田佳彦氏である。
10)野田佳彦氏は、選挙演説で、「官僚天下り制度を根絶」しない
限り、消費税増税を認めない方針を明言した !
私がブログで紹介した、野田佳彦氏の「シロアリ街頭演説」は、2012年の通常国会冒頭で大きく取り上げられた。
鳩山政権は、日本政治を刷新する大方針を明示したが、日本の既得権勢力から総攻撃を受けて破壊された。小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏が、分断されたことも極めて重大だった。
小沢氏と鳩山氏の両名は、いわゆる「人物破壊工作」の対象とされた。
既得権勢力の広報部隊であるメディアは、この二人の指導者に対する集中攻撃を展開し続けた。
11)小沢氏と鳩山氏への「人物破壊工作」・分断工作があり、
鳩山首相は、普天間問題での対応を誤り、辞任に追い込まれた !
鳩山首相は、普天間問題での対応を誤り、辞任に追い込まれた。
この「人物破壊工作」・情勢を真横で見ていた菅直人氏が、すべての政策方針を転覆させて、権力を強奪した。2010年6月のことである。
この2010年6月政変を境に、主権者の民主党に対する期待が、失望に急変したのである。
菅直人氏は、鳩山政権が既得権勢力から集中攻撃を受けた背景が、普天間基地の県外・国外移設方針、官僚天下り根絶と消費税増税封印、企業団体献金全面禁止方針、にあると判断して、このすべての基本方針を転覆させたのである。
12)鳩山民主党の基本政策を変質させて、菅直人氏・野田氏等
は、米国・官僚に従属したため、支持者は激減した !
菅直人氏は、首相に就任した直後の2010年6月17日に、7月に迫っていた、参議院選挙の公約発表記者会見を行った。
この記者会見で、突然、民主党内の民主的な手続きを何ひとつ経ずに、消費税率10%への引き上げ方針を明示したのである。その結果、7月参院選で民主党は大敗した。
民主党の凋落、没落は、2010年に菅直人氏が、政治権力を強奪したとことに原点がある。
そして、フクシマの原発事故がありながら、原発廃止の判断を示せなかったのも、菅直人政権である。
13)米国・官僚に従属し、公約違反した、菅政権・野田政権
が、自公政権復活を支援した !
菅直人氏の次に、首相に就任したのが、野田佳彦氏である。
「シロアリを退治しないで消費税を上げるのはおかしい」と声を張り上げた、あの人物である。
野田佳彦氏は2012年、消費税増税を確定する法律を強行制定した。
不幸を招く原因は「矛盾」にあると言われる。
「シロアリを退治しないで、消費税を上げるのはおかしい」と絶叫した人物が、「シロアリを退治しないで、消費税を上げる」ことを強行した。これ以上の「矛盾」・公約違反はないと言える。
14)菅政権・野田政権の「シロアリを退治しないで、消費税を上げる」
方針決定は、異常な公約違反だった !
その野田佳彦氏が、2012年12月、民主党が大敗することが明白な状況の下で、衆院解散総選挙に打って出た。
野田首相の解散総選挙は、安倍自民党に大政を奉還するための選挙だった。
同時に、民主党では、「シロアリ退治なき消費税増税」に反対する、初志を貫く議員が、民主党を離党して新党を創設した。小沢一郎氏が率いる「国民の生活が第一」である。
この新勢力は国会議員約50名を要する、まさに堂々たる「第三極」勢力だった。
ところが、偏向メディアはこの「第三極」勢力に一切光を当てずに、超弱小勢力であった、橋下徹新党を「第三極」として、超大宣伝を展開し続けたのである。
解散総選挙が、2013年に入って実施されていれば、小沢新党にまとまった額の政党交付金が給付される。
15)野田首相の突然の解散総選挙は、小沢新党への政党交付金
給付を、妨害することにあった !
野田佳彦首相が、2012年12月に、衆院選を実施した最大の目的は、小沢新党への政党交付金給付を、妨害することにあったと推察される。
菅直人氏と野田佳彦氏は、2009年の政権交代の意義を水泡に帰す、そして、民主党=民進党を壊滅させた、文字通りの第一級戦犯である。現在の民進党執行部の蓮舫−野田佳彦−山井和則氏の体制の中核は、言うまでもなく野田佳彦氏である。
16)民主党を破滅させた、第一級戦犯・野田氏等が、民進党
のまさに中枢に居座っている !
民主党政権、民主党を破滅させた、第一級戦犯が、現在の民進党のまさに中枢に居座っているのである。これでは、民進党が発展できるわけがない。
民進党の基本方針は、すべてがあいまいである。
原発、戦争法=集団的自衛権、TPP、基地、格差の主要政策課題について、現在の民進党執行部の基本方針は自公政権と大差がない。
それにもかかわらず、対自公政権の戦いの中心にこの民進党が居座ろうとする。
だから、野党共闘に大いなる力が沸き上がらない。
17)民進党支持母体の連合の労働組合の大半が、いわゆる御用組合だ !
民進党支持母体の連合の中枢を電力・電機・自動車・鉄鋼の労組が占有している。
これらの労働組合の大半が、いわゆる御用組合であり、連合の基本政策が自公の政策と重なっている。
民主党を解体し、親安倍政権勢力と反安倍政権勢力に分離する必要がある。
同時に連合を解体して、労働組合を親安倍政権勢力と反安倍政権勢力に分離する必要がある。
7月25日の民進党両院議員総会で、まずは現執行部の総退陣を決定することが強く求められている。
U 政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆
の大罪と自民党・自公体制の真相 !
「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/12/25より抜粋・転載)
1)既得権益勢力は、改革阻止の「政治謀略事件」断行 !
2)「隠れ既得権益派」が普天間問題で、鳩山首相に違背 !
3)悪徳民主党議員が「政治謀略事件」
渦中の小沢氏を攻撃 !
そして、もうひとつ、2009年の政権交代が破壊された最大の理由のひとつは、小沢一郎氏が謀略によって、「人物破壊」されたことだ。2009年3月3日に勃発した、西松事件で、小沢一郎氏は不当な追及を受けた。民主党は一致結束して、検察による小沢民主党攻撃に立ち向かう必要があったが、民主党の一部の人間は後ろから改革者・小沢一郎氏に対して弾を撃ったのである。
その悪徳民主党議員が、岡田克也、前原誠司、玄葉光一郎、枝野幸男、安住淳などのメンバーである。
4)公約破棄の消費税増税提示で民主党への信頼失墜 !
そして、政権交代を実現した民主党の存立基盤が完全に粉砕される原因になったのが、公約破棄の消費税増税方針提示だった。
この背徳の政策運営が、民主党に対する期待を絶望と怒りに変えた。
その戦犯が、渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、岡田克也、野田佳彦、前原誠司、枝野幸男、安住淳、玄葉光一郎の悪徳10人衆である。
民主党は、「シロアリを退治して天下り機関を排して天下りを根絶する。
そこから始めなければ、消費税を上げるのはおかしい」ことを公約に掲げて2009年総選挙に臨んだ。
5)シロアリを退治なき、消費税増税提示で信頼失墜 !
6)菅・野田首相は、財務省に屈服し、消費税増税推進 !
日本政治を破壊した、民主党悪徳10人衆は、民主党解体とともに消滅してもらいたいと思う。
民主と維新の一部、生活、社民などが連携して、「主権者の党」を創設するべきだ。
民主党がいまだに、この負の遺産を引きずっているために、日本政治の未来が開けないのだ。
直接的に最大の汚点を残したのは、民主党が財務省の軍門に下ったことだ。
その主犯は菅直人氏と野田佳彦氏だ、裏から誘導したのは、藤井裕久氏である。
菅直人氏も野田佳彦氏も、私の主張の影響を受けたのだと思う。
7)悪徳10人衆は、自分の出世、名誉欲、権力欲だけ !
二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。
財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。
この変節が日本政治を破壊したのである。
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