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7・25・参院閉会中審査 ! 安倍首相の釈明「特区を取り違え」(下・完)
NHK等が超短縮報道する、野党の見解は ?
(www.asahi.com:2017年7月25日15時16分より抜粋・転載)
参院予算委員会の閉会中審査が、7月25日午前9時から始まった。
学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題や南スーダンに派遣された、陸上自衛隊の日報に関する問題をめぐって、安倍晋三首相らが答弁する。
◆特集:加計学園問題
◆安倍首相、加計の申請「今年、1月20日知った」、新たな焦点に浮上
参考人として前川喜平・前文部科学事務次官、和泉洋人・首相補佐官、内閣府の藤原豊・元審議官、加戸守行・前愛媛県知事、首相秘書官だった柳瀬唯夫・経済産業審議官、国家戦略特区ワーキンググループ(WG)の原英史委員も出席する。
質問するのは自民党の青山繁晴氏、民進党の蓮舫氏と桜井充氏、公明党の河野義博氏、共産党の小池晃氏、日本維新の会の浅田均氏、自由党の森ゆうこ氏、無所属の松沢成文氏。
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
〈午前10時6分〉
青山氏(自民党)が、北朝鮮による日本人拉致問題について、今の日本政府の拉致問題対策本部を改組し、より強力な首相直轄の組織として官邸に置き、拉致問題担当相に北朝鮮との交渉を担当させるなど、交渉は常に政治家が行うべきだと提案する。
安倍首相は、「拉致問題は安倍内閣の最重要課題だ。先頭に立って全力を尽くす」などと答弁した。
〈午前10時〉
青山氏が南スーダンに派遣された陸上自衛隊の日報問題について取り上げる。稲田朋美防衛相が「日報に関して私は当初から公開すべしという立場を取ってきた」「一貫して開示すべきだという立場を貫いてきた」と強調した。「隠匿や非公表にするという指示はあり得ない」
〈午前9時57分〉
加計学園の獣医学部新設をめぐる文科省の内部文書について首相は「省庁間の調整が直接行われた。言った、言わないの、水掛け論になっている。調整プロセスが透明性に欠け、疑念を招いた」
〈午前9時54分〉
前川・前文科省事務次官が、「加計ありきで、特区が曲がった形で使われた」と反論した。
〈午前9時52分〉
加戸氏(前愛媛県知事)が、文科省の後輩でもある前川氏について「気骨がある」と評価しつつ、「なぜ虚構の話をするのか」と発言した。
〈午前9時40分〉
安倍首相が答弁に立つ。「加戸前知事がおっしゃったように、昭和41年を最後に獣医学部が新設されていない」とし、鳥インフルエンザなどの課題を列挙。「時代のニーズに合わせて規制を改革するのはゆがんだ行政をただすことだ」
一方で、「国民の皆さまにご納得いただいていないのは事実」だとして、「丁寧に説明する」とも。
〈午前9時35分〉
再び加戸氏の答弁。獣医学部新設について「今治の未来を託した」
〈午前9時27分〉
青山氏の質問に対し、加戸氏が答弁した。今治市の獣医学部新設の先頭に立っていたとし、「(疑惑の)ぬれぎぬを、晴らしたいと参上した」。さらに愛媛県議と加計学園事務局長が同級生だったなどとも説明した。
〈午前9時25分〉
青山氏「なぜそのような説明をしなかったのか」
安倍首相「至らぬ点があったと率直に認めなければならない」
〈午前9時16分〉
青山氏が「前川さんの胸の中で『加計ありき』であって、思い込みと言わざるを得ない」と指摘。
続けて、前日の衆院予算委員会で首相が加計学園が申請したことを知ったのは今年1月20日の国家戦略特区諮問会議だったとした首相答弁を取り上げる。
安倍首相は、「改めていつ、何をどのように知ったか説明する」と述べ、答弁を始める。獣医学部の新設の提案者は「今治市」で、「加計学園ではない」と指摘。今治市の提案は知りうる立場だが、数十件の提案の一つにしか過ぎず、実際には今治市の提案については「認識していなかった」と説明。その後も事業主体が誰かについては提案者の今治市から説明はなく、「加計学園は承知していなかった」と強調した。「今年1月20日に認定したときに初めて知った」と述べた。
加計孝太郎(かけ・こうたろう:安倍首相の腹心の友)理事長について「獣医学部を作りたい、今治にという話はなかった。そういう関係だからこそ友人として長いつきあいができた」
〈午前9時11分〉
青山氏は、首相の意向で「加計ありき」で決まっているとしたのは前川氏ではないかと指摘する。
前川・前文科省事務次官は、「私の理解では、初めから加計ありきだった」と反論した。
「和泉補佐官に呼ばれる以前に、内閣官房参与で加計学園理事である、木曽功氏の訪問を受け、よろしくと言われた」などと説明し、「加計ありき」は、文科省でも共通認識になっており、内閣府も同じだったなどと強調した。
〈午前9時7分〉
加計学園に話題を移す。前川氏に対し、和泉補佐官と会った日時が、変遷している点を指摘した。「どれが本当なのか?」
前川氏は、獣医学部新設の件で最初に呼ばれたのは、「(昨年)9月9日15時ごろ。これが正しい」と説明。「9月5日」とメディアのインタビューで答えたことについては、加計学園とは別件だったとし、「単純ミスだった」と釈明した。
〈午前9時5分〉
青山氏が、安倍首相に治水を含む防災も危機管理だとして、見解を問う。首相は、行方不明者の捜索に全力を尽くし、インフラの復旧や生活再建に全力で取り組むと決意を語る。「今後も国民の生命と財産を守るため、ハード、ソフト一体となった対策に取り組み、国土強靱(きょうじん)化を進める」
〈午前9時〉
参院予算委員会が始まる。委員長や自民党の山本一太氏。最初の質問は自民党の青山氏。九州北部の豪雨災害から取り上げる。
〈午前8時55分〉
閉会中審査が行われる参院第1委員会室。安倍晋三首相らが、着席する。
(参考資料)
T 「うそのために過去の答弁を修正するのは『丁寧な答弁』ではない」
安倍総理答弁について蓮舫代表
(www.minshin.or.jp:2017年7月25日より抜粋・転載)
民進党の蓮舫代表は、7月25日、加計学園問題についての参院予算委員会での質疑後に国会内で記者団の取材に応じた。
集中審議での質疑を通して国民の疑念は晴れたのかと問われると、「残念ながら疑念は深まった。私たちや国民が求めているのは丁寧な口調ではなく、確たる記憶や動かない証拠だ。
しかし確実なものは何一つ出てこなかった。特に『1月20日に加計学園が実施主体だと知った』という答弁は実はうそだったと今日明らかになった。うそを守るために、過去の答弁をすべて修正していくというやり方は、『丁寧な答弁』とは思えない」と述べた。
稲田防衛大臣の日報に関する新たな情報が防衛省内部から流出していることについては、「ゆゆしき事態だ。稲田大臣は『統制が取れている』と言っていたが、ではなぜ次々と新たな情報が内部から漏洩するのか。なぜ陸上自衛隊員と思われる方がインタビューに答えているのか。これは大臣に対する不信感と内部告発だと思う」と答えた。
臨時国会の召集時期について明確な答えがない中、今後どうやって疑念を晴らしていくのかという問いには、「『丁寧に説明をする』と何度も言った総理の言葉は重い。引き続き予算委員会や関連委員会、あるいは臨時国会で説明を求めていきたい」と語った。―民進党広報局−
U 安倍首相の答弁が大破たん !
加計申請「知ったのは1月20日」従来答弁をくつがえす !
参院閉会中審査、小池書記局長が追及 !
(www.jcp.or.jp:2017年7月26日より抜粋・転載)
安倍晋三首相の親友が理事長の学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設問題や稲田朋美防衛相の「日報」隠ぺい疑惑をめぐり、7月25日、参院予算委員会で閉会中審査が開かれました。
日本共産党の小池晃書記局長は、安倍首相が同学園の獣医学部新設の要望を知ったのは今年1月20日だったとしたことについて、従来の答弁では愛媛県今治市が国家戦略特区に申請した2年前に知っていたことになっていると指摘。「明らかに虚偽答弁ではないか」と安倍首相の責任を追及しました。
◆加計理事長、相次ぎ大臣に面会 !
安倍首相は、7月24日の衆院予算委で加計学園の意向を知ったのは、同学園が事業者に認定された今年1月20日だと答弁。小池氏は、安倍首相が国会で▽「特区に申請した段階で、当局から説明をうけるわけで、当然、総理大臣として知りえた」(5月9日)▽「申請を今治市とともに出された段階で承知した」(6月5日)と述べていたことを紹介。
今治市が申請したのは2015年6月であり、「2年前の6月には知っていたのではないか」
と指摘しました。
安倍首相は、適切に答えられずに何度も中断。結局、「知りうる立場にあったが、実際には認識しなかった」「申請を決定する段階(今年1月20日)で承知をした」と、従来の答弁を修正しました。小池氏は、「すべての委員会で答えてきたことを全部ひっくり返すような話だ。(審議を)やり直さないとダメだ」と求めました。
また小池氏は同学園の加計孝太郎理事長が、山本有二農林水産相、山本幸三地方創生担当相と昨年8月から9月にかけて面会したことを指摘。両氏は面会で獣医学部の話が出たことを認めました。「2人の大臣に獣医学部の話をしたのに、何度も加計氏に会っている首相がなぜ知らないのか」と追及。加計氏の証人喚問を求めました。
小池氏は、特区決定のプロセスに「一点の曇りもない」とする安倍首相の説明を撤回するよう迫りました。撤回を拒否した安倍首相に小池氏は「国民は不信を強めている」と批判しました。
◆陸自日報の隠蔽問題:隠ぺい政府ぐるみ、国会で真相解明を
南スーダンPKO(国連平和維持活動)の「日報」隠ぺい問題で小池氏は、廃棄したとされた「日報」データが陸上自衛隊内に保管されていたことに関し安倍首相が「報告を受けていない」としていることについて、自衛隊の最高指揮官としての責任を追及しました。
同問題が報道(3月15日)されてから4カ月以上が経過しても、いまだに報告も求めていないのかとただした小池氏に対し、安倍首相は、特別防衛監察中だとして「事情を聞くことはしていない。監察結果を待ちたい」と答弁しました。
小池氏は、「銃声が響く中で自衛隊が命がけで送った報告を握りつぶしていたかもしれない話を放置して隊員の命が守れるのか。重大事案の報告も受けず確認もしない。
自衛隊の最高指揮官としての資格が問われる」と批判。監察を指示した稲田朋美防衛相が隠ぺいに関与した疑惑で調査を受けるなど、「監察そのものの信頼性と正当性が完全に崩れている」と指摘しました。
安倍首相は「監察が終わって報告を受けるのが手順」というだけ。小池氏は「政府ぐるみで隠ぺいするなら国会が真相解明の役割を果たすしかない」と述べ、稲田氏ら関係者の証人喚問を求めました。
V 小沢・自由党代表の主張: 加計学園問題「とっくに総辞職の内容」
(www.excite.co.jp:2017年7月12日 15時10分より抜粋・転載)
エキサイトニュース: 自由党の小沢一郎代表は、7月16日、記者団の質問に答え、学校法人加計学園への獣医学部新設を巡り「総理の御意向」などの文書が確認されたことを受け、この疑惑問題について「とっくに総辞職の内容だ」としたうえで「韓国の朴槿恵(パククネ)前大統領以上の問題」と指摘した。
またこの問題は「権力の濫用を超えている。最終的には国民の責任だが(総辞職に追い込むのは)野党の責任」と総辞職に追い込めていない野党にも責任がある旨の認識をうかがわせた。
また、小沢代表は今国会について「長かったけど長いだけ。我々にとって実のある結果はなかった」とし、安倍一強については「好き勝手やっている」とし「1強というが(政権交代後の)民主党もそうだった。いつでも政権がひっくり返る、それが小選挙区制」とも。
ただ、次期総選挙について、統一候補のメドを聞かれた小沢代表は「今のままなら無理。昨年夏の参議院選挙で1人区の選挙区で11勝ったというが、敗けは負け。3分の2を取られている」とし「認識が甘い」と自公政権に勝つためには、野党共闘の一層の団結が必要な旨うかがわせた。
(編集担当:森高龍二)
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