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前原氏と枝野氏は、民進党でなく、自公支援・新党代表候補になるべきだ !
悪徳ペンタゴンは、自民党体制を固定化するため、
民進党を意図的に「鵺(ぬえ)体質」にしているのだ !
(植草一秀の『知られざる真実』」:2017/07/30より抜粋・転載)
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1)メディアは、「安倍一強」なる誇大報道を継続したが、最近、
支持率20%台という実態が、露わになってきた !
2)自民党は、都議選で大惨敗し、仙台市長選挙で、自公候補者が落選した !
3)反安倍政権の野党・国民は、次期総選挙に向けての戦略、
戦術を構築しなければならない !
4)民進党は都議選で惨敗し、野田幹事長・蓮舫代表が辞任、
5)小沢一郎氏・鳩山由紀夫氏を悪徳10人衆が裏切り、
公約して、民主党の支持は、凋落した !
6)悪徳10人衆が執行部であるかぎり、民進党の支持は回復しない !
7)民進党の最大の欠陥は、基本政策方針があいまいであり、
反安倍政治の改革政策になっていない事だ !
8)今必要な事は、隠れ自民党議員と改革者議員が混在
する、民進党の分離・分割だ !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
9)アベ友3兄弟事案等で、安倍首相は、政治家として、
人としての信頼を失った !
日本の主権者は、安倍政治を、心底憎み始めている。
安倍内閣不支持の理由トップは、かつての「政策を支持できない」から、「安倍首相の人柄が信用できないから」に転換している。安倍首相は、政治家として、人としての信頼を失ったのである。
当然の現実であるが、失った信用、信頼は、簡単には回復しない。
安倍政権が崩落する、「必要条件」は整った。問題は「十分条件」が整っていないことだ。
十分条件とは何か。
10)賢明な国民が期待しているのは、
改革の野党勢力を、明確に構築することだ !
それは、新たに政権を担うことのできる、「たしかな改革の野党」勢力が、明確に誕生することだ。
安倍自民の人気は、凋落しているが、民進党の人気は、それよりもはるかに深刻に、凋落している。
このまま総選挙に突き進んでも、新政権は樹立されない。
主権者国民の強い信頼、強い期待を牽引する、存在・改革派政党が、ないからだ。
その問題の核心が、民進党に対する、主権者国民の信認、信頼の完全崩壊である。
2009年の政権交代の偉業を主導した、小沢一郎氏と鳩山友紀夫に弓を引いて、権力を強奪したのが、上記の悪徳10人衆である。
この悪徳10人衆が、民進党の実権を握って離さない。
11)民進党凋落持続の理由は、悪徳10人衆が、
民進党の実権を握って離さない事だ !
これが、民進党凋落持続の基本背景である。
都議選で、民進党がほぼ消滅しかけたのは、この問題に対する、明確な解答を、民進党が示せないからである。このことに対する考察もなく、ただひたすら、党首というポストに群がり、ポスト争いに明け暮れているのが、今の民進党である。
原発、戦争法、格差拡大=消費税増税を、容認する悪徳10人衆を、主権者国民は、絶対に支持しない。だから、いまのまま進んでも、代表選後の民進党が、浮上することはない。
いま必要なことは、基本政策方針を明確にすることだ。
*凋落(ちょうらく):しぼんで落ちる事。
12)反安倍政治の基本政策を明確化すれば、
民進党は、必ず分離するはずである !
基本政策方針を、明確にしようとすれば、民進党は、必ず分裂、分離、分解されることになる。
当たり前のことだ。この当然のプロセスを忌避するべきでない。
同時に、この問題は、連合に波及する。
連合のなかにも、原発推進、戦争法肯定、弱肉強食容認の勢力が存在する。
原発廃止、戦争法廃止、弱肉強食阻止=消費税増税反対の勢力と同居していること自体がおかしい。
水と油、清冽な地下水と汚れたヘドロ油が、同居しているのが、民進党であり、連合なのである。
日本の政界再編、二大政党体制構築の青写真は、2種類ある。
悪徳ペンタゴンが狙う事は、ひとつは、第一自公と第二自公による二大政党体制だ。
米国の民主、共和両党による二大政党制に近い。
13)悪徳ペンタゴンは望まない事は、
自公と反自公による二大政党体制だ !
この体制では、どちらに転んでも「大資本のための政治」が基本になる。
悪徳ペンタゴンは望まない事だが、もうひとつの二大政党体制は、自公と反自公による二大政党体制である。原発稼動、戦争法施行、消費税増税を阻止しようとする勢力と自公勢力とが真正面から退治する二大政党体制だ。我々が目指すべき道が、後者であることは言うまでもない。
小池国政新党ができても、衆院総選挙の小選挙区で、自公と小池国政新党と「安倍政治を許さない政策連合」が、一人ずつ候補者を擁立するとき、誰が有利になるのかを、考えてみるべきだ。
自公と小池国政新党は、基本政策方針がほぼ同一である。
14)自公と小池国政新党は、基本政策方針は
同類であり、改革政党・勢力と対立する !
だから、主権者の票を、食い合いのは、自公と小池国政新党ということになる。
「安倍政治を許さない政策連合」統一候補が、衆院選小選挙区で、俄然当選の可能性を急上昇させることになる。「みんなが、まとまって、この難局に立ち向かおう」と考えるほど、馬鹿馬鹿しいことはない。政党は、政策を基軸に終結する組織であり、水と油がひとつの政党に同居すること自体が、そもそも間違いなのである。
政策の明確化という、何よりも重要な問題を考察も論議もしないで、「私が代表になりたい」という個人的な欲望だけが、前面に出てくる、この民進党に、残念ながら明るい未来はない。
15)悪徳10人衆は、離党して、自民党に合流するか、
隠れ自民党を結成すべきだ !
悪徳10人衆は、安倍政権の基本政策路線を肯定するのだから、この人たちだけが民進党を離党して、日本維新の会のような、明確に自公政権を支える新政党を樹立するべきだろう。
そのような政党であれば、前原氏でも枝野氏でも、党首がとてもよく似合うことになるだろう。
民進党を分離・分割して、主権者の側に立つ勢力が独立することが強く望まれる。
主権者国民の支持を一気に集める本格斬新新党の創設がどうしても必要である。
そのための活動を急加速させねばならない。
(参考資料)
悪徳ペンタゴンは、自民党体制を固定化するため、
民進党を意図的に「鵺(ぬえ)体質」にしているのだ !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/10/24より抜粋・転載)
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1)東京・福岡の衆院補欠選挙が実施され、いずれの選挙でも民進党候補が落選した !
2)蓮舫−野田佳彦新体制の民進党は、重要選挙で3連敗となった !
3)蓮舫・野田佳彦新体制は、野党共闘にも背を向け、
民進党の大敗となり、責任が問われることは必至だ !
4)新潟県知事選・衆院補選結果から、今後の安倍政治打倒の戦略が明白になった !
5)政策を基軸に、党派を超えて、主権者が主導して、
一選挙区一候補者の体制を構築することが重要だ !
6)主権者の反鵺・民進党の意思は一段と強まり、連合を
「労働組合」と「御用組合」に分離する事が必要だ !
7)悪徳ペンタゴンは、自民党体制を固定化するため、
民進党を意図的に「鵺体質」にしているのだ !
安倍政治に対峙する政治勢力が、大きく育つことを阻止するために、民進党を意図的に「鵺(ぬえ)体質」にしているのだと推察される。
「野党共闘を阻害しているのは、共産党である」とのイメージ操作が展開されているが、野党共闘に対する、主権者の信頼が育たない最大の原因は、民進党の政策が不明確な点にある。
民進党を、「隠れ与党勢力」と「革新勢力」に分離して、「革新勢力」を独立させれば、野党共闘は円滑に進む。
補足説明:
★鵺(ぬえ):妖怪の名称である。今でも、正体不明の存在の事を「鵺」と表現する。
★悪徳ペンタゴン(悪徳五角形):
日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。
★隠れ自民党とは ?
安保法案に賛成、安倍内閣不信任案に反対、「日本収奪の最終兵器」・TPPに賛成の日本維新の会(元・おおさか維新)・新党改革・日本のこころを大切にする党(元・次世代の党)・日本を元気にする会は、看板だけの野党で、正体は、隠れ自民党で〜す !国民騙し上手は、安倍首相並みです。
8)鵺・民進党から「革新勢力」を独立させれば、
野党共闘は円滑に進むのだ !
主権者が求めているのは、大資本のための政治ではなく、主権者のための政治である。
具体的には、原発稼働阻止、集団的自衛権行使阻止、TPP不参加、辺野古米軍基地建設阻止
消費税増税阻止、を求めている。
これらの政策が実現することが重要なのであり、どの政党が加わるのかは重要でない。
したがって、次期総選挙に向けては、主権者が主導して統一候補を選定することが重要になる。
民進党の候補者を除外はしないが、各候補者が示す、政策公約を基軸に統一候補を選定することが重要になる。民進党候補の政策公約が、主権者の求める政策と異なる場合には、この候補者は、主権者統一候補にはなり得ない。
9)反安倍政治の政策の人物・主権者側の候補こそ、
「オールジャパン候補」なのだ !
自公と類似した、政策公約を掲げる民進党候補が出馬し、これとは別に、主権者勢力の候補者を擁立する場合、票の食い合いは、自公候補と民進党候補の間で発生する。
主権者側の候補には、有利な状況が生まれる。
この主権者側の候補こそ、「オールジャパン候補」なのだ。
したがって、民進党を含めて候補者を一本化することに固執する必要はない。
民進党候補でも、基本政策で一致する候補者はオールジャパン候補になり得るが、基本政策が一致しない候補者は、自公サイド、安倍政権サイドの候補者であり、この候補を含めて候補者を一本化する必要がない。
10)自公と類似した、政策公約を掲げる民進党候補には、
反安倍政治の国民は投票しない !
民進党は、次の衆院選でさらに壊滅状態に移行することになるだろう。
民進党が自己改革しないなら、民進党抜きの主権者連合構築、オールジャパン体制構築を進めるべきである。
結局のところ、民進党自身の存立問題に発展するから、民進党の自己改革、自己変革、分離が促進されることになるだろう。
☆民進党が「隠れ与党勢力」と「革新勢力」に分離すること
によって、日本政治に大いなる活力が生まれることを改めて確認しておきたい。
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