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「アベ友三兄弟疑惑」から逃げ回り、
何の意味も何の効果もない安倍内閣の改造だ !
安倍政権・財務省等は、森友学園による国有地取得に
不正がなかった事にする、工作をしている !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/08/03より抜粋・転載)
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1)内閣改造をしたが、骨格が変わらず、外装だけ模様替え
しても、全体像は、変わった印象がない !
2)内閣支持率が急落した主因は、安倍首相の人格・政治姿勢への不信だ !
3)巨大スキャンダルが発覚しても、菅官房長官は、木で鼻を
括ったような、傲慢な説明姿勢を継続した !
4)加計疑惑発覚以降、御用メディアも、安倍政権の転落、
崩壊を明確に意識し始めている !
5)安倍首相が、信頼を取り戻すには、真実を正しく、
主権者国民に伝えることである !
6)森友学園疑惑の核心は、国有地の不正・超激安払い下げ疑惑だ !
7)地下埋設物除去費用・金額の積算根拠を捏造が、
不正払い下げの基本構図だ !
8)大阪地検特捜部が、本丸捜査に本格着手し始めたが、
安倍首相は、説明責任から逃げ回っている !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
9)森友学園の元顧問弁護士・酒井康生氏が、財務省との
交渉事実経過を完全に把握しているはずだ !
また、財務省との折衝においては、森友学園の元顧問弁護士である酒井康生氏が、交渉事実経過を完全に把握しているはずである。
依頼主の籠池泰典氏夫妻は、交渉経過のすべてを公開することを求めているはずで、酒井康生氏が、事実を隠蔽しなければならない理由はないはずだ。
国会は、酒井康生弁護士を、参考人招致または証人喚問するべきである。
もちろん、本来ならば、安倍首相は、これを推進するべきである。
10)アベ友疑惑への説明責任を果たさなければ、
安倍首相は、国民の信頼を回復するは不可能だ !
「自分や妻がかかわっていたら、総理大臣も国会議員も辞める」と、国会答弁で繰り返したから、真相を明らかにしたくないというのが、安倍首相の心境であるのかも知れぬが、それでは、説明責任は果たせない。主権者国民の信頼を回復することも不可能だ。
総理の職責を全うしたいと思うなら、真相解明に向けてのすべての参考人招致、証人喚問などを積極的に実現させるべきだ。
前川喜平氏の証人喚問は、安倍首相の指示で、実現したことが明らかになっている。
「国会のことは、国会が決める」と言いながら、自分が望むときは、いきなり、証人喚問を実現させるというのは、あまりにも自分勝手、横暴な振る舞いである。
11)森友疑惑同様、加計学園疑惑の構図も、
野党の追及等で、鮮明になっている !
加計学園疑惑の構図も、鮮明になっている。
安倍首相は、国家戦略特区諮問会議の議長を務めている。
獣医学部新設を1校に限るか、全国展開させるか、安倍首相の腹ひとつで、どうにでも決められることを、安倍首相自身が公言した。
その安倍首相が、「広域的に獣医学部のない地域に限り新設を認める」「1校に限り新設を認める」
「2018年4月開学を条件とする」という要件を定めて、加計学園だけが獣医学部を新設できるように国家戦略特区諮問会議を運営した。
12)加計学園だけが獣医学部を新設の「謀略行為」が、一気に
実行されたのが、昨年8月から本年1月だ !
その「謀略行為」が一気に実行されたのが、昨年8月から本年1月にかけてである。
元愛媛県知事の加戸守行氏が公言しているように、「10年来、今治市は加計ありきでやってきた」
のである。今治市の獣医学部新設=加計学園の獣医学部新設ということは、常識であった。
安倍首相は加計学園が今治市で獣医学部を新設する意向を有していたことを、構造改革特区の局面から知っていたと答弁している。
13)国家戦略特区において、今治市が、獣医学部新設の希望を
提示した時点で、加計学園だけの事は明白だ !
国家戦略特区において、今治市が、獣医学部新設の希望を提示した時点で、これが加計学園による獣医学部新設案件であることを認識していたことは間違いないと判断できる。
その安倍首相が、昨年7月以降、加計学園の加計孝太郎理事長と頻繁に飲食、ゴルフを共にし、しかも、その一部は、接待饗応を受けたものであることが判明している。
国家戦略特区における決定は、文字通り、加計学園に対する「便宜供与」、「利益供与」そのものであり、権力私物化=政治腐敗の典型事例である。
14)政治腐敗の典型事例の疑惑を払拭せずに、内閣改造を
行っても、安倍首相への信頼は回復しない !
この疑惑を払拭せずに、内閣改造を行っても何の意味も何の効果もない。
元TBS職員の山口敬之(やまぐち・のりゆき)氏は、安倍首相を絶賛する著書を刊行し、テレビ番組のコメンテーターとして、安倍首相を不自然に擁護、絶賛し続けた。
その裏側に、驚くべきスキャンダル潰しがあった。
準強姦容疑で、逮捕状が発付されながら、逮捕寸前に、警視庁刑事部長が逮捕取り止めを指示したのである。そして、山口敬之氏は無罪放免された。
被害者とされる女性が、事実経過を公表したために、この驚くべき事実が発覚したが、女性が公表に踏み切っていなければ、この驚くべき事実は、闇に葬られていた。
15)準強姦容疑で、逮捕状が発付されながら、
安倍首相のポチ・山口敬之氏は無罪放免された !
米国では、トランプ大統領の捜査妨害疑惑が、大問題とされているが、そのような疑惑の比ではない。
発付された逮捕状が、握り潰され、無罪放免にされたのである。
メディアが、この問題を追及しないのも極めて不自然である。
民進党では、安住淳氏が民進党議員による国会での追及を中止させたとも伝えられている。
安住淳氏は、この件について説明責任を果たすべきである。
安倍首相は「アベ友三兄弟疑惑」を払拭するための行動を何一つ示していない。
16)「アベ友三兄弟疑惑」から逃げ回るならば、
内閣総辞職は不可避である !
そうである以上、内閣支持率が回復することはないし、内閣総辞職は不可避である。
野党は憲法の規定に基づく早期の臨時国会召集を強く求め、召集される臨時国会において、アベ友三兄弟疑惑の全容を必ず明らかにしなければならない。
アベ友三兄弟疑惑の全容を明白にする、そうなれば、安倍首相は、辞任する以外に道はなくなるだろう。新しい内閣の寿命は、限りなく短いものになるだろう。
(参考資料)
安倍政権・財務省等は、森友学園による国有地取得に
不正がなかった事にする、工作をしている !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/04/06より抜粋・転載)
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1) 森友学園の土地取得問題に、安倍首相夫妻関与
の有無が最重要問題だ !
森友学園事案には、三つのフェーズがある。
第一は、森友学園の土地取得問題に、安倍首相および安倍昭恵氏の関与が、
あったのかどうかという問題。
第二は、森友学園に対する、1億3400万円での国有地払い下げが、「適正な対価による
譲渡ではない」のではないかという問題。
第三は、森友学園自体の不祥事である。
このうち、問題の発火点であり、かつ、本質は、第二の点にある。
そして、それに連動して、最重要の問題として浮上しているのが、第一の点だ。
2)安倍政権は、「枝葉」の問題である、森友学園の不祥事
に、すり替える作戦を、展開している !
3)安倍政権・財務省等は、森友学園による国有地取得に
不正がなかった事にする、工作をしている !
4)安倍政権は、検察を利用して、近畿理財局を不起訴
にさせ、国有地払い下げを正当化する可能性大だ !
安倍政権は、検察当局が、国有地払い下げが、背任に当たるとの告発に基づく操作によって、近畿理財局を不起訴になることを誘導し、これをもって、国有地払い下げを正当化することを、目論んでいると思われる。
安倍政権は、検察も会計検査院も裁判所も、人事権を通じて支配している。
自民党・自公政権下、日本に「法の支配」、「権力の分立」は、存在していないというのが現状である。本当に「おぞましい国」になり果てている。
5)安倍政権の不祥事を、森友学園の不祥事に、
すり替える作戦が、展開されている !
そして、メディアに対して、森友学園自体の不祥事に、焦点を当てる報道を、命じていると思われる。
森友学園が、補助金を不正に受領していた疑いを、クローズアップして、安倍政権の不祥事を、森友学園の不祥事に、すり替える作戦が、展開されている。
こうした情報誘導に、惑わされてはならない。
現時点での最大の核心は、安倍首相が、2月17日の衆議院予算委員会での質疑において、
「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」と発言したことにある。
6)森友学園への国有地払い下げは、明白な不正廉売であり、
国民に巨大な損害を与えるものである !
そして、財務省による森友学園への国有地払い下げは、明白な不正廉売であり、国民に巨大な損害を与えるものであるということが、問題の核心である。
単に、安倍首相が、「関与していたら総理を辞める」と発言したことを、針小棒大に捉えているのではない。安倍首相および安倍昭恵氏が、関与したと考えられる問題が、まさに政治の構造腐敗、政治と行政の癒着、政治の堕落を示す典型的な事例であるからだ。
この事案について、安倍首相が、「関与していたら首相も議員も辞める」と明言したことは、天祐と言うほかない。この「千載一遇のチャンス」を「生かす」ことが、重要なのである。
7)森友学園問題は、自公政権下の政治と行政の癒着、
政治の堕落を示す事例だ !
そのチャンスを生かすために必要なことは、野党の意志と行動力である。
とりわけ、民進党の意志と行動力が問われている。
この問題をうやむやに終わらせるなら、それは、民進党の死を意味することになるだろう。
新設小学校の建設を請け負った、藤原工業が森友学園を提訴した。
工事代金の支払いが、滞っていることが理由である。
この企業は、維新の会(隠れ自民党)とのつながりが強いと伝えられている。
8)維新の会・橋下徹氏・松井一郎氏の、
小学校設置認可にかかる責任は重大だ !
橋下徹氏、松井一郎氏の、森友学園・小学校設置認可にかかる責任は重大である。
維新の会・下地幹郎議員は、国会質疑で、「森友学園にはしごをかけたのは維新だ」と明言した。
この問題も精査される必要がある。
9)安倍首相が、大阪に出向いた際、夕食の会食場は、
冬柴大氏が経営する「かき鐵」だ !
10)安倍首相の大阪出張・会食には、首相秘書官の今井尚哉氏が同行している !
11)谷査恵子氏が、安倍昭恵氏案件を相談する場合には、
今井首相秘書官関与の可能性が高い !
12)安倍政権の家来・検察・会計検査院の判断とは別に、
客観事実を基に、判断すべきだ !
13)財務省は、消費税増税の延期を阻止するため、安倍首相
と取引をする構えも垣間見られる !
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